外出の時いつも通る道に、
大きな崖があるのですが、
海からの風を受けて、様々な植物が風に揺れます。
源平小菊がびっしりと生え、中にシダの類やツワも所々、
そしてこれからは紫蘭が優勢になっていきます。
私はここを通るのが好きです。
崖の下の方で見つけた小さな白い花が可愛くて摘んできました。
おやつの時間の花になりました。
蕾が丸くて可愛いです。
この時はこの花の名前を知らなかったのですが、後でマルバウツギとわかりました。
「豊の国 大分の植物誌」という本の存在を思い出したからで、
調べてみるとありました。
500ページにもなる立派な本で、
大分の自然に生きる植物が網羅されています。
しばらくこの存在を忘れていたのですが、
これからはバイブルになりそうです。
マルバウツギがなぜこんなところにと思いますが、この崖を過ぎ、海に沿った道に親木があるので、風に種が飛んできたのでしょう。
紫蘭もあちこちで目につくようになりました。
元々は庭に植えられたのでしょうが、
生命力の強い蘭なんですね。