平成二十一年七月(名古屋)場所(於・名古屋市中区二の丸 愛知県体育館)は千秋楽。追記終わり。
日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会 7/23更新
各段の優勝決定者などと、幕下以上の何番か。
・三段目
右肩上り(西3)は3勝4敗で終了。
今場所の星取 -●●-○ --●-○ -○-●-
・幕下
大翔山(西26)は5勝で終了。
宮本(西7)も5勝目、着実に関取に近付いて来た。
・十枚目(十両)
既に4枠ある、十枚目への昇進枠。こじ開けることができるかの入れ替え戦、蒼国来(西下4)が琴禮(西14)を破り、勝ち越し。琴禮は負け越し、残念ながら1場所で陥落。
福岡(東下4)は大翔湖(西12)に敗れ、枠は広がらず(大翔湖は7勝目)。ただし、蒼国来より半枚上なので、十枚目復帰は福岡?
豊桜(東12)は磋牙司(東下筆頭)を破って7勝目、残留を決めた。
北太樹が霧の若を一気に押し出して9勝目。また幕内で見てみたい…?
清瀬海を破り、新十枚目の瀬川勝ち越し。
琴春日を破り、十文字勝ち越し。
春日錦を下し、若の里は14勝1敗の好成績で有終の美。
安壮富士を下し、若天狼勝ち越してやれやれ。
残り3番…だが、協会ご挨拶はないの?
白馬7勝目。琴国は1勝14敗と、珍しい大敗。
保志光は5勝で終了。土佐ノ海は力なく敗戦。
北桜、餞の土俵は中跳ね。光龍に寄って出て寄り切…るかに見えたが、土俵際で逆転負け。3勝12敗、関取に戻るには遠い位置へ。
ここで、協会ご挨拶。
「 千秋楽に当たり、謹んでご挨拶を申し上げます。
本日無事千秋楽を迎えることが出来ました。これも一重に、皆様方の暖かいご支援ご声援の賜物と、厚く御礼申し上げます。
今場所も新進古豪の各力士がよく健闘し、白熱した土俵を展開。ご期待にお応え出来たものと存じます。今後も土俵の更なる充実を図り、大相撲の発展に努力してまいる所存でございます。
何卒一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶といたします。
平成二十一年七月二十六日 財団法人日本相撲協会理事長 武蔵川晃偉 」
※追記の追記 協会ご挨拶が遅れたのは、白鵬が遅刻したからだって。総合テレビでは、誰も何も言ってないじゃないの…。
続いて、各段優勝者の表彰式。同点者がいるので、先に優勝決定戦。
・三段目優勝決定戦
宝富士が福の花(西筆頭)を寄り切って、優勝決定。
・幕下優勝戦・優勝決定戦。
8人で「優勝戦」。決勝進出者で「優勝決定戦」。この呼び名は昔からあったっけ?
まず、双大竜(西筆頭)が竜電(西46)を下す。
続いて、松谷(東21)と深尾が対戦。深尾の立ち合いは中途半端というか微妙な体勢であるが、大きな体で、細かい動き。同体取り直しで深尾が準決勝へ。
中西(西27)が玉皇(西50)を寄り切り。
最後に南海力(西59)を下して、華王錦(西14)が準決勝進出。
抽選して、再び華王錦が登場。中西が勝ち、決定戦進出。
十枚目昇進濃厚の双大竜を押し出し、深尾も決定戦へ。
優勝決定戦は、中西を下して深尾が制した。長い決定戦が終わった。
幕内土俵入り。審判は横綱土俵入りが終わって、やっと退場。2時間の長丁場でありました。
・幕内
十枚目力士が4人連続で登場。先鋒の千代白鵬(東十筆頭)は、若荒雄が突いて出るところを入れ替えて7勝目。
玉飛鳥(西十筆頭)は土俵際、投げの打ち合いで土佐豊を下して11勝目、幕内復帰に花を添えた。
将司(東十3)も土俵中央、強引に足を掛けて普天王を下し、9勝目。幕内復帰を決めた。普天王(東13)は6勝止まりだが、残留はできるでしょう。
最後の北勝力(東十4)は玉鷲に屈し、11勝で終了。玉鷲は幕内の座を守った。
時天空をあっさり突き落とし、豪風勝ち越し。
垣添を引き落とし、豊真将は10勝目。
勝てば敢闘賞の翔天狼、黒海を問題にせず11勝で初受賞。
毎日善戦の猛虎浪を破り、豊ノ島勝ち越し。
嘉風を突き落とし、雅山勝ち越し。あっさり勝ち越しが決まる相撲が多い…のは、今場所に限ったことではないものの…。
武州山を寄り切り、栃煌山が2連勝。昨日勝ったことで、開き直れたか?
