徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

CBBB/サッカーメディアの不可思議な評価について

2008-01-16 20:53:07 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
清水
FW C
MF B
DF B
GK B
(サッカーダイジェスト 1月29日号)

本当にこれが専門誌の記者を名乗る人間の評価なのだろうか。これは営業妨害に近い不当評価と言える。そして他クラブサポーターを含め、一般人の不必要な偏見を拡大再生産させる要因でもある。ゲーフラは掲げないが、3年ほど前の川崎サポーターの気持ちがよくわかる。

健太が怒るよ。というか、プレーヤーも含めて激怒、発奮していただきたい。
順位予想が楽しみだ。

(追記)
<最大のテーマは、今月末に契約が切れ、退団濃厚とされるエース、チョ・ジェジンの代わりを見つけられるか。長谷川監督やクラブがリーグ制覇のために所望する“年間20ゴール計算できるFW”という点から見れば、現在の戦力では少々物足りない。(中略)マルコス・アウレリオも初来日とあっては、どれだけできるかは不透明な部分のほうが大きい。(中略)前線の強化という点では、一歩遅れをとってしまったといわざるを得ない。(中略)ある程度、形のできている中盤に関しては大きな問題はないと見ていいだろう。補強のなかった守備陣だが、ここはあえて手を加える必要はない。(中略)高木和道を中心としてさらなる結束力を見せてくれるはずだ。(広島由寛)>(サッカーダイジェスト 1月29日号)

アウレリオを選択した時点で攻撃の方向性がJJ仕様の戦い方から転換されていると見るのが妥当だ。ましてや昨季本来の調子を取り戻せなかった西澤にもはや上がり目がないとは思えない。つまりJJと同じタイプの補強をしないことは、さらに攻撃のヴァリエーションを増やすという健太とクラブの意志表示として見るべきではないか。同じ(形の)戦い方をしないとまるで評価できないらしい広島氏からすれば前線を過小評価する理由はよくわかるが(C)、やはりBBBの根拠がさっぱりわからない内容である。
とにかくDFがBとは、この3年間を否定するような、どこを見ていたのかわからない意味不明の評価としか思えない。

続いてサカマガ。

1位 浦和 70→90→90
2位 川崎 54→69→72
3位 鹿島 72→68→70
4位 G大阪67→67→70
5位 清水 61→66→64
6位 柏  50→65→68
※左から2007年→現時点→今後(サカマガPOINT換算)
(サッカーマガジン 1月29日号)

注目に値する批評も根拠もほぼなし。これでは打ちっぱなしの馬柱の予想印と同じである。それなりの根拠を示したサカダイ広島氏の方がまだ誠実に思えてくる。果たして昨季勝ち点9点差の清水が、浦和から勝ち点26もの差をつけられてしまうのか。一応サカマガPOINTと称しているが、実際勝ち点としての評価だろう。ずいぶん他サポを馬鹿にした企画である(ま、額面通りに受け取る浦和サポがいるとは思えないが)。