徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

狼おじさん

2005-03-14 00:51:45 | Sports/Football
<この不用意な発言により、今後しばらく草サッカーを含めた日本サッカー界は、ハンドの判定でもめる事になる。>
(武藤文雄のサッカー講釈)

んなわきゃないです。

(追記 9月3日)
今度はこんなこと書いてますが。これはまっとうかな……。

ロックンロールの御大/DVD『ワンステップ・フェスティバル』

2005-03-14 00:35:32 | Music
今月もまた高い買い物をしてしまった……『ワンステップ・フェスティバル』4枚組CD&DVD。
70年代中盤の、長かった日本のロック黎明期の終わりを証明するような豪華なメンバーを集めた内容。「ヨーコ・オノが嫌いだから」との理由でPANTA氏が頭脳警察の出演を断ったのが残念だが、それでも参加バンドはサンハウス、ウエストロード・ブルース・バンド、カップス、クリエイション、四人囃子等など錚々たるメンツ(レコードデビュー前のバンドも多いが)。
聴いてみて再認識したのが、内田裕也氏のロックンロールヴォーカリストとしての実力だ。自身の1815ロックンロールバンドのセット以外に、ジュリーとのセッションで『恋の大穴』を歌っているのだけれども、所謂ロックンロール的な“ウラ”の取り方、シャウト、ハモリ(ジュリーの濡れた声質に対して渇き切った裕也氏の声質が絶妙)……さすが御大。

またDVD特典で内田裕也氏が「ワンステップフェスティバル」を語っているのだけれども、このインタビューがいい。フジロックあたりの昨今の野外フェスの礎になったのでは、と質問する高沢正樹氏(浦和ロックンロールセンター)に対して、「いやそうは思わない」とあっさりそれを否定して「あれは時代そのものだよ」ときっぱり答える裕也氏。その他にも、
「俺なんか90%悪いことしてるけど、10%ぐらい、人々がよくなればいいな、と、ロックも少しは役に立つべきじゃないか、と。風俗への影響とかだけじゃなくて」
など裕也節満載のインタビューである(CDのブックレットにも転載)。

現在発売中のLB4月号の「卒業しない男たち」にも是非登場していただきたかったが、スケジュールが合わず断念。
しかしキーポンロッキン。