平成二十一年七月(名古屋)場所(於・名古屋市中区二の丸 愛知県体育館)は九日目。幕下上位五番と、幕内を観た段階での記事に、十枚目のハイライトを観た後で追記。
日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会
・三段目
右肩上り(西3)は、本日取り組みなし。
今場所の星取 -●●-○--●-
・幕下
玉皇(西50)は三段目全勝の福の花(西三筆頭)に敗れて土。
豊乃國(東35)を破り、錦)が全勝を守る。改名に効果あり?
松緑(東22)を破って、上林も5連勝。
松谷にあっさり押し出され、福岡に土。
臥牙丸(西5)が出るところ、佐田の富士(西3)にかわされ、あっさり土俵を割る。佐田の富士が踏み止まり、臥牙丸は負け越して出直し。
4回合わず、5回目に成立。駿河司(東8)を寄り切って、徳真鵬(西2)が勝ち越し。
激しい相撲で星風(東2)を寄り切り、双大竜(西筆頭)も勝ち越し。関取昇進に大きく前進。
仲の国(東3)を下し、磋牙司(東筆頭)は関取復帰に王手。
☆5勝
上林(東7)・松谷(東21)・錦(東46)
5連勝が3人なので、6連勝はまた1人だけの可能性も。
・十枚目(十両)
新十枚目同士。瀬川が白星先行、琴禮が黒星先行。
霧の若が6勝目。琴国(東14)は負け越して、関取の座を早くも明け渡し。
昨日から出場の境澤、豊桜を破って初勝利。残留には5番は必要だが、さて?
地力が違う若の里、若天狼を破って勝ち越し。
北勝力も2敗の北太樹を破って勝ち越し。
白馬は4勝目。まったく粘りがない北桜(西13)はいよいよ7敗目。
木村山を破り、玉飛鳥はただ一人2敗を守った。4年ぶりの幕内に王手!
☆6勝1敗
北勝力(東4)・若の里(西6)
☆5勝2敗
玉飛鳥(西筆頭)
・幕内
好調の豊真将を破り、普天王4勝目。
両者の粘りに拍手。嘉風が朝赤龍を下し、4勝目。晃之助は廻し待ったをかけていた? が気付かずに続行された。審判が気付いていれば、“巻き戻し”の不思議な相撲になる。
若荒雄を前に置いて、珍しく積極的(?)な山本山。突きを受けてもびくともせずに出て行く。土俵際で若荒雄が引いたが、同体取り直し。また同じように出て行って、同じように引かれて、今度は若荒雄土俵の中。
春日王が変わって6勝目。時天空も6勝3敗。
今日は行けるかと、出て行った出島(西13)。栃乃洋の小手投げに屈して7敗目。下は2枚半…。
黒海が大きく変わり、武州山に“触れずに”勝った。
栃ノ心の引きに、豪風があっさり落ちた。栃ノ心は6勝目、勝ち進んで行けば上位進出も。
翔天狼を引き落とし、高見盛が上位なのに好調、白星先行。
進行が遅れ気味なので、前半の審判が下がると、さっさと後半の審判入場。
今日の向正面は、相撲も喋るのも早い琴錦の荒磯さん。ずっと借株なのが気になるが…?
支度部屋で、荒磯さんが優勝した時の相撲を見た、という安美錦。それを参考に、素早く岩木山を寄り切って7勝目。こういう相撲が取れるなら、“Fポン相撲”を目指して欲しい(笑)。
栃煌山を淡々と突き落とし、把瑠都も7勝目。栃煌山の調子が悪すぎる。
琴奨菊を押し倒して、やっとこ豊響が初日。
豪栄道を寄り切って、旭天鵬3勝目。若い3人、こういうヴェテランを越えて行かないと…ねえ?
力強く阿覧を下し、稀勢の里7勝目。阿覧負け越し。上位を倒す殊勲も結構だが、次の日に負けないことも重要でありまして…。
魁皇のいなしに泳いだ琴欧洲。何とか持ちこたえ、攻勢へ。魁皇が残し、1分半ほどの大相撲の末、琴欧洲が寄り切り、9連勝。さすがに魁皇は長くなると厳しいが、良く残したなあ。
日馬富士が鋭く突っ込んで行くが、琴光喜の叩きに引っ繰り返り、そのまま敗退。琴光喜は勝ち越し、日馬富士は3敗目。調子が悪いとは思わないけど、まあ、現状はこんなもんだ。
千代大海の突きに、下がる朝青龍。引きに落ちないようにするのが精一杯。先に落ちたのは朝青龍。よもやの連敗でありました。大海の殊勲(?)というより、横綱の気力の問題でしょうな。
それを見た白鵬。鶴竜を遠くまで“寄り飛ばし”て、こちらは9連勝。
☆全勝
白鵬(横綱)・琴欧洲(大関)
☆1敗
琴光喜(大関)
こうなって来ると、光喜と欧洲の対戦が見てみたい。
日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会
・三段目
右肩上り(西3)は、本日取り組みなし。
今場所の星取 -●●-○--●-
・幕下
玉皇(西50)は三段目全勝の福の花(西三筆頭)に敗れて土。
豊乃國(東35)を破り、錦)が全勝を守る。改名に効果あり?
