ノキアの端末の機能をフルに利用できて,しかも日本の携帯電話キャリアが提供する独自仕様のwebと携帯キャリアのドメインで提供されるインターネットメールを利用できのは,ソフトバンクから出ていたN73です。これが最強でしょう。しかしもうソフトバンクには在庫がありませんので入手が困難です。
プッシュでメールが降ってくるので便利な携帯キャリアのドメインで提供されるインターネットメール機能を諦めれば,ソフトバンクのN73に比べると日本語化度が相当低いですが,世界市場から調達可能になります。
ノキアのS60プラットホームの端末であれば,管理工学研究所が出しているJ+という日本語化環境を購入して導入することで,相当なところまで日本語を利用可能になる模様です。ノキアのS40プラットホームの場合は,端末本体に漢字ROMが搭載されている中国語版であれば,PiClipを利用して日本語入力機能を付加できます。
http://love.meganebu.com/~simontek/piclip.html
ちなみに,Nokia 3120 classic 中国語版では,メニューなど英語表示モードにて,日本語のSMSを受信するとちゃん表示されます。ただし,フォントの形があまり洗練んされていませんし,句読点や句点が下になくど真ん中です。ただし,半角カタカナは表示されず,□(いわゆる豆腐)になります。また,あたりまえですが,キーパッドには英数字と中国語入力補助のための刻印があり,ひらがなの刻印はありません。
さて,Nokia 3120 classic でインターネット電子メールの送受信が可能なのでその設定方法を記しておきます。下の電子メール設定は,いわゆる上位層アプリの設定ですから,これの足まわりとなるISPへのパケット通信接続の設定が別途必要です。小生は,docomoのUSIMを利用しているのでmoperaUを契約しましたので,パケットデータ通信用のAPNは,mopera.netとなります。もちろんSoftBankの一般的なUSIMを利用する際にはsoftbankとなります。ちなみに,APN情報は下記のURLに詳しく掲載されていますのでご参照あれ。
http://www.modmygphone.com/wiki/index.php/Carrier_APN_Settings#Softbank
普通のインターネットメールは,POPというプロトコルを利用する場合には,自分でメールを取り寄せるという作業を行わなければなりません。Mailbox upd. intervalのオプションはOffでなく,30分,1時間,2時間,4時間,6時間があります。DIONでもmoperaでも利用可能。
ただし,moperaUは,メールが来たことを有料でSMSにてdocomoの携帯へ通知する機能を備えていますのでインターバルの設定をしなくてもいいかもしれませんね。
また,GMailではIMAPというプロトコルを利用することができます。これは,POPのように取り寄せることもできますし,Connectionしておけば,日本の携帯キャリアが提供しているプッシュ型の電子メールサービスと同様になりますので便利です。ただし電池の消費が早くなります。
メールボックスの作成手順は次の通りです。
Menu→Message→Options→Add mailbox
そして,DIONの電子メール用設定パラメタは次の通りです。
DION(現auone net)用設定パラメタ
Mailbox name DION
My name あなたの名前
E-mail address DIONの電子メールアドレス
Login information
POP3 user name DIONのアカウント番号
POP3 password パスワード
Downloading sett.
Retrieve mode Headers only
No. of mails shown 30
Mailbox upd. interval Off
Automatic retrieval No
Incoming mail sett.
Incoming POP3 serv. pop.m.dion.ne.jp
Security Off
Port 110
Use pref. access pt. Yes
Outgoing sett. (SMTP)
Outgoing SMTP serv. msa.m.dion.ne.jp
Reply-to address
SMTP authentication On
SMTP user name DIONのアカウント番号
SMTP password パスワード
Security Off
Port 587
Use pref. access pt. Yes
Displ. term. windows No
また,moperaUの電子メール用設定パラメタは次の通りです。
moperaU用設定パラメタ
Mailbox name mopera
My name あなたの名前
E-mail address moperaUの電子メールアドレス
Login information
POP3 user name moperaUのアカウント名
POP3 password パスワード
Downloading sett.
Retrieve mode Headers only
No. of mails shown 30
Mailbox upd. interval Off
Automatic retrieval No
Incoming mail sett.