豪栄道が電車道で5勝目。高見盛は、ここ数日簡単に下がって土俵を割っている?
豊響がまっすぐ出て行くが、土俵際に落とし穴。阿覧が引き落して4勝目。豊響が3勝止まりで、どっちもどっち。
今日も上手の把瑠都。琴奨菊を吊って持って行った。怪我さえしなければ、まあ、これで良いのかも知れない。11勝目。
技能賞受賞の安美錦。善戦したが、稀勢の里が9勝目。9勝6敗というのは、やはり物足りないと思われても仕方なし。
五分の千代大海。負ける可能性は120%あり得ないと思うが、案の定鶴竜を叩き込んで勝ち越し。朝青龍や琴欧洲を破っての勝ち越しは健闘…と言えるが、横綱・大関を破って「健闘」ってどうよ?
地元の琴光喜、既に勝ち越している魁皇を破って12勝。ああ、昨日は魁皇が勝たなきゃならんかったんだ。
負ければ、結びの前に優勝が決まる。日馬富士は、10勝はしておきたい。先場所とは立場が逆な琴欧洲、日馬富士の期待を破って13勝目。決定戦進出の権利を得た。
優勝を逃したとは言え、そこは横綱。朝青龍も一時は良い形になり、白鵬も悪い体勢から、良く盛り返して14勝目。全力で朝青龍を下して11回目の優勝を自力で決めた。それにしても、朝青龍の退潮振りが際立って来たね。
双葉山研究の白鵬。シコ名も「白葉山 翔己」とでも改めては?
☆各段の優勝者
・幕内
◎14勝1敗
白鵬(横綱、3月以来11回目)
優勝11回は、太刀山・曙と並び、江戸時代以降10位タイ。
・十枚目
◎14勝1敗
若の里(西6、12年7月以来4回目)
十枚目優勝4回は、益荒雄(5回)に次いで2位タイ。
・幕下
◎6勝1敗
深尾(西16)
・三段目
◎7戦全勝
宝富士(東91)
・序二段
◎7戦全勝
栃飛龍(西29)
・序ノ口
◎7戦全勝
相坂(西29)
☆三賞受賞者
・殊勲賞
該当者なし(4場所連続38回目)
・敢闘賞
翔天狼(前10、初)
・技能賞
安美錦(前5、18年9月以来4回目)
・雷電賞(関脇以下の最優秀成績者を勝手に表彰)
把瑠都(前3、19年11月以来2回目)
三役は、関脇の鶴竜が負け越し、稀勢の里は勝ち越し。小結の旭天鵬は負け越し、琴奨菊は勝ち越し。琴奨菊は関脇に戻りそう。把瑠都と安美錦が小結に復帰か?
幕内から十枚目へは、山本山・玉鷲・若荒雄と、引退した出島の分で空きが4つ。十枚目から幕内へは、玉飛鳥・将司・北勝力・若の里の4人(いずれも再)か?
十枚目から幕下へは、引退した出島の分と、保志光・北桜・琴国・琴禮の5人分。幕下から十枚目へは、磋牙司(再)・双大竜・星風・徳真鵬(いずれも新)・福岡(再)の5人か?