松緑(東22)を破って、上林も5連勝。
松谷にあっさり押し出され、福岡に土。
臥牙丸(西5)が出るところ、佐田の富士(西3)にかわされ、あっさり土俵を割る。佐田の富士が踏み止まり、臥牙丸は負け越して出直し。
4回合わず、5回目に成立。駿河司(東8)を寄り切って、徳真鵬(西2)が勝ち越し。
激しい相撲で星風(東2)を寄り切り、双大竜(西筆頭)も勝ち越し。関取昇進に大きく前進。
仲の国(東3)を下し、磋牙司(東筆頭)は関取復帰に王手。
☆5勝
上林(東7)・松谷(東21)・錦(東46)
5連勝が3人なので、6連勝はまた1人だけの可能性も。
・十枚目(十両)
新十枚目同士。瀬川が白星先行、琴禮が黒星先行。
霧の若が6勝目。琴国(東14)は負け越して、関取の座を早くも明け渡し。
昨日から出場の境澤、豊桜を破って初勝利。残留には5番は必要だが、さて?
地力が違う若の里、若天狼を破って勝ち越し。
北勝力も2敗の北太樹を破って勝ち越し。
白馬は4勝目。まったく粘りがない北桜(西13)はいよいよ7敗目。
木村山を破り、玉飛鳥はただ一人2敗を守った。4年ぶりの幕内に王手!
☆6勝1敗
北勝力(東4)・若の里(西6)
☆5勝2敗
玉飛鳥(西筆頭)
・幕内
好調の豊真将を破り、普天王4勝目。
両者の粘りに拍手。嘉風が朝赤龍を下し、4勝目。晃之助は廻し待ったをかけていた? が気付かずに続行された。審判が気付いていれば、“巻き戻し”の不思議な相撲になる。
若荒雄を前に置いて、珍しく積極的(?)な山本山。突きを受けてもびくともせずに出て行く。土俵際で若荒雄が引いたが、同体取り直し。また同じように出て行って、同じように引かれて、今度は若荒雄土俵の中。
春日王が変わって6勝目。時天空も6勝3敗。
今日は行けるかと、出て行った出島(西13)。栃乃洋の小手投げに屈して7敗目。下は2枚半…。
黒海が大きく変わり、武州山に“触れずに”勝った。
栃ノ心の引きに、豪風があっさり落ちた。栃ノ心は6勝目、勝ち進んで行けば上位進出も。
翔天狼を引き落とし、高見盛が上位なのに好調、白星先行。
進行が遅れ気味なので、前半の審判が下がると、さっさと後半の審判入場。
今日の向正面は、相撲も喋るのも早い琴錦の荒磯さん。ずっと借株なのが気になるが…?
支度部屋で、荒磯さんが優勝した時の相撲を見た、という安美錦。それを参考に、素早く岩木山を寄り切って7勝目。こういう相撲が取れるなら、“Fポン相撲”を目指して欲しい(笑)。
栃煌山を淡々と突き落とし、把瑠都も7勝目。栃煌山の調子が悪すぎる。
琴奨菊を押し倒して、やっとこ豊響が初日。
豪栄道を寄り切って、旭天鵬3勝目。若い3人、こういうヴェテランを越えて行かないと…ねえ?
力強く阿覧を下し、稀勢の里7勝目。阿覧負け越し。上位を倒す殊勲も結構だが、次の日に負けないことも重要でありまして…。
魁皇のいなしに泳いだ琴欧洲。何とか持ちこたえ、攻勢へ。魁皇が残し、1分半ほどの大相撲の末、琴欧洲が寄り切り、9連勝。さすがに魁皇は長くなると厳しいが、良く残したなあ。
日馬富士が鋭く突っ込んで行くが、琴光喜の叩きに引っ繰り返り、そのまま敗退。琴光喜は勝ち越し、日馬富士は3敗目。調子が悪いとは思わないけど、まあ、現状はこんなもんだ。
千代大海の突きに、下がる朝青龍。引きに落ちないようにするのが精一杯。先に落ちたのは朝青龍。よもやの連敗でありました。大海の殊勲(?)というより、横綱の気力の問題でしょうな。
それを見た白鵬。鶴竜を遠くまで“寄り飛ばし”て、こちらは9連勝。
☆全勝
白鵬(横綱)・琴欧洲(大関)
☆1敗
琴光喜(大関)
こうなって来ると、光喜と欧洲の対戦が見てみたい。