徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

高円寺

2005-03-12 01:12:32 | LB中洲通信2004~2010
LB取材。高円寺・北口のザッツバーガーカフェでゴマブックス編集部のOさんと待ち合わせ。「高円寺の女」の著者いざまんさん取材。へー、あー、んー……とブログ界のスターに根掘り葉掘り訊く。いざまん初サインもゲット。さらに雨の高円寺を背景にモデルになってもらい、カメラマン・名和さんが撮りまくる……が素顔はやはり秘密。詳しくは5月号。

PURE3月/新宿pit inn

2005-03-11 11:05:04 | Music
ぴあでちょっとだけ手伝った『山田洋次クロニクル』校了後、新宿pit innでthe pureのライブ。本日は辰巳光英さんと新加入の中村恵介さんのダブルペット。本田御大にはテレビカメラの取材も入っていたらしく、1stセットはかなり気合いが入った通常のセットを凝縮したような選曲・内容。そのためかどうかわからないけれども2ndセット終盤でちょっとバタバタしたか。ブルースナンバー(曲名不明)での橋本さんのギターはさすが。11時30分終了。次回のライブは4月14日(木)高円寺・JIROKICHI、5月17日(木)江古田BUDDY。

#20 キャプテン

2005-03-09 10:17:25 | 暴言・失言・珍言備忘録
★「岡田がハンドでもゴールはゴール。審判も人間だと言ってくれたおかげで救われた」キャプテン

Jリーグ開幕戦・横浜VS磐田戦で起きた誤審問題で川淵キャプテンが、「岡田に助けられた」とコメントした。といっても、これは岡田正義主審ではなく、横浜・岡田武史監督のこと。「審判だって神様じゃないからね。会場に行っていたら、実にコメントしにくいお話だったな」と苦笑い。そんな中で、「あれで岡田が抗議とかしていたらと思うと…」と、ホッとした表情をみせていた。ZAKZAK

要するに岡ちゃんは大人である。そして横浜マリノスは成熟したクラブである。
成熟したクラブというのは悪玉になりやすい。それに対する善玉となるべきクラブがナイーブ過ぎるのはいかがなものか。……ま、ナイーブだから善玉か。

断固NO!って…

2005-03-09 10:03:29 | News
ニッポン放送は8日の定例会見で、野球中継やサッカー中継の広告主から、ライブドアが経営を支配した場合には「(スポンサー契約を)白紙にする」との声が相次いだことを明らかにした。
YAHOO(共同通信)

フジテレビの日枝久会長は、「ステークホルダー(従業員を含む利害関係者)の信頼がないと、うまくいかないと思う。だから、ニッポン放送の社員の人がそうおっしゃるなら、それは尊重した方がいいと思う」と語った。YAHOO(産経新聞3月4日)

ニッポン放送の社員が三日、「ニッポン放送社員一同はフジサンケイグループに残るという取締役会の決定に賛同し、ライブドアの経営参画に反対する」との声明を発表した。「リスナーのために」を心のよりどころ・判断基準としているとしたうえで、ライブドアの堀江貴文社長には、リスナーに対する愛情が感じられず、経営に参画するというより、資本構造を利用したいだけとしかみえない、と指摘。堀江社長の発言が株や金銭の話が多く占めることに対し、「『心』を無視して強引に経営参入しようという者には断固『NO!』を出す」としている。YAHOO(産経新聞 3月4日)

とにかく違和感を覚えるんである。
<野球中継やサッカー中継の広告主から(中略)「(スポンサー契約を)白紙にする」との声が相次いだ>とか<ニッポン放送の社員の人がそうおっしゃるなら、それは尊重した方がいいと思う>とか<社員総会で全会一致で決めた>とか<リスナーに対する愛情が感じられず>とか……利害関係がない時は<面白がって>起用していたのに。<面白くなければテレビじゃない>じゃなかったのか、フジテレビ(&ニッポン放送)。ま、そもそもオレはニッポン放送が「心」のあるサッカー中継をしているとは思ってないですが。
とにかくカメカメはもう往年のANNを語れないだろうし、日枝会長も「オレたちひょうきん族」の懺悔コーナーで自ら水をかぶった過去も語れないことは不幸なことだ。結局誰も<あの頃>のように自由にはなれない。立場が変わったとは言え、洒落にならないことを言い始めると後戻りできないスね。しかし言い始めたら、刀折れ矢尽き果てても言い続けるしかないと、やはり思うです。

