大分県豊後高田市田染路にある
国宝「富貴寺」
平安後期の建築で、天台宗の古刹です。

写真は11月30日に訪ねた時のものです。
優美な姿の富貴寺大堂は
写真を撮ることもでき、四季折々の様子を見ることができますが、
内部は行った人しか見ることができません。

撮影は禁止なので、
これはパンフレットから写したものです。
中央に阿弥陀如来が安置されています。
内部の壁面には仏像絵が描かれています。
人が訪ねると御堂の左右の扉が開け放たれます。
なんと無防備なことでしょう。
冷たい風も吹き抜けます。
初めてこの御堂に上がった時、もう何年も前になりますが、年月を経た歴史の重みをひしと感じましたが、
あまりにも自然に任せた管理に不安も覚えました。
今回も同じようでした。
近くにある「真木大堂」の仏様達はガラスの部屋に入れられて温度も管理にされています。
その状態にも違和感はありましたが、
仏像が守られることは確かでしょう。
富貴寺の阿弥陀如来も壁の絵も、かつては極彩色だったことでしょう。
今は色あせて、はげ残った金箔が往時を偲ばせます。
どちらがいいかなんてことは、私には分かりませんが、
阿弥陀如来像に手を合わせながら、こんなことを思いました。
国宝「富貴寺」
平安後期の建築で、天台宗の古刹です。

写真は11月30日に訪ねた時のものです。
優美な姿の富貴寺大堂は
写真を撮ることもでき、四季折々の様子を見ることができますが、
内部は行った人しか見ることができません。

撮影は禁止なので、
これはパンフレットから写したものです。
中央に阿弥陀如来が安置されています。
内部の壁面には仏像絵が描かれています。
人が訪ねると御堂の左右の扉が開け放たれます。
なんと無防備なことでしょう。
冷たい風も吹き抜けます。
初めてこの御堂に上がった時、もう何年も前になりますが、年月を経た歴史の重みをひしと感じましたが、
あまりにも自然に任せた管理に不安も覚えました。
今回も同じようでした。
近くにある「真木大堂」の仏様達はガラスの部屋に入れられて温度も管理にされています。
その状態にも違和感はありましたが、
仏像が守られることは確かでしょう。
富貴寺の阿弥陀如来も壁の絵も、かつては極彩色だったことでしょう。
今は色あせて、はげ残った金箔が往時を偲ばせます。
どちらがいいかなんてことは、私には分かりませんが、
阿弥陀如来像に手を合わせながら、こんなことを思いました。