Incoming POP3 serv. mail.mopera.ne.jp
Security Off
Port 110
Use pref. access pt. Yes
Outgoing sett. (SMTP)
Outgoing SMTP serv. mail.mopera.ne.jp
Reply-to address
SMTP authentication Off
SMTP user name moperaUのアカウント名
SMTP password パスワード
Security Secure port
Port 465
Use pref. access pt. Yes
Displ. term. windows No
また,GMailの電子メール用設定パラメタは次の通りです。
GMail用設定パラメタ
Mailbox name GMail
My name あなたの名前
E-mail address GMailの電子メールアドレス
Login information
IMAP4 user name GMailの電子メールアドレス
IMAP4 password パスワード
Downloading sett.
Retrieve mode Headers only
No. of mails shown All
Mailbox upd. interval Off
Automatic retrieval No
Outgoing sett. (SMTP)
Reply-to address
SMTP user name GMailの電子メールアドレス
SMTP password パスワード
Displ. term. windows No
メールボックスの設定変更方法は次の手順で変更機能のところへ入っていきます。
Menu→Message→Message settings→E-mail messages→Edit mailboxes
パソコンにてGMailへログインしてでPOP/IMAPを活性化しておき,その設定もきちんとしておくことが必要ですのでお忘れ無く。Nokia 3120 classicの側だけで設定してもGMail側のPOP/IMAPが活性化されていないと動きません。
小生の感想は,GMailをメインにすると便利だということです。普段はNokia 3120 classicの自動メールチェック間隔を1時間程度にしておきますが,メールでの連絡街をするときには,5分間隔に設定して待ちます。通話の代わりにメールでやりとりするときには,IMAPなので,一旦Connectしてしまえば,日本のケータイキャリアが提供しているメールと同様にほぼリアルタイムです。ただし,Connectしたままだと電池の消耗が早くなります。
中国語版のNokia 3120 classicは,日本語の漢字と仮名(半角カタカナは無い)フォントを備えているので,ユニコードで表示可能です。仮名漢字交じり文による日本語入力は,PiClipを使えば,不可能ではないというレベルです。ドコモやソフトバンクが提供していたノキア端末と違って,文字入力の場面でどこでも仮名漢字変換ができるというわけではありません。PiClipというアプリを起動して,そこで入力した仮名漢字交じり文をクリップボードにコピーしてから,そのままSMSを送るか,またはPiClipを一旦終了して目的のアプリを起動して,そこへペーストするという操作手順になります。
以上
プッシュでメールが降ってくるので便利な携帯キャリアのドメインで提供されるインターネットメール機能を諦めれば,ソフトバンクのN73に比べると日本語化度が相当低いですが,世界市場から調達可能になります。
ノキアのS60プラットホームの端末であれば,管理工学研究所が出しているJ+という日本語化環境を購入して導入することで,相当なところまで日本語を利用可能になる模様です。ノキアのS40プラットホームの場合は,端末本体に漢字ROMが搭載されている中国語版であれば,PiClipを利用して日本語入力機能を付加できます。
http://love.meganebu.com/~simontek/piclip.html
ちなみに,Nokia 3120 classic 中国語版では,メニューなど英語表示モードにて,日本語のSMSを受信するとちゃん表示されます。ただし,フォントの形があまり洗練んされていませんし,句読点や句点が下になくど真ん中です。ただし,半角カタカナは表示されず,□(いわゆる豆腐)になります。また,あたりまえですが,キーパッドには英数字と中国語入力補助のための刻印があり,ひらがなの刻印はありません。
さて,Nokia 3120 classic でインターネット電子メールの送受信が可能なのでその設定方法を記しておきます。下の電子メール設定は,いわゆる上位層アプリの設定ですから,これの足まわりとなるISPへのパケット通信接続の設定が別途必要です。小生は,docomoのUSIMを利用しているのでmoperaUを契約しましたので,パケットデータ通信用のAPNは,mopera.netとなります。もちろんSoftBankの一般的なUSIMを利用する際にはsoftbankとなります。ちなみに,APN情報は下記のURLに詳しく掲載されていますのでご参照あれ。
http://www.modmygphone.com/wiki/index.php/Carrier_APN_Settings#Softbank
普通のインターネットメールは,POPというプロトコルを利用する場合には,自分でメールを取り寄せるという作業を行わなければなりません。Mailbox upd. intervalのオプションはOffでなく,30分,1時間,2時間,4時間,6時間があります。DIONでもmoperaでも利用可能。
ただし,moperaUは,メールが来たことを有料でSMSにてdocomoの携帯へ通知する機能を備えていますのでインターバルの設定をしなくてもいいかもしれませんね。
また,GMailではIMAPというプロトコルを利用することができます。これは,POPのように取り寄せることもできますし,Connectionしておけば,日本の携帯キャリアが提供しているプッシュ型の電子メールサービスと同様になりますので便利です。ただし電池の消費が早くなります。
メールボックスの作成手順は次の通りです。
Menu→Message→Options→Add mailbox
そして,DIONの電子メール用設定パラメタは次の通りです。
DION(現auone net)用設定パラメタ
Mailbox name DION
My name あなたの名前
E-mail address DIONの電子メールアドレス
Login information
POP3 user name DIONのアカウント番号
POP3 password パスワード
Downloading sett.
