平成二十年十一月(九州)場所(於・福岡国際センター)は、中日(八日目)。昨日に続いて満員御礼。
今日は定例の理事会が開かれ、8年連続給与の据え置きが決まった。野球やサッカーに比べると低い給与ではあるが、注目度も低いわけで、世間の目が厳しい時に声高に昇給を訴えるところが、“世間から隔絶された世界”と言えないだろうか。
日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会
・幕下
深尾が栃の山を破って勝ち越し。栃の山は残念…。
臥牙丸も翔傑を破って勝ち越し。
藤本を破り、青馬勝ち越し。昔「安大葉」ってのがいたけど、こちらも「あおば」らしい。
旭秀鵬(東16)は4連敗負け越し。
隆の山を破り、琴国勝ち越し。
蒼国来(西4)は3敗目。ちょっと苦しいか?
☆4勝
大雷童(東3)・琴国(東10)・青馬(西19)・臥牙丸(西32)・深尾(東36)・千昇(東42)・大翔山(西49)
・十枚目(十両)
市原が五分に戻し、北桜は3敗目。
四ツ車は五分に戻った。
春日王を下し、新十枚目の翔天狼が勝ち越し。
琴春日が6勝目、若荒雄も6勝2敗に後退。
若麒麟が五分。山本山は勢い止まって2敗。
岩木山7勝目、旭南海は五分。
土佐豊が保志光を打っ棄って3勝目。
若天狼も3勝目。とりあえず十枚目は残留?
7連勝と飛ばしていた玉鷲だが、今日は豊桜に何も出来ず1敗。
☆全勝
翔天狼(西9)
☆1敗
岩木山(東2)・玉鷲(西4)
☆2敗
山本山(西3)・若荒雄(西7)・琴春日(東11)
岩木山が不気味な存在。
本日誌を開いて4回目になる、十枚目年間最多勝“争い”。現在の対象力士を示す。勝ち星の多い順に並べた(シコ名・十枚目での年間勝敗・今場所の星取を示す)。
玉鷲 43-25 ○○○○○○○●
北桜 41-42 ○○○●○●○●
豊桜 41-42 ○●●●○●○○
白乃波 40-43 ●●○●○○●○
保志光 39-44 ●●○●●●○●
潮丸 38-45 ●○●○○○●○
猛虎浪 38-45 ○●●○●○●●
以下圏外
霜鳳 35-33 ●●●○○○●●
旭南海 35-33 ○○○●○●●●
首位の玉鷲が敗れたが、2位の北桜も敗れたので2差は変わらず。豊桜が兄・北桜と並んだ。残りは7日、霜鳳と旭南海が圏外に去って7人。
幕内の正面解説は、武蔵丸改メ振分親方。引退から今日で丸5年、本来は私人に戻っているところだが、「振分」を借りて残っている。でも、委員待遇を外れて、今日からは横綱としては異例の平年寄になっているわけで…。
貴乃花が最後の優勝を決めた、平成13年のあの決定戦。櫻井の庄之助親方は良いとして、時計係が山本被告ではないか。時代を感じるなあ…。
・幕内
最初から高見盛。今日は白星で6勝目。
若い将司を、ヴェテラン土佐ノ海が下して6勝目。
押す豊真将を、嘉風土俵際で辛くも残す。離れた豊真将も残す。嘉風の攻勢に、豊真将たまらず土俵を割る。まるで「つっぱり大相撲」張りの攻防で、嘉風6勝目。
光龍の叩きにバッタリ、北太樹はおはぎ8つで負け越した。
黒海の「黒」は鬚が濃いから…ってわけではないだろうが、肌が弱いのに鬚が濃いのは厄介だ。栃煌山に肩透かしを食らって、2敗。
武州山が豪風を破って、五分。ちょっと腰が高いので、勝ち越しは厳しいか?