ジャケ撮影

2005-03-09 08:37:06 | Music
橋本信二さんのアルバムジャケットの撮影で、和光に住む画家のマイクさんちを訪問。カメラマンは湯川君。ストロボの傘に隠れているイラストが今回ジャケ予定……のつもりだったのだけれども、橋本さんが「これも」「これも」で3点撮影。どれになるかは検討。

ぴあで作業の後、GATE-ONEで福田重男さんのコメント取材。当日夜のセットは高田ユミ(vo)福田重男(p)小杉敏(b)+梶原まり子(vo)&橋本信二(g)。

開幕戦

2005-03-06 07:13:42 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
Qかなり広島に主導権を握られた形になってしまったと思うんですが、どの辺りが要因だったんでしょうか?
健太「いや、別に広島に主導権を握られたというつもりはないです。(中略)取った後にもう少ししっかりと繋ぐことができればもう少し違った展開になったという風に思いますけど、ただ、向こうに押し込まれたという印象は僕自身は持ってません。」(Sの極み 2005年03月05日より)

健太エスパルス初戦引き分け。勝ち点1。開幕戦ということで苦労したクラブが多い中、何とか勝ち点を稼いだことは評価したい。次は12日、“強豪”ヴェルディ戦(味スタ)。

以前、LBにも登場した頂いた田邊伸明さんのブログが更新された。
実は3日に書いた「また今オフ、図らずもネットの主役のひとりとなってしまったTさんにも再登場を依頼中。」というのは田邊さんのことで、訊きたいことはブログの今回の更新にも書かれてますが……。
一方Jリーグ開幕の今日、こんなブログがあった。
<ダーティな精神が充満しているチームのファンやスポンサーでなくて本当に本当に良かった。>
臼田琢美のかぶろぐ
おそらくこれから臼田さんのブログには、<ダーティーな精神が充満しているチームのファン>からダーディーで攻撃的なコメントをされる可能性がある。<プライド>というのはかくも面倒臭いものである。
しかし内容の是非はともかく(ともかく、ホントにともかく)書き続けることだけには価値がある。いや、書き続けなければ意味はないと思うですよ。

田邊さんは、今回の件で鈴木チェアマンから「わからない人にはわかるまで丁寧に、オープンに説明しなさい」と声をかけられたという。フラットな読者の立場から田邊さんのブログを読めば、すでに充分丁寧で、オープンだと思えるのだが、田邊さんにはこれからも書き続けていただきたいものである。

ちなみに鈴木チェアマンも<ダーティな精神が充満しているチーム>の元社長なわけだが。

(追記)
と思ったら明らかにトーンダウンな言い訳

ポリ盤/沢田研二再発

2005-03-06 05:46:47 | Music
沢田研二のポリドール時代のオリジナル盤が再発売された。
今やCDは入手困難でamazonあたりではン千円のプレミア付きで取り引きされていたわけだが、今回廉価でリリースされたことはめでたい。で、前から気にはなっていたのだが、そのamazonのカスタマーレビューにこんなのがある。

<アリスに勝って宇宙戦艦ヤマトの挿入歌⑥を歌うことになりました。それが当時(78年)の勢いで,阿久悠/大野克夫ラインも全盛期。⑦は,このコンビのベスト・トラック。でも全体は音が薄っぺらい安易なアレンジ。まったくロックを意識してない時代でした。>『今度は、華麗な宴にどうぞ』

