先日埋蔵文化センターで興味深い物をみてきました。
鳥船付器台
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装飾須恵器の一種で、舟、人物、鳥、龍(?)が、重層的に配置されることから、死者が船に乗り鳥に導かれながら黄泉の国へ旅立つ情景を表したものと考えられています。古墳時代の死者に対する思いや死生観を表現した他に類のない貴重な資料です。
国東市出土 6世紀末〜7世紀前半
私はこれをみて一つのモラを思い出しました。
SOUL BIRD AT JOURNEY'S END
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「MOLAS」FOLK ART OF THE CUNA INDIANSより
人が死ぬとblackbirdが魂をsoulboatに導き、
最後の長旅になるskyworldに出る、というものです。
人の考えることは太古よりそう違わないのだと思いました。
私の手持ちのモラは
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随分簡略化されていますが、葬送の鳥だと思います。
鳥船付器台
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装飾須恵器の一種で、舟、人物、鳥、龍(?)が、重層的に配置されることから、死者が船に乗り鳥に導かれながら黄泉の国へ旅立つ情景を表したものと考えられています。古墳時代の死者に対する思いや死生観を表現した他に類のない貴重な資料です。
国東市出土 6世紀末〜7世紀前半
私はこれをみて一つのモラを思い出しました。
SOUL BIRD AT JOURNEY'S END
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「MOLAS」FOLK ART OF THE CUNA INDIANSより
人が死ぬとblackbirdが魂をsoulboatに導き、
最後の長旅になるskyworldに出る、というものです。
人の考えることは太古よりそう違わないのだと思いました。
私の手持ちのモラは
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随分簡略化されていますが、葬送の鳥だと思います。
私も説明を見なければなにかわからなかったと思います。
造形が目を引きました。
現在、県の美術館は街中にありますが、以前はここがそうでした。
芸術会館といわれていました。
鳥は自由に空を飛べるから、
きっと行ってほしいところに思いを託すのでしょう。
人の気持ちはそうですよね。
国や文化は違っても畏敬の念は同じかもしれません。
おいしいランチ、ゆったりとしたコーヒータイム、そして埋蔵文化財センターと充実した一日が過ごせてよかったですね。
鳥船付器台、説明を聞いて納得しました。
時代や国を問わず、人の考えることは同じなんですね。
埋蔵文化センター、移転したんですね。
まるで子どもの粘土細工のようなぎこちなさが余計にその思いが伝わってきますね。死者に迷うことなく、無事に黄泉の国まで行ってほしいと思うのは、残された者の変わらぬ願いですね。土器にもモラにも鳥がありますね。やっぱり鳥は空高く飛び、太陽に近いからでしょうかね。
鳥船付器台を見てびっくりしています。
古墳時代にあんなに凄いものを作る技術が
あったんなんて。それにモラの「Soul Bird」の伝説と
そっくりですね。
人間は人が亡くなったあと、死者を弔い
旅立つ時に、国や文化が違っても
同じような考えを持つのですね。。。