冬の間、紫陽花の鉢の下で息を潜めていたユキノシタが大きな葉に育ち花を咲かせています。
ユキノシタによく似た花に、ジンジソウがあります。
猪の瀬戸湿原に行くと見られるのですが、
同じユキノシタ科でも、
花期は違ってジンジソウは9ー10月です。
雨があがって庭を見ると、どの植物も生き生きとしています。
私は特に柿の若葉が好きで、
毎年若葉には見惚れていますが、ついぞ花に目がいったことがなかったと思い、花を探しました。
地味ですが、これが花なんでしょうね。
昨年は実の成らない年でしたが、
今年は花がたくさんついているので、
美味しい柿が実ることでしょう。
あれって思って、葉をのけてみると、
花の周りに4片の萼があるのがわかりました。
ふーん、こんなふうになっているのか。
調べてみると、柿の花は雄花と雌花があって、
花の形が違い、これは雌花になります。
花弁とがく片と柱頭からなり、
花が終わると茶色になって、落花後、がく片の中に柿の幼果ができるそうです。
4裂したがくは、柿の実のへたになります。
我が家の柿の花の中にももう茶色になったものがあるので、ここに柿の子どもが生まれるのですね。💕