Retrieve mode Headers only
No. of mails shown 30
Mailbox upd. interval Off
Automatic retrieval No
Incoming mail sett.
Incoming POP3 serv. pop.m.dion.ne.jp
Security Off
Port 110
Use pref. access pt. Yes
Outgoing sett. (SMTP)
Outgoing SMTP serv. msa.m.dion.ne.jp
Reply-to address
SMTP authentication On
SMTP user name DIONのアカウント番号
SMTP password パスワード
Security Off
Port 587
Use pref. access pt. Yes
Displ. term. windows No
また,moperaUの電子メール用設定パラメタは次の通りです。
moperaU用設定パラメタ
Mailbox name mopera
My name あなたの名前
E-mail address moperaUの電子メールアドレス
Login information
POP3 user name moperaUのアカウント名
POP3 password パスワード
Downloading sett.
Retrieve mode Headers only
No. of mails shown 30
Mailbox upd. interval Off
Automatic retrieval No
Incoming mail sett.
Incoming POP3 serv. mail.mopera.ne.jp
Security Off
Port 110
Use pref. access pt. Yes
Outgoing sett. (SMTP)
Outgoing SMTP serv. mail.mopera.ne.jp
Reply-to address
SMTP authentication Off
SMTP user name moperaUのアカウント名
SMTP password パスワード
Security Secure port
Port 465
Use pref. access pt. Yes
Displ. term. windows No
また,GMailの電子メール用設定パラメタは次の通りです。
GMail用設定パラメタ
Mailbox name GMail
My name あなたの名前
E-mail address GMailの電子メールアドレス
Login information
IMAP4 user name GMailの電子メールアドレス
IMAP4 password パスワード
Downloading sett.
Retrieve mode Headers only
No. of mails shown All
Mailbox upd. interval Off
Automatic retrieval No
Outgoing sett. (SMTP)
Reply-to address
SMTP user name GMailの電子メールアドレス
SMTP password パスワード
Displ. term. windows No
メールボックスの設定変更方法は次の手順で変更機能のところへ入っていきます。
Menu→Message→Message settings→E-mail messages→Edit mailboxes
パソコンにてGMailへログインしてでPOP/IMAPを活性化しておき,その設定もきちんとしておくことが必要ですのでお忘れ無く。Nokia 3120 classicの側だけで設定してもGMail側のPOP/IMAPが活性化されていないと動きません。
小生の感想は,GMailをメインにすると便利だということです。普段はNokia 3120 classicの自動メールチェック間隔を1時間程度にしておきますが,メールでの連絡街をするときには,5分間隔に設定して待ちます。通話の代わりにメールでやりとりするときには,IMAPなので,一旦Connectしてしまえば,日本のケータイキャリアが提供しているメールと同様にほぼリアルタイムです。ただし,Connectしたままだと電池の消耗が早くなります。
中国語版のNokia 3120 classicは,日本語の漢字と仮名(半角カタカナは無い)フォントを備えているので,ユニコードで表示可能です。仮名漢字交じり文による日本語入力は,PiClipを使えば,不可能ではないというレベルです。ドコモやソフトバンクが提供していたノキア端末と違って,文字入力の場面でどこでも仮名漢字変換ができるというわけではありません。PiClipというアプリを起動して,そこで入力した仮名漢字交じり文をクリップボードにコピーしてから,そのままSMSを送るか,またはPiClipを一旦終了して目的のアプリを起動して,そこへペーストするという操作手順になります。
以上