徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

9月号発送

2008-08-05 18:31:27 | LB中洲通信2004~2010
中洲通信9月号到着。
今回は「正義の行方」と題して石丸幸人、升味佐江子の両弁護士のストーリーを紹介。おふたりには裁判員制度についてもお伺いしたのだけれども、まあ予想通りというか、やっぱりそうなのねという感じのお答えでした。一部の人間の「ガス抜き」のために国民が負担を強いられることはないわな…と思いつつ、今日の朝日の一面を見てみれば<裁判員に選ばれる確率 1位大阪、秋田の4倍>とのこと。<裁判員の対象は重大事件に限られているため、選ばれる確率は、各地裁の管内で発生した凶悪事件などの数に左右される>ということで、1位大阪、2位千葉、栃木、群馬の北関東勢が続くというのは、いや何となく納得である。
その他、オオタスセリ×永六輔対談など。ご協力者、関係者の皆様ありがとうございました。ただいま続々発送中です。

30倍

2008-08-04 04:03:09 | VIBE RHYME
久しぶりにヤフオクで「VIBE RHYME」が出品されたと思ったら恐ろしい金額まで争われていたので退散。もちっと懐に余裕があるときなら腹も括れるが、さすがにこれは…。
やっぱし奇跡が起こることを期待しつつ、自力で起こしていくことにしますか。
まーず、復刊無理だし。

ザ・マン/ヒットメーカー 阿久悠物語

2008-08-02 00:53:02 | 漣流 sazanami-ryu
日本テレビで「ヒットメーカー 阿久悠物語」を観る。
歌場面の本人映像とフィクションの映像を組み合わせる構成は思っていたほど違和感は覚えなかったし、髪型を変えた田辺誠一はどんどん阿久悠に見えてきた。ただ、阿久悠の人生の前後のストーリーをものすごい勢いで省略しつつ、日テレの名番組「スター誕生」を際立たせて見せるストーリー構成は、少々盛りだくさん過ぎて、<テレビ的>すぎるのではないかと感じた。これならば「スター誕生物語」に絞ってしまった方が良かったかも。
いや、それでも観て良かったと思う。
いろんな意味で、これから<サザナミ>本を再始動させるにあたっては刺激を受けた。阿久さんには取材で3度ほどお会いしたことがあるけれども、やはり<サザナミ>についてもお話を伺ってみたかったな。資料を探してもほとんど<漣健児>に言及したものを見つけることができなかったもので……それはともかく、やはり60年代、70年代というのは漣健児=草野昌一や阿久悠のようなミュージック・ビジネスマンの時代だったのである。

それにしても「スタ誕」が生んだ怪物アイドル、ピンクレディー。彼女たちの出身地である静岡には、いろんなところにミーちゃんやケイちゃんの親戚がいた。あの頃、そのひとりだったサッカー部のミナト君は今も元気だろうか。だから何だということはないんだが。



殿様商売の土壌

2008-08-01 15:49:20 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
博多から帰ってきたらエスパルスからこんな(上記画像)葉書が着ていた。
<ナビスコカップ決勝トーナメントはシーズンシートに含まれません>
要するに来週水曜日に迫ったナビスコカップ準々決勝第二戦、鹿島アントラーズ戦のチケット販売が芳しくないということらしい。そんなことは1ヶ月前からわかっていたことなので、もちろんチケットは購入済みなのだが、先週他人様の大宮の運営に文句を書いた以上、清水の営業にも文句を書くことにする。

