<2016-01-23 mineo 側でネットワーク調整して対応したので改善?>
<2015-11-07 ファームウェアアップデートを追記>
<2015-10-10 不都合3を追記>
<2015-10-04 初版>
彡彡★☆☆彡彡 マイネオ(mineo) SIM
2015年7月頃、行きつけの本屋で、いま流行りの格安SIM(データ通信用SIMカード)のおまけ付きのムックが目にとまりました。『SIM PERFECT BOOK 02』(シム・パーフェクト・ブック2)というムックです。デジモノステーション増刊第2弾ということでした。おまけに付いているSIMは、auの4G LTE通信網でサービスを提供しているケイオプティコム社のマイネオ(mineo)というブランドのSIMでした。2015年06月30日発売で税込み1,500円のムックでした。
ドコモのMVNO(例えば IIJmio、DTI 及び BIC SIM など)を使った経験はありますが、auのMVNOを使ったことは無いので、この機会に使ってみようという好奇心から、ムックを購入して帰りました。そして、手元にauの電波を利用可能な無線ルーターが無かったので秋葉原散歩のついでのときに、イオシスで見つけた中古(未使用グレード)のW01(au版ではなくてUQ MiMAX版のSpeed Wi-Fi NEXTが売っていた)を入手しておきました。
ムック付録のマイネオ(mineo)SIMの電話番号開通期限は9月30日、開通した月を含め2ヶ月間有効、そしてお試し用に含まれているデータ通信容量は500MBとありましたので、2015年08月01日に開通操作を行うことにしました。開通操作は、指定の番号に電話をかけることで音声自動応答の対応で、とても簡単に、あっという間に終わらせることができました。
■書誌情報
ムック 『SIM PERFECT BOOK 02』
判型:A4変形/80P/オールカラー
価格:1500円(税込)
発売日:2015年6月30日(火)
発売:エムオン・エンタテインメント
■付録
【特別付録】
無料SIM付き
「SIMスターターパック 02」(mineoプリペイドパック)
サイズ:nanoSIM
データ量:500MB
利用期限:開通日の翌月末
開通期限:2015年09月末日
※非売品/限定生産/データ通信専用
ケイオプティコム社のmineo/auプラン/シングルタイプ(データ通信のみ)
http://mineo.jp/
■付録利用時注意
特別付録のSIMはau 4G LTE回線でのデータ通信専用。
動作確認機種については、mineoホームページで確認のこと。
http://mineo.jp/device/devicelist/
特別付録は、2015年09月末日までが開通期限。
購入後開通期限が過ぎてしまった場合、又は開通期限後に本誌を購入した場合、特別付録のSIMカードは利用できない。
彡彡★★☆彡彡 無線LANルーター
UQ WiMAX 社ブランドの W01
機種名:Speed Wi-Fi NEXT W01
ソフトウェアバージョン:11.411.13.20.824
UQの高速WiMAX 2+ルーター「W01」を酷使した結果(2015-03-01)
下り220Mbps対応のWiMAX 2+ルーターの実機を早速試した(2015-02-01)
220Mbps対応WiMAX利用者も乗換可WiMAX2+モバイルルーターSpeed Wi-Fi NEXT W01レビュー
ゼロからわかるWiMAX(2015-01-19)
この無線ルーター(W01)には、au版の他にもUQ WiMAX版など複数あります。mineoユーザーサポートで対象にしているのは、au版なので注意が必要の模様です。小生が入手したW01は、au版ではなくてUQ WiMAX版でした。どこが違うのか分かりませんが、どうやら確かに違いがあるらしく、マイネオ(mineo)のサイトで紹介されている方法で設定してもUQ WiMAX版には通用しないということです。だから、au版以外のモデルを購入するひとは注意する必要があります。
うがちすぎかもわかりませんが、この機種のソフトウェアバージョンを見ると、意味ありげに5つの数字が点で区切られているので、仕様が微妙に異なる多くの仕向が存在するのかもしれません。
問題のいくつかが、マイネ王というケイオプティコム社が運営する「mineoファンの集まるサイト」というコミュニティで問題提起されています。例えば「W01ルーターの動作」というスレッドがあり、「W01を使用中、指定したリンク先でなく勝手にW01の管理画面へと飛んで行ってしまうので致命的に困っている」という問題提起をしておられる方がおりました。しかし、2015年10月03日現在解決には未だ至っていません。マイネ王「W01ルーターの動作」に関するスレッドのURLを以下に記します。
https://king.mineo.jp/question-answer/%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E9%80%9A%E4%BF%A1%EF%BC%8F%E9%9F%B3%E5%A3%B0%E9%80%9A%E8%A9%B1+%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E9%80%9A%E4%BF%A1/568
小生の場合、管理画面へ飛んで行ってしまうという致命的不都合な症状には、幸いにも見舞われておりません。しかし、mineoユーザーサポートページに収録のW01(au版)の設定をしただけでは、下記の不都合を生じてしまいました。
https://support.mineo.jp/manual/network_setup/huawei_w01.html
×不都合1:
ダウンロード及びアップロードのデータ伝送速度測定アプリの結果が極端に悪い。
測定結果が出ることなく途中で通信エラーとなることの方が多い。
×不都合2:
AT&T Global VPN Client で接続しなければならないサーバーとの間で、VPN接続確立までは完了するのだけれども、通信できない。VPNを活性化する前までは、ネットサーフィンでもメールでも問題無いという症状。
