静岡に一晩泊まり、翌日はSBSカップを途中まで観てから、エスパルスドリームハウスでナビスコ準決勝ガンバ戦のチケット購入。
江崎書店へ行って『パルちゃんとグランパスくんのほん。』と新聞の書評を読んだ藤沢周平のエッセイ集でも買って帰るか……と思っていたら、何で新刊本のコーナーにあったのかよくわからないのだけれども、小林信彦の『定本・日本の喜劇人』を発見してしまったので、9500円だけど勢いで購入(もちろん『パルちゃん~』も併せて)。橋本治の本を除けば、『日本の喜劇人』ほど繰り返し、断続的に、しつこく読んでいた本も少ない。オレとしては、小林信彦という人は松村雄策氏とのビートルズ論争で<何だかなァ>という感じの人になってしまったし、タケちゃんにラジオで批判されたときに謝っちゃった時点でアレなんだけれども、やっぱし執念といえるぐらいすごい本である。渥美清の『おかしな男』、横山やすしの『天才伝説』などの評伝、昭和30年代末に連載していたタレント列伝などを加えた、決定版ということらしい。
『定本』のあとがきを読んで(特に自らゴチックにした部分…)、相変わらず<何だかなァ>とは思うのだけれども、まあ作家の人格と作品は別物なので、その辺はどうでもいいです。
ただ、「笑学百科」と重複する部分があるためか、80年代以降(つまりタケちゃん)のパートをすっぱりと改稿しまったのは、作家としてのプライドもあるのだろうけれどもいかがなものか。あえて<トリックスター>と評価した芸人ビートたけしの90年代以降は喜劇人でもなく<森繁病>とも言えないわけで、じゃあ<エンタティナー>というものちと乱暴かと思うのだが。
で、東京へ戻ろうとしたら、また新幹線が熱海-小田原間の豪雨で止まる。どこがどうなっているのかさっぱりわからないが、予想通り2時間を超えない程度に停車(2時間以上停車すると払い戻しに応じなければならないんだな、これが)。
熱海-小田原間でディープインパクト級の津波が来たという話も聞かないし、熱海-小田原間で洪水が起こってボートで避難している人も見かけなかった。
安全第一なのは重々承知だが、ディフェンシヴな風潮だなあと思う。
まあ、オフェンシヴになったらなったで、危なっかしくて困るんだけども。
ちなみにエスパサポとグラサポの皆さん、『パルちゃんとグランパスくんのほん。』は、なるべくクラブのショップではなく、普通の本屋さんかウェブ本屋さんで買いましょう。
それも清水と名古屋とJリーグの宣伝です。
江崎書店へ行って『パルちゃんとグランパスくんのほん。』と新聞の書評を読んだ藤沢周平のエッセイ集でも買って帰るか……と思っていたら、何で新刊本のコーナーにあったのかよくわからないのだけれども、小林信彦の『定本・日本の喜劇人』を発見してしまったので、9500円だけど勢いで購入(もちろん『パルちゃん~』も併せて)。橋本治の本を除けば、『日本の喜劇人』ほど繰り返し、断続的に、しつこく読んでいた本も少ない。オレとしては、小林信彦という人は松村雄策氏とのビートルズ論争で<何だかなァ>という感じの人になってしまったし、タケちゃんにラジオで批判されたときに謝っちゃった時点でアレなんだけれども、やっぱし執念といえるぐらいすごい本である。渥美清の『おかしな男』、横山やすしの『天才伝説』などの評伝、昭和30年代末に連載していたタレント列伝などを加えた、決定版ということらしい。
『定本』のあとがきを読んで(特に自らゴチックにした部分…)、相変わらず<何だかなァ>とは思うのだけれども、まあ作家の人格と作品は別物なので、その辺はどうでもいいです。
ただ、「笑学百科」と重複する部分があるためか、80年代以降(つまりタケちゃん)のパートをすっぱりと改稿しまったのは、作家としてのプライドもあるのだろうけれどもいかがなものか。あえて<トリックスター>と評価した芸人ビートたけしの90年代以降は喜劇人でもなく<森繁病>とも言えないわけで、じゃあ<エンタティナー>というものちと乱暴かと思うのだが。
で、東京へ戻ろうとしたら、また新幹線が熱海-小田原間の豪雨で止まる。どこがどうなっているのかさっぱりわからないが、予想通り2時間を超えない程度に停車(2時間以上停車すると払い戻しに応じなければならないんだな、これが)。
熱海-小田原間でディープインパクト級の津波が来たという話も聞かないし、熱海-小田原間で洪水が起こってボートで避難している人も見かけなかった。
安全第一なのは重々承知だが、ディフェンシヴな風潮だなあと思う。
まあ、オフェンシヴになったらなったで、危なっかしくて困るんだけども。
ちなみにエスパサポとグラサポの皆さん、『パルちゃんとグランパスくんのほん。』は、なるべくクラブのショップではなく、普通の本屋さんかウェブ本屋さんで買いましょう。
それも清水と名古屋とJリーグの宣伝です。