The Allman Brothers Band / At Fillmore East
1月24日、オールマン・ブラザーズ・バンドのオリジナル・メンバーでドラマーのブッチ・トラックスがなくなられたそうです。享年69歳。テデスキ・トラックス・バンドで大活躍のデレク・トラックスは彼の甥にあたります。
オールマン・ブラザーズ・バンドと言えば、デュエイン・オールマンとディッキー・ベッツによるツイン・リード・ギターと共に、ジェイモーとブッチ・トラックスによるツイン・ドラムが売り物でした。特にジェイモー&ブッチのツイン・ドラムはサザン・ロックの代名詞として後々まで多大な影響を与えました。
写真は言わずと知れた彼らの代表作となる「At Fillmore East」。ライヴ盤として全てが優れているのはもちろん、ツイン・ドラムのダイナミズムを最も味わえるのもこの作品。
ちなみに私が学生時代、初めて聴いたオールマンも、初めて聴いたサザン・ロックもこのアルバムでした。思いのほかブルースだし、意外にジャズだったりで、驚いたのを覚えています。あと、インプロ炸裂の長尺曲の数々にはまりましたね。当初はやはりギター、特にデュエインに注目していましたが、徐々にバンド全体の持つ混然とした一体感に身も心もどっぷり浸かっていきました。それこそこのライヴ盤の凄み。そしてそれを支えるのが、力強い推進力で複雑な曲展開をも駆け抜ける、ジェイモー&ブッチ・トラックスによるツイン・ドラムなのです。
久々にこの名盤を聴いて、これぞサザン・ロック!なツイン・ドラムに酔いしれたいと思います。
ブッチ・トラックスさん、安らかに。
1月24日、オールマン・ブラザーズ・バンドのオリジナル・メンバーでドラマーのブッチ・トラックスがなくなられたそうです。享年69歳。テデスキ・トラックス・バンドで大活躍のデレク・トラックスは彼の甥にあたります。
オールマン・ブラザーズ・バンドと言えば、デュエイン・オールマンとディッキー・ベッツによるツイン・リード・ギターと共に、ジェイモーとブッチ・トラックスによるツイン・ドラムが売り物でした。特にジェイモー&ブッチのツイン・ドラムはサザン・ロックの代名詞として後々まで多大な影響を与えました。
写真は言わずと知れた彼らの代表作となる「At Fillmore East」。ライヴ盤として全てが優れているのはもちろん、ツイン・ドラムのダイナミズムを最も味わえるのもこの作品。
ちなみに私が学生時代、初めて聴いたオールマンも、初めて聴いたサザン・ロックもこのアルバムでした。思いのほかブルースだし、意外にジャズだったりで、驚いたのを覚えています。あと、インプロ炸裂の長尺曲の数々にはまりましたね。当初はやはりギター、特にデュエインに注目していましたが、徐々にバンド全体の持つ混然とした一体感に身も心もどっぷり浸かっていきました。それこそこのライヴ盤の凄み。そしてそれを支えるのが、力強い推進力で複雑な曲展開をも駆け抜ける、ジェイモー&ブッチ・トラックスによるツイン・ドラムなのです。
久々にこの名盤を聴いて、これぞサザン・ロック!なツイン・ドラムに酔いしれたいと思います。
ブッチ・トラックスさん、安らかに。