徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

根津その3

2006-04-07 04:45:21 | Works
んでもって、スカイ・ザ・バスハウスの裏にある和菓子屋の谷中・岡埜栄泉。岡埜と言えば岡野俊一郎。今日の根津は、天気もいいので観光客多し。

夕方からは木場の深川ギャザリアの中にあるロータスパークの撮影。最後はロータスパークの隣にあるティーショップ「ヴィクティー」でやまと豚のロースカツサンドとインドの紅茶。ボリュウムあります。でもこれが紅茶と合う。

5月号

2006-04-05 21:30:44 | LB中洲通信2004~2010
LB中洲通信5月号完成です。
今回は現場復帰を果たした毒蝮三太夫さんの「応援人生」と映画『闇打つ心臓』の特集2本立て。
マムシさん、長崎俊一監督、内藤剛志さん、室井滋さんを始め、関係者の皆様ご協力ありがとうございました。吉祥寺・のろの加藤さんも久々に登場してます。
現在、順次発送中~。

勘違い/「失楽園の向こう側」

2006-04-05 21:21:16 | Osamu Hashimoto
橋本治の『失楽園の向こう側』。
解説を書いている京都精華大学教授の熊田正史さんは、治ちゃんが『ヤングサンデー』(小学館)で『貧乏は正しい!』(連載時タイトル「こう生きるのが正しい」)を連載していた時の編集者だったそうだ。ということで、その後の『「わからない」という方法』『上司は思いつきでものを言う』『乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない』(以上集英社新書)という橋本治“ビジネス哲学”書シリーズの流れを作った人ということになる。『貧乏は正しい!』期というのは、マイ橋本治史の中でも、読者として一番距離が離れていた時期で、自分自身がいろんな意味でドツボにはまっていた時期ということもあって、ほとんど積ん読状態だった記憶がある。
というか、ですね。それだけではなくて、この路線というのはどうにも違和感があるのです。ま、それでも売れれば治ちゃんの糧になるんだからいいんですけど。

しかし違和感を覚えつつも、『失楽園の向こう側』に収められたサッカー論、ワールドカップ論の切れ味は今読んでもさすがですが。

プリンス新譜。かなりいい。プリンスを聴きながら橋本治を読む。……そんな80年代もあった。


失楽園の向こう側 (小学館文庫)
<バブル後の“失われた十年”さえもいまは昔。二十一世紀初頭のニッポンでは、あらゆる“楽園”が、もはや失われてしまった。その中でぼくたちはどのように生きていったらいいのか。著者は、IT長者の転落もニートの増加もすべて予見!そして「稼ぐが勝ちなんて大ウソ!」とばかりに、本書で“失楽園の向こう側”に明るい光を見いだそうとする。みんな「カイシャ」や「学校」といった“ドーム”の中にしがみついていないで、外に出てごらん、そこにも幸せの種がある―。読めば納得、希望が甦る、ハシモト式人生指南の書。>

登録情報
文庫:355ページ
出版社:小学館 (2006/3/7)
ISBN-10:4094080740
ISBN-13:978-4094080742
発売日:2006/3/7
商品の寸法:15x11.4x1.6cm

第6節 前向き、順当

2006-04-02 23:58:44 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
週末は静岡。薄曇だがところどころで日差しもあり、お花見日和。静岡の春を象徴するぬるーいお祭り、静岡まつり開催中(5日まで)。早めに静岡に着いたので久しぶりに花見客でごった返すお堀の中を歩いてみたら、丁度練り歩きに出発する今年の大御所(家康)役・太川陽介を発見。ビミョーな顔して手振ってたなあ。

夜は日本平で第6節ガンバ戦。負けはしたが、現状の力は示せたのではないかと思う。結果的には(前向きな意味で)順当だったかもしれないが、ゲームとしてはかなり面白かった。それにしてももう少し客は来ないものか。今見逃しているともったいないぞ。ま、シーチケのご近所さんみたいに、応援するより清水のプレーヤーを口汚く批判する方が熱心な夫婦は迷惑だが。

西野朗「チームスタイルとすれば前節の大宮戦と、堅守速攻型……それとリスタートの強さってところの中では、まあ類似してるようなチームスタイルの中で、まあガンバとすれば前節と同じような戦い方の中で、まあ本意じゃあないんですけども、しっかりディフェンスを重視して、その中でカウンターを狙っていくことからスタートして(中略)まあ今日はあれだけ最初押し込まれるとは想定はしてませんでしたけど(苦笑)」(Sの極み 4月1日付)

西野朗にしてまだこういう勘違いをしていてくれている間は、上位勢はまだしばらくナメてくるはず。精度を上げるべく思いっきりチャレンジしていこう。それにしてもゲームをビデオで見直すと、ガンバは家長が1点目を獲るまで何回か同じ形(PA内での壁パスの局面)をチャレンジしている。精度を高めるってのはこういうことかもしれないな。

ワード

2006-04-01 00:55:46 | 素日記
2月にSIONさんとCHABOさんの『WORDS』があったばかりだが、今晩は橋本さんが「ワード」を語る。

銀座資生堂ビルで「ワードフライデイ」。テーマは「コトバ的――文化と虚栄心」、講師は橋本治。
橋本さんが花見渋滞ということで15分ほど遅れ、ガートルード・ローレンスの歌の中、橋本さん登場。最近の資生堂のCFの話から「区別のない人たちの間でとても区別がある」という階級・階層社会、「東大出の高卒」である自分、ファッションとリスク、金髪の話、フジのイメージキャラクターの頃。前半は最近マスコミから求められられ、期待される橋本さん、後半はいつもの橋本節という感じか。以前CHABOさんの鎌倉芸術館の楽屋でお姿は見かけたことはあったけれども、話し振りも17、8年前とあんまり変わってない印象。講演内容はいずれ「ワード」の冊子で編集されると思うので、読みたい人はワードのサイトまでドゾ。
さすがに資生堂の定期イベントというだけあって綺麗なOL風お姉さんが多かった。マラドーナのシャツ着てるようなのオレだけじゃん! オレは北関東出身じゃないですけどね。
さて今回でワードフライデイは最終回。以前某誌の編集をしていた頃に、何回かワードデスクの方とやりとりしたことがあったので、存在は知っていたし、いつかは行きたいとは思っていたのだけれども、初めて行くのが最終回になった。お疲れ様でした。