文珠川慧久の道楽帳2

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EMOBILE GL07S root | イーモバイルGL07S ルート化

2014-05-30 | Android
我が家の地域はEMOBILEの電波が弱い。我が家の室内はEMOBILE圏外である。まさかそういうことがあるなんて思わずに、2008年頃に、H11HWでEMOBILEの音声回線を契約してがっかりしたことがある。あれから6年経つが、我が家周辺のEMOBILEの電波状況は、当時と同じである。ところが、2013年3月7日に、EMOBILEからGL07Sという端末が発売となった。GL07Sは、EMOBILEのSIMでSoftBankへ国内ローミングできる点が面白かった。SoftBankなら我が家の室内も圏内だから、全然役に立たないということは無いし、国内で異なるキャリアへのローミングてどんなのか、ぜひ味見をやりたくなったので、性懲りもなく2013年10月頃に、EMOBILEを契約した。2014年5月現在、GL07S端末新規又はMNP転入で、月々の支払いが2,900円台という状況になっていますが、小生の契約は、データ通信にだけ使い通話は一度もしなかった月でも3,994円(これは税込み2014年5月請求分の場合)です。GL07Sの本体価格と一体化した月額基本料金は、待てば待つほど安くなりますなあ。

小生のGL07Sは、使い始めて半年経ちましたので、初期不良は一応無い個体だったと考えてよいと思います。そこで、Titanium Backup アプリをインストールしたくなりました。そして、K9を使っているからGmailアプリ及びEメールアプリは不要、Googleドライブは不要、FlickWnnを使うのでFSKARENは不要など、結構不要なアプリがたくさんあります。それらを消してしまえば、音楽やビデオを入れるメモリ領域が増えますから、是非そうしたいわけです。無効化では容量が増えませんから消してしまいたいのですが、システムアプリになっているため普通の方法では消せなくなっています。そこで、root 登場です。

ガジェットのある日常/GL07S Root化してみた
http://advancedbear.blogspot.jp/2014/03/GL07S-Root.html
を参考にして、小生のGL07Sで再現試験をしてみました。

小生のGL07Sは、ビルド番号 B211 まで更新済みでした。
小生は、HPのノートPCでWindows 8.1です。Android SDK及びUSBドライバはインストール済み。
上記参照ブログで指定のあった「emobile-gl07s-root.zip」をダウンロードしてきまして解凍。
GL07S(USBデバッグモード及び提供元不明アプリインストール許可)をUSBでPCへ接続。
root.batを実行。
emobile-gl07s-root.zip が B207 なので、B207 状態で root 化完了しました。

上記参照ブログでも言及しておられる通り、Bluetoothやおサイフケータイは正常に利用可能の模様です。
上記参照ブログにご紹介があった Busybox on Rails 及び ESファイルエクスプローラーをインストールしました。

上記参照ブログでは、『なお、この状態でアップデートを実行すると起動しなくなるという情報があるので、設定のシステムアップデートのところから、「更新の通知」を切っておいたほうが良いかもしれません。』との助言があり、更に、『ブートローダーが起動すれば、ルート化の際に焼いたsystem.img等をフラッシュすれば文鎮化は回避できるかもしれません』ともありましたので、ブートローダーモードについて少々ググってみたところ、今回の root 化方法は、root 化された純正 ROM であってカスタム ROM ではないため、ブートローダーをアンロックする必要は無く、fastboot で突っ込むことができるということらしい。そして、GL07S起動時に画面に現れるEMロゴのときがまさにブートローダーが動いているときらしい、との情報が得られましたので、EMロゴでループしている状況に陥ったときには、PC側でDOS窓を開いてroot化に使ったファイル群が収めてあるフォルダへとCDして、
C:> fastboot flash boot boot.img
とコマンドラインに用意しておいてから、GL07SをUSBケーブルでPCに接続します。

GL07Sでシステムアップデートのチェックを行います。
B213 への更新があるということだったので、OTAで実施します。
約100MB程ダウンロードが行われ続いて再起動がかかり、システムアップデートが始まりました。
そして再び再起動がかかり、EMロゴが現れてバイブで1回ブルっと鳴り再びEMロゴが現れるというループ状態になりました。

この状態のとき、DOS窓で、
fastboot flash boot boot.img
で、エンター待ちのところで、エンターしてやります。
boot.imgがWRITEされている旨メッセージが出ます。
5Mバイト程度なので一瞬で書き込み終了します。
(音量下と電源長押しとか、音量上下と電源長押しとか必要だったかどうか覚えていません)

以上で、B213状態がroot化されたGL07Sの出来上がりです。