99%白星を手中にした阿覧だが、栃乃洋に突き落とされて惜しすぎる5敗目。
好調な武蔵川勢に取り残された感もある垣添だが、鶴竜を押し出して、やっと2勝目。
全勝の雅山。旭天鵬の両上手を取って出て行くが、逆転の掬い投げで1敗。廻しを取ったことで、逆に押せなかった…。
当たってすぐの蹴返しは不発。出島が出るところ、首投げ・掛け投げを見せた時天空の肘が先に落ちたが、出島も裏返し。同体取り直しは、立ち合いが合わず。やっと立ったが、出島に出足はない。時天空が5勝目、出島は連敗で2敗。
琴奨菊、がぶり寄り切って五分。若の里も五分。
先場所は大活躍の豪栄道、北勝力があっさり突き出して2勝目。豪栄道は負け越しに王手。
安美錦が寄って出るところ、投げは失敗、普天王に初日。安美錦は3敗目。
安馬、今日の相手は4大関を撃破している豊ノ島。2敗で折り返すとの3敗で折り返しでは、だいぶ違う。危なげなく6勝目でやれやれ。豊ノ島は3敗。
把瑠都が琴欧洲を下し、6勝目。しかし、殊勲の匂いがしない。昨日も今日も、欧洲は腰が引けていると言うか、まったく力が入っていない。負けるべくして5敗目。
栃ノ心が突き合いに付き合ったが、千代大海に敵うわけもなく。大海は2敗を守った。
朝赤龍を組み止めて、琴光喜5勝目。
昨日までの相撲を観ていると、稀勢の里にも勝機はありそう。しかし、今日はこれまでと違う。白鵬がここ一番の集中力を見せて、ガッチリ1敗を堅持。稀勢の里は悔しい2敗目。
☆全勝
なし
☆1敗
白鵬(横綱)・雅山(前7)
☆2敗
千代大海(大関)・安馬(関脇)・把瑠都(関脇)・稀勢の里(前4)・出島(前5)・黒海(前11)・嘉風(前12)・高見盛(前14)・土佐ノ海(前16)
白鵬が首位タイに。2敗がゴロゴロいるが、どんどん落ちるでしょう。
今日は定例の理事会が開かれ、8年連続給与の据え置きが決まった。野球やサッカーに比べると低い給与ではあるが、注目度も低いわけで、世間の目が厳しい時に声高に昇給を訴えるところが、“世間から隔絶された世界”と言えないだろうか。
日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会
・幕下
深尾が栃の山を破って勝ち越し。栃の山は残念…。
臥牙丸も翔傑を破って勝ち越し。
藤本を破り、青馬勝ち越し。昔「安大葉」ってのがいたけど、こちらも「あおば」らしい。
旭秀鵬(東16)は4連敗負け越し。
隆の山を破り、琴国勝ち越し。
蒼国来(西4)は3敗目。ちょっと苦しいか?
☆4勝
大雷童(東3)・琴国(東10)・青馬(西19)・臥牙丸(西32)・深尾(東36)・千昇(東42)・大翔山(西49)
・十枚目(十両)
市原が五分に戻し、北桜は3敗目。
四ツ車は五分に戻った。
春日王を下し、新十枚目の翔天狼が勝ち越し。
琴春日が6勝目、若荒雄も6勝2敗に後退。
若麒麟が五分。山本山は勢い止まって2敗。
岩木山7勝目、旭南海は五分。
土佐豊が保志光を打っ棄って3勝目。
若天狼も3勝目。とりあえず十枚目は残留?