9月場所は8月31日番附発表、9月13日が初日。
日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会 7/23更新
各段の優勝決定者などと、幕下以上の何番か。
・三段目
右肩上り(西3)は3勝4敗で終了。
今場所の星取 -●●-○ --●-○ -○-●-
・幕下
大翔山(西26)は5勝で終了。
宮本(西7)も5勝目、着実に関取に近付いて来た。
・十枚目(十両)
既に4枠ある、十枚目への昇進枠。こじ開けることができるかの入れ替え戦、蒼国来(西下4)が琴禮(西14)を破り、勝ち越し。琴禮は負け越し、残念ながら1場所で陥落。
福岡(東下4)は大翔湖(西12)に敗れ、枠は広がらず(大翔湖は7勝目)。ただし、蒼国来より半枚上なので、十枚目復帰は福岡?
豊桜(東12)は磋牙司(東下筆頭)を破って7勝目、残留を決めた。
北太樹が霧の若を一気に押し出して9勝目。また幕内で見てみたい…?
清瀬海を破り、新十枚目の瀬川勝ち越し。
琴春日を破り、十文字勝ち越し。
春日錦を下し、若の里は14勝1敗の好成績で有終の美。
安壮富士を下し、若天狼勝ち越してやれやれ。
残り3番…だが、協会ご挨拶はないの?
白馬7勝目。琴国は1勝14敗と、珍しい大敗。
保志光は5勝で終了。土佐ノ海は力なく敗戦。
北桜、餞の土俵は中跳ね。光龍に寄って出て寄り切…るかに見えたが、土俵際で逆転負け。3勝12敗、関取に戻るには遠い位置へ。
ここで、協会ご挨拶。
「 千秋楽に当たり、謹んでご挨拶を申し上げます。
本日無事千秋楽を迎えることが出来ました。これも一重に、皆様方の暖かいご支援ご声援の賜物と、厚く御礼申し上げます。
今場所も新進古豪の各力士がよく健闘し、白熱した土俵を展開。ご期待にお応え出来たものと存じます。今後も土俵の更なる充実を図り、大相撲の発展に努力してまいる所存でございます。
何卒一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶といたします。
平成二十一年七月二十六日 財団法人日本相撲協会理事長 武蔵川晃偉 」
※追記の追記 協会ご挨拶が遅れたのは、白鵬が遅刻したからだって。総合テレビでは、誰も何も言ってないじゃないの…。
続いて、各段優勝者の表彰式。同点者がいるので、先に優勝決定戦。
・三段目優勝決定戦
宝富士が福の花(西筆頭)を寄り切って、優勝決定。
・幕下優勝戦・優勝決定戦。
8人で「優勝戦」。決勝進出者で「優勝決定戦」。この呼び名は昔からあったっけ?
まず、双大竜(西筆頭)が竜電(西46)を下す。
続いて、松谷(東21)と深尾が対戦。深尾の立ち合いは中途半端というか微妙な体勢であるが、大きな体で、細かい動き。同体取り直しで深尾が準決勝へ。
中西(西27)が玉皇(西50)を寄り切り。
最後に南海力(西59)を下して、華王錦(西14)が準決勝進出。
抽選して、再び華王錦が登場。中西が勝ち、決定戦進出。
十枚目昇進濃厚の双大竜を押し出し、深尾も決定戦へ。
優勝決定戦は、中西を下して深尾が制した。長い決定戦が終わった。
幕内土俵入り。審判は横綱土俵入りが終わって、やっと退場。2時間の長丁場でありました。
・幕内
十枚目力士が4人連続で登場。先鋒の千代白鵬(東十筆頭)は、若荒雄が突いて出るところを入れ替えて7勝目。
玉飛鳥(西十筆頭)は土俵際、投げの打ち合いで土佐豊を下して11勝目、幕内復帰に花を添えた。
将司(東十3)も土俵中央、強引に足を掛けて普天王を下し、9勝目。幕内復帰を決めた。普天王(東13)は6勝止まりだが、残留はできるでしょう。
最後の北勝力(東十4)は玉鷲に屈し、11勝で終了。玉鷲は幕内の座を守った。
時天空をあっさり突き落とし、豪風勝ち越し。
垣添を引き落とし、豊真将は10勝目。
勝てば敢闘賞の翔天狼、黒海を問題にせず11勝で初受賞。
毎日善戦の猛虎浪を破り、豊ノ島勝ち越し。
嘉風を突き落とし、雅山勝ち越し。あっさり勝ち越しが決まる相撲が多い…のは、今場所に限ったことではないものの…。
武州山を寄り切り、栃煌山が2連勝。昨日勝ったことで、開き直れたか?
