徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

ソウル

2007-02-10 03:14:12 | LB中洲通信2004~2010
最後の最後に粘っていたアポが何とか無事取れた。インタビュー用の個室の手配、取材用のアンケート作成等を済ませて来週の作業の仕込みを終える。休み明けから一気に突っ切る予定。はっきり言って来週はものすごいことになりそう。3連休は細かい原稿をやっつけつつ、ひたすら本を読むべし。

夜は本田竹広さんの最後のマネージャーだった田村さん経由で、ジャズシンガーの鈴木道子さんからお誘いを受け、「大人が踊れるソウル系ライブハウス」吉祥寺のCHA CHA HOUSEへカメラを持って向かう。袴田さんと店の前で待ち合わせ。写真家の北野さんも誘う。今日のライブはCHA CHA HOUSEのハウスバンド、SOUL EXPRESSだ。バンドの真ん中にぶっといブラックミュージックの軸があり、アース、JB、クラプトンと何でもありの男気とグルーヴあふれるソウルバンド(キーボード&ヴォーカルのReddyoさんは女性だが)。あー確かにこりゃ踊れるわ~♪気持ちいいので皆さんもドーゾ。
いろいろあるようなので4月号でレポート予定。いろいろあるのよ。

ゆっくりと

2007-02-10 02:44:41 | Works
午前中、池尻の世田谷ものづくり学校(IID)の中にあるカフェ「GO SLOWゆっくりとカフェ」を取材・撮影。施設の隣には現在も使用されている小学校があって広い校庭で子供たちが体育のお時間。また道路を挟んで世田谷公園があったりして、時間がゆーっくり流れている。こんな金曜日のお昼前にカフェの取材をしていると、取材が終わったらこのままダラーっとしたくなる。
教室を改造したカフェの居心地もかなり良く、撮影用に頼んだカレーランチもグー。撮影もいい感じでまったり終わり、事務局に挨拶してから、帰り際にふと受付の壁に貼ってあるの入居者のネームプレートを見る。
「まだ空き教室があるね」
「入居しますか?」
「ちょっと考えてみるか…」
でも、オレらみたいなのが入ったら居心地良すぎて仕事しなくなるかもしれない。
都心で急かされながら、ケツを叩かれながら仕事するしかないね、ということで会話終了。
女子大の近くってのは魅力的なんだけどなァ……。

家に帰ると頼んでいた本がどかどか届く。

橘木俊詔・斎藤貴男・苅谷剛彦・佐藤俊樹『封印される不平等』(東洋経済新報社)、田中宇『辺境 世界激動の起爆点』(宝島社)『国際情勢の見えない動きが見える本』『国際情勢の事情通になれる本』(PHP文庫)、苅谷剛彦『大衆教育社会のゆくえ』(中公新書)、苅谷剛彦・西研『考えあう技術』、大村はま・苅谷剛彦・夏子『教えることの復権』(ちくま新書)、保坂展人・岩瀬達哉・大川豊『官の錬金術』(WAVE出版)、西部謙司『スローフット なぜ人はサッカーを愛するのか』(双葉社)購入。