こんな下らない内容の葉書を出すことで余計な通信費を浪費するぐらいならば、営業はシーズンチケット購入者を対象にしたチケット購入の意志確認ぐらいすべきだったのではないのか。決勝トーナメントをシーチケ対象にしろとは今更言わない。ただ営業のベースである固定客をみすみす逃すような真似をする営業方針が信じられないのだ。
しかも決勝こそ国立競技場の一発勝負だが、準々決勝、準決勝はホーム&アウエイなのだ。わかりますか? リーグ同様、準々決勝、準決勝も「ホームでの戦い」が重要なのですよ。そのホーム戦のスタンドをリセットしておいて、どの口で「聖地・日本平」などと言えるのだ。
ちなみに今回の葉書は決勝のチケットを抽選でプレゼントするというものだが、そもそもそんなもんを告知してもあまり意味がない。そのときはそのときで、わざわざプレゼント(しかも抽選)なんてしていただかなくても無条件に国立を目指すのだ、サポーターならば。

第一、<2006、2007年の結果が、いずれも予選リーグ敗退のため、皆様へのご案内に「分かりやすさ」が足りない部分もあったかと存じますが>とあるが、2006、2007年にあったこと(敗退)は今年もある(敗退)かもしれないとでも言うのか。そのフロントが、どの口で「We believe」などと言えるのか。
「We believe」で売るならそれに相応しい売り方があるだろう。せっかくチームが強化されていても、それを<演出>すべきフロントがこのざまでは売れるものも売れない。殿様商売はもはや静岡の文化だけれども、サッカーだけではなく、理念と夢を売るプロサッカークラブがそんなことでいいはずがない。そんなんだったらオレにも参加させて欲しいと本気で思うのだ。
チームとクラブはもちろん無条件で受け入れ愛するが、それとフロントはイコールではないことをもっと自覚するべきだろう。踊るのはサポーターだけで十分。フロントは冷静に、そして熱くビジネスしていただきたい。


(どおくまんプロ「嗚呼!花の応援団」第四巻/双葉社より)

ナビスコカップ準々決勝第二戦、鹿島アントラーズ戦のチケット発売中!
鹿島スタジアムで驚愕のリアリストぶりを発揮した健太と健太チルドレンたちが、聖地でどのようなファイトを見せるのか。淳吾の長期離脱というアクシデントをチームはどのように乗り越えていくのか。また今回オズワルドオリヴェイラ監督がベンチ入りできないことで鹿島の戦いに変化は生まれるのか。今度こそは勝たなければ勝ち上がれない一発勝負。見所は満載である。押忍。

1万人以上は入って欲しいなァ…。

再開

2008-08-01 14:28:14 | Works
木曜日。
高円寺のACEでサザナミ本の打ち合わせ。諸般の事情と大人の事情で数ヶ月作業がストップしていたものの、ようやく見通しがつい(てき)たようなので、これより再開。そして今後の作戦会議。

ACEにデスクを置くフリーペーパー「チェリータイムス」の編集長で、レイアウターで、イラストレーターで、ライターのTONGさんにも挨拶。女の子ばかりですでに5、6年も続けているが、やっぱり喰えないのでみんなキャバで働いている、そして編集もそれに併せるようにキャバネタとロックバカが混在する内容という、もはやどちらが鶏なのか卵なのかよくわからないけれども、まあ持続しているだけでも大したもんというフリーペーパーである(オールカラーだし、超新塾のコブラ氏も連載してるし)。こういう世界は、ホントにフリーダムで、80年代的に懐かしい感じがして好きですけれど。

持続していると言えばサザナミレーベルも今年で5周年。で、<『Sazanami Label 5th Anniversary Party!!』>と題して8月26日(火)新宿ロフトでイベント有り。


んでもってカマチさんからイベントにも参加して、ゴーグルエースと共にジャパンツアー&メキシコツアーを行うLOST ACAPULCOの来日記念ベスト盤のサンプルを頂く。

この間頂いた「Girls Sazanami Beat! vol.1」もナカナカ良いです。特にイタリヤギターは結構気に入った。全然情報ないけど、ま、それもそれでいいか…。
おまけにデリシャススウィートスも10周年。10月26日(日)新宿クラブハイツで、第18回目の「デリシャ・カーニバル とびだせ!人間」を開催。


死に物狂いで続けてりゃ、そのうちきっといいことあるよね。