豪栄道が電車道で5勝目。高見盛は、ここ数日簡単に下がって土俵を割っている?
豊響がまっすぐ出て行くが、土俵際に落とし穴。阿覧が引き落して4勝目。豊響が3勝止まりで、どっちもどっち。
今日も上手の把瑠都。琴奨菊を吊って持って行った。怪我さえしなければ、まあ、これで良いのかも知れない。11勝目。
技能賞受賞の安美錦。善戦したが、稀勢の里が9勝目。9勝6敗というのは、やはり物足りないと思われても仕方なし。
五分の千代大海。負ける可能性は120%あり得ないと思うが、案の定鶴竜を叩き込んで勝ち越し。朝青龍や琴欧洲を破っての勝ち越しは健闘…と言えるが、横綱・大関を破って「健闘」ってどうよ?
地元の琴光喜、既に勝ち越している魁皇を破って12勝。ああ、昨日は魁皇が勝たなきゃならんかったんだ。
負ければ、結びの前に優勝が決まる。日馬富士は、10勝はしておきたい。先場所とは立場が逆な琴欧洲、日馬富士の期待を破って13勝目。決定戦進出の権利を得た。
優勝を逃したとは言え、そこは横綱。朝青龍も一時は良い形になり、白鵬も悪い体勢から、良く盛り返して14勝目。全力で朝青龍を下して11回目の優勝を自力で決めた。それにしても、朝青龍の退潮振りが際立って来たね。
双葉山研究の白鵬。シコ名も「白葉山 翔己」とでも改めては?
☆各段の優勝者
・幕内
◎14勝1敗
白鵬(横綱、3月以来11回目)
優勝11回は、太刀山・曙と並び、江戸時代以降10位タイ。
・十枚目
◎14勝1敗
若の里(西6、12年7月以来4回目)
十枚目優勝4回は、益荒雄(5回)に次いで2位タイ。
・幕下
◎6勝1敗
深尾(西16)
・三段目
◎7戦全勝
宝富士(東91)
・序二段
◎7戦全勝
栃飛龍(西29)
・序ノ口
◎7戦全勝
相坂(西29)
☆三賞受賞者
・殊勲賞
該当者なし(4場所連続38回目)
・敢闘賞
翔天狼(前10、初)
・技能賞
安美錦(前5、18年9月以来4回目)
・雷電賞(関脇以下の最優秀成績者を勝手に表彰)
把瑠都(前3、19年11月以来2回目)
三役は、関脇の鶴竜が負け越し、稀勢の里は勝ち越し。小結の旭天鵬は負け越し、琴奨菊は勝ち越し。琴奨菊は関脇に戻りそう。把瑠都と安美錦が小結に復帰か?
幕内から十枚目へは、山本山・玉鷲・若荒雄と、引退した出島の分で空きが4つ。十枚目から幕内へは、玉飛鳥・将司・北勝力・若の里の4人(いずれも再)か?
十枚目から幕下へは、引退した出島の分と、保志光・北桜・琴国・琴禮の5人分。幕下から十枚目へは、磋牙司(再)・双大竜・星風・徳真鵬(いずれも新)・福岡(再)の5人か?
9月場所は8月31日番附発表、9月13日が初日。