7連勝と飛ばしていた玉鷲だが、今日は豊桜に何も出来ず1敗。
☆全勝
翔天狼(西9)
☆1敗
岩木山(東2)・玉鷲(西4)
☆2敗
山本山(西3)・若荒雄(西7)・琴春日(東11)
岩木山が不気味な存在。
本日誌を開いて4回目になる、十枚目年間最多勝“争い”。現在の対象力士を示す。勝ち星の多い順に並べた(シコ名・十枚目での年間勝敗・今場所の星取を示す)。
玉鷲 43-25 ○○○○○○○●
北桜 41-42 ○○○●○●○●
豊桜 41-42 ○●●●○●○○
白乃波 40-43 ●●○●○○●○
保志光 39-44 ●●○●●●○●
潮丸 38-45 ●○●○○○●○
猛虎浪 38-45 ○●●○●○●●
以下圏外
霜鳳 35-33 ●●●○○○●●
旭南海 35-33 ○○○●○●●●
首位の玉鷲が敗れたが、2位の北桜も敗れたので2差は変わらず。豊桜が兄・北桜と並んだ。残りは7日、霜鳳と旭南海が圏外に去って7人。
幕内の正面解説は、武蔵丸改メ振分親方。引退から今日で丸5年、本来は私人に戻っているところだが、「振分」を借りて残っている。でも、委員待遇を外れて、今日からは横綱としては異例の平年寄になっているわけで…。
貴乃花が最後の優勝を決めた、平成13年のあの決定戦。櫻井の庄之助親方は良いとして、時計係が山本被告ではないか。時代を感じるなあ…。
・幕内
最初から高見盛。今日は白星で6勝目。
若い将司を、ヴェテラン土佐ノ海が下して6勝目。
押す豊真将を、嘉風土俵際で辛くも残す。離れた豊真将も残す。嘉風の攻勢に、豊真将たまらず土俵を割る。まるで「つっぱり大相撲」張りの攻防で、嘉風6勝目。
光龍の叩きにバッタリ、北太樹はおはぎ8つで負け越した。
黒海の「黒」は鬚が濃いから…ってわけではないだろうが、肌が弱いのに鬚が濃いのは厄介だ。栃煌山に肩透かしを食らって、2敗。
武州山が豪風を破って、五分。ちょっと腰が高いので、勝ち越しは厳しいか?
99%白星を手中にした阿覧だが、栃乃洋に突き落とされて惜しすぎる5敗目。
好調な武蔵川勢に取り残された感もある垣添だが、鶴竜を押し出して、やっと2勝目。
全勝の雅山。旭天鵬の両上手を取って出て行くが、逆転の掬い投げで1敗。廻しを取ったことで、逆に押せなかった…。
当たってすぐの蹴返しは不発。出島が出るところ、首投げ・掛け投げを見せた時天空の肘が先に落ちたが、出島も裏返し。同体取り直しは、立ち合いが合わず。やっと立ったが、出島に出足はない。時天空が5勝目、出島は連敗で2敗。
琴奨菊、がぶり寄り切って五分。若の里も五分。
先場所は大活躍の豪栄道、北勝力があっさり突き出して2勝目。豪栄道は負け越しに王手。
安美錦が寄って出るところ、投げは失敗、普天王に初日。安美錦は3敗目。
安馬、今日の相手は4大関を撃破している豊ノ島。2敗で折り返すとの3敗で折り返しでは、だいぶ違う。危なげなく6勝目でやれやれ。豊ノ島は3敗。
把瑠都が琴欧洲を下し、6勝目。しかし、殊勲の匂いがしない。昨日も今日も、欧洲は腰が引けていると言うか、まったく力が入っていない。負けるべくして5敗目。
栃ノ心が突き合いに付き合ったが、千代大海に敵うわけもなく。大海は2敗を守った。
朝赤龍を組み止めて、琴光喜5勝目。
昨日までの相撲を観ていると、稀勢の里にも勝機はありそう。しかし、今日はこれまでと違う。白鵬がここ一番の集中力を見せて、ガッチリ1敗を堅持。稀勢の里は悔しい2敗目。
☆全勝
なし
☆1敗
白鵬(横綱)・雅山(前7)
☆2敗
千代大海(大関)・安馬(関脇)・把瑠都(関脇)・稀勢の里(前4)・出島(前5)・黒海(前11)・嘉風(前12)・高見盛(前14)・土佐ノ海(前16)
白鵬が首位タイに。2敗がゴロゴロいるが、どんどん落ちるでしょう。