『今度は、華麗な宴にどうぞ』といえば、「ダーリング」「ヤマトより愛をこめて」といった大ヒットナンバーを始め、「お嬢さんお手上げだ」のような佳曲も収められているジュリーの大衆歌手時代の代表的なアルバムなわけだが、このレビューを掲載するCDジャーナル(データベース)もどうかと思う。買う気萎えるぞ。
ま、いっか。
沢田研二の時代、ともいえる70年代の歌謡曲/ロックの世界を堪能できる再発ス。
『TOKIO』『MIS CAST』といった現在に連なる70年代後期~80年代盤は30日リリース予定。

リイシューといえば『ワンステップフェスティバル1974』のCD&DVDもリリース。今のうちに買っときましょう。DISK UNION(NEWS)

清水ミチコ『歌のアルバム』

2005-03-05 04:46:24 | Music
清水ミチコ待望の新作『歌のアルバム』。待望の新作と言っても予想通り相変らず山口百恵はやってるわ、桃井かおりはやってるわ、三原順子に安部譲二と、以前LBで取材させていただいたときにも本人がおっしゃっていたように、ネタは昔から変わってない(あんまり増えてない?)模様。とは言えキレ味も相変らず。まあテレビの中の人だけでは窺い知れない業を感じます。特に矢野顕子で歌うはっぴいえんどの名曲『相合傘』。「テネシーワルツ」「野球がよくわからない人に聞こえる野球中継」あたりも最高。お正月に某女性毒舌タレントがテレビで、ピアノ弾きながらみっちゃん風の音楽コントしてたのを見たことがあるけれども、やはり格が違う。さすが女タモリ。是非またお話を伺いたいもんです。
清水ミチコ『歌のアルバム』

その他ost『orfeu negro』、blur『live at the budokan』、the who『live at leeds deluxe edition』購入。

特集・サッカー編

2005-03-03 23:48:50 | LB中洲通信2004~2010
LB5月号特集について吉沢康一さんと電話。
今回の特集はブログ……のつもりだったのだけれども、今更「ブログが面白い」などとガイドブックの真似ごとをしても専門誌にかなうわけもないし、面白くもないので、ブログ周辺で起こっている現象をLB風に拾っていく予定。で、まずフットボールウィークリーでジャーナリストデビューした吉沢さんに登場していただき、「フットボールとネットの危うい関係」をテーマに、酒場トークの予定。浦和に乗り込みます。日本のサッカーファンが先鋭化し続けているのはネット抜きには語れない。その理由がちょっと見えてくるハズ。あくまでも酒場トークですが。また今オフ、図らずもネットの主役のひとりとなってしまったTさんにも再登場を依頼中。

本日4月号「卒業しません~卒業しない男たち」発送。ご協力者の皆様ありがとうございました。

ノブリン語る

2005-03-01 20:46:52 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
今週の『スポルティーバ』に興味深い発言があった。テレビ解説者による今年のJリーグを予想する座談会で、今シーズンの有力クラブのひとつとなったヴェルディについて言及している部分だ。川勝良一氏は「ヴェルディが変わったきっかけはエスパルス戦」といい、金田喜稔氏は前エスパルス監督石崎信弘ことノブリン(現ヴェルディコーチ)の発言を引いて「マリノスでもレッズでもガンバでも負ける気がしなかった。でもヴェルディのパス回しは守り切れなかった、と言っていた」という。
川勝氏は、具体的なゲームは挙げていなかったが、おそらく昨シーズン最低のゲームのひとつである国立でのリーグ戦か、さらに昨シーズン最悪のゲームのひとつである味スタでのナビスコカップを指していると思われる。前者は西部のファインセーブもありながら大量失点のボロ負け、後者は雷雨の中、Vゴール惜敗、ともに悪夢のようなゲームだった。そして関東の清水ファンはこういうゲームをここ数年見続けている。味スタ・ヴェルディ戦は3月12日。スタンドの橙色同様、圧倒しよう。他クラブには負ける気がしないが。