日出町豊岡の背後の山々、鹿鳴越連山に連なる
綺麗に咲いていました。
ミヤマキリシマは、九州の高山に見られる
ちょっと遠回りしながら、
山田は、棚田の広がる山郷です。
経塚山へミヤマキリシマを見に行きました。
綺麗に咲いていました。
ミヤマキリシマは、九州の高山に見られる
天然記念物に指定されているツツジです。
経塚山は、標高610Mで、
霧島山や、九重山に比べても標高が低いのですが、
山頂にミヤマキリシマが群生している山として知られています。
花の咲くのも他の地に比べてひと月早く、
5月上旬から咲き始めます。
前回行ったのは、7年前の丁度同じ日で、
2016年5月9日にブログをアップしています。
山頂に看板があるのですが、
新しい物になっていました。
花の写真が加わって、文字も読みやすくなっていました。
山頂からの景色です。
生憎、前日降った雨の名残か、
視界は良くありません。
経塚山って山の名前にしては変わっていると思ったのですが、
山頂付近の道標に法華寺へ行く道との分岐があり、
この山が寺の奥の院にあった経塚から名付けられたと知りました。
経塚山へ登るルートも二、三あるようですが、
私たちは車で山のすぐそばまで行きました。
そこからはほんの10分も登らない距離です。
帰りに
ちょっと遠回りしながら、
杵築の茶畑を見たり、
もみじの赤い竹とんぼみたいな可愛い種を見つけたりしながら、
山田湧水に寄って、
美味しいお水を飲んできました。
山田は、棚田の広がる山郷です。
山田湧水から経塚山へ登るルートもあって、
戦国時代、宣教師のフランスシスコ・ザビエルが通ったという道もあります。
今は整備されてこのようですが、
昔は草深い細い道だったことでしょう。
帰りにはもちろんおやつも、
山から日出の町まで降りてきて、
「インディゴ」の季節のパフェをいただきました😋
とても長くなりましたが、
最後にこぼれ話を一つ、
ミヤマキリシマ(深山霧島)の名前ですが、
今話題の植物学者牧野富太郎博士ですが、
なんと、博士が1909年、
霧島へ新婚旅行で訪れた際発見して、
「深い山に咲くツツジ」という意味で
「ミヤマキリシマ」と命名したということです。
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