銀河後悔日誌、つぶやき

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黒星を 殊勲で返す 安馬公平

2008-11-20 19:17:34 | 大相撲観測日誌
 平成二十年十一月(九州)場所(於・福岡国際センター)は、十二日目。


  日本相撲協会「本場所情報」

  銀河大角力協会


 明日は各段優勝決定日なので、三段目以下は上位者を記す。

・序ノ口
☆6勝
 若駿河(西24)

・序二段
☆6勝
 尾崎海(東6)・透川(東49)・若桜輝(東77)・慶(西122)

・三段目
☆6勝
 乾王(東19)・琴榎本(東51)・東心山(西89)


・幕下
 勢(西53)が勝ち越し。
 大翔山(西49)が5勝目。
 下田(東32)は負け越し。来年こそ…?
 中野(東24)は勝ち越し。とりあえず上位を目指して…。
 春日国(西12)が5勝目、一ケタは確実か。
 隆の山(西13)がようやく勝ち越し、もう1番?

☆6勝
 琴国(東10)・千昇(東42)


・十枚目(十両)
 猛虎浪が五分、磋牙司(東12)負け越し。
 潮丸が7勝目。北桜は五分になった。
 東幕下筆頭の安壮富士が十二分すぎる6勝目。龍皇(西10)は10敗で、陥落決定。
 旭南海が勝ち越し、翔天狼は2敗に後退。
 海鵬に敗れ、玉飛鳥は今回も負け越し。
 四ツ車は五分、若天狼残念ながら負け越した。
 岩木山は力強く10勝目。

☆1敗
 なし
☆2敗
 岩木山(東2)・翔天狼(西9)
☆3敗
 玉鷲(西4)
☆4敗
 旭南海(東6)・琴春日(東11)

 1敗が消え、再び岩木山と翔天狼が並んだ。

 十枚目年間最多勝“争い”。現在の対象力士を示す。勝ち星の多い順に並べた(シコ名・十枚目での年間勝敗・今場所の星取を示す)。

玉鷲  45-27  ○○○○○○○●●○○●
北桜  42-45  ○○○●○●○●●○●●
白乃波 42-45  ●●○●○○●○○●○●
豊桜  42-45  ○●●●○●○○●●●○

 玉鷲も北桜・白乃波がともに敗れたが、残りは3日。玉鷲の最多勝が決定した。1つでも勝てば単独、全部負けても2位タイの3人が全勝しない限り並ばない。


・幕内
 十枚目の玉鷲を寄り倒して、豊真将が五分にした。玉鷲は3敗に後退。
 霜鳳が出るところ、くるっと北太樹が入れ替えると霜鳳の足が出た。
 ちょっと離れて将司、山本山の動きを封じて寄り切り。
 嘉風が土佐ノ海を押し出して9勝目。二ケタは確実?
 光龍の突きに崩れない玉乃島、押しには屈してともに五分。
 豪風に押し出され、あっけなく黒海4敗。
 栃乃洋に力を出せず、高見盛も4敗。

 時天空を寄り切って、旭天鵬今年4回目の勝ち越し。
 「今場所は勝つ」つもりの豊ノ島、「今場所も勝つ」たのは琴奨菊勝ち越し。
 防戦一方の豪栄道、若の里に敗れて10敗目。
 勝ち越してからが重要な稀勢の里、安美錦に敗れて4敗。

 琴光喜が素早く動いて、出し投げで把瑠都仕留めて9勝目。把瑠都も4敗。
 出島が十分になりかけたが、逆転で琴欧洲五分。
 千代大海がうまく雅山を捌いて7勝目。雅山は3敗目。

 安馬が下手を取って、白鵬に廻しを与えないまま下手投げで10勝目。後半に入ってエンジンを掛けて来た白鵬、安馬もさらに奮い立ってきたわけで。安馬にとって、この1勝は単なる「○」以上の価値がある。

☆1敗
 なし
☆2敗
 白鵬(横綱)・安馬(関脇)
☆3敗
 琴光喜(大関)・雅山(前7)・嘉風(前12)

 それでも白鵬が優位ではある。琴光喜は、大関に上がってから頼もしくなった感じ。それまでは8番が当たり前だったわけだし。これで序盤に星を落とさなければ…とは言いますまい。

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