下記のように設定したところ、いまのところ、UQ WiMAX 版 W01 無線ルーターで WiMAX2+ 及び au LTE どちらででも問題無く接続できるようになりました。
(1)本製品にmineoのSIMを挿入する。
(2)本製品の設定を購入時の状態に戻す。
本体のリセットボタンを5秒以上長押ししてリセットする。
取扱説明書の 1, 75, 102 ページを参照。
(3)スマホ又はパソコンと本製品とを無線LAN接続する。
SSID及びパスワードは、本製品のデフォルト値を使用する。
(4)本製品と無線LAN接続したそのスマホ又はパソコンで管理画面を開く。
無線LAN経由にてブラウザで http://speedwifi-next.home 又はIPアドレスを直接指定する様式で http://192.168.100.1 へアクセスする。
(5)管理画面にログインする。
ユーザー名 admin
パスワード IMEIの下5桁
ちなみにIMEIは本製品の裏側に印字されている。
(6)通信モードをハイスピードプラスエリアにする。
基本設定のところで、通信モード設定(選択肢は、ハイスピード又はハイスピードプラスエリア)をハイスピードプラスエリアにする。ハイスピードプラスエリアモード規制はオフにする。
(7)mineoを利用するためのプロファイルを作成する。
管理画面の設定のプロファイル設定で行う。
プロファイ名:mineo
APN(接続先情報):mineo.jp
ユーザー名:mineo@k-opti.com
パスワード:mineo
認証タイプ:CHAP
IPタイプ:IPv4
を設定してから1行目にあるプロファイルリストでmineoを選ぶ。
ご参考:mineoユーザーサポートページに収録のW01(au版)の設定
https://support.mineo.jp/manual/network_setup/huawei_w01.html
(8)プロファイルリストをmineoにする。
接続設定のところでmineoを選ぶ。
MTUはデフォルトのまま1420でよい。
(9)DHCPを設定する。
ファイヤーウォール設定にDHCP設定がある。
DNS設定:ダイヤミック を スタティック に変更。
プライマリDNS: 192.168.100.1 を 8.8.8.8 に変更。
セカンダリDNS: 192.168.100.1 を 8.8.8.8 に変更。
(10)SSID1を設定する。
セキュリティ設定のところでSSID1などを設定する。
もちろんデフォルト設定のままでも構わない。
(11)Speed Wi-Fi NEXT setting toolをインストールする。
取扱説明書40ページにある「USB接続する」を参照。
(番外編)NDISドライバのインストール。
本製品をWindowsパソコンにUSBケーブルで接続すると、NDISドライバ等が自動的にインストールされる。NDISドライバなどがインストールされていないとUSBテザリングできず、Wi-Fiテザリングだけになる。ちなみに、本製品への接続端末数が2個以上になっていれば、USB接続とWi-Fi接続は同時に可能。但し本製品をブリッジモードにしてしまうと接続可能な端末数は1になる。
補足:
実地試験1
実は小生の自宅はWiMAX圏外です。LTEの電波は来ていますので、W01は常に"LTE HS+A"という状況です。YOGA Tablet 2 with Windows 10 の FireFox で Speedtest.net by Ookla を利用して試験してみたところ、Ping 46 ms, Download 4.08 Mbps, Upload 0.31 Mbps でした。ちなみに YOGA Table 2 with Windows 10 内蔵の IIJmio LTE 接続の場合には、Ping 36 ms, Download 21.94 Mbps, Upload 5.80 Mbps でした。2015-10-04(日曜日)午前11時30分現在です。3回試しましたが毎回似たような数値でした。その後およそ12時間後の2015-10-04(日曜日)午後11時05分に測定したところ Ping 30 ms, Download 3.69 bps, Upload 0.99 Mbps でした。
比較試験1
マイネオ(mineo)デュアルタイプ契約のSIM を入れてある Xperia VL (SOL21) を使い、上記の実地試験1と同じ場所で、RBB TODAY SPEED TEST アプリを使って速度を調べたところ、Ping 57 ms, Download 9.11 Mbps, Upload 1.01 Mbps でした。2015-10-04(日曜日)午後11時05分現在です。
×不都合3:<2015-10-10追記>
小生の場合、上記の設定にて快適にW01を使えるようになっているので、マイネ王(mineoの利用者ひろば)などの場で複数のユーザさんが報告しておられる「W01をマイネオ(mineo)のSIMで利用する場合の不都合」は出ていませんでした。ところが江戸東京博物館や国技館のある最寄り駅「両国」のホテルに宿泊したときと秋葉原UDXのタリーズで、とうとう小生も問題を経験しました。ちなみに快適に使えていた場所は、品川駅近くの新しいビル内と自宅です。経験した問題は、上記の設定のまま、ブリッジモードにすることで解決しました。
IIJmioをdocomoブランドやメーカーブランドの無線ルータでは経験したことのない問題です。場所によりauやmineo側の設備が違うのかしらん?原因はまったくわかりませんし、あとで役立つかどうかもわかりませんが、忘れてしまう前に問題が発生したときに気づいたことをメモしておきます。
・問題はVPN接続で発生。(VPNはAT&T VPNクライアント)
・VPN接続確立のためのネゴシエーションはうまくいく。
・VPN接続確立した直後、数秒間くらの間だけ、全く問題なくメールとウェブサイト閲覧できる。
・VPN接続確立して1分位してからだとメールもウェブサイト閲覧もできなくなる。
全くの山勘ですが、もしかすると、VPN接続の中身で実行されている手順の最後でDNSのIPアドレスを誤ったIPアドレスにしているのではないかと仮定して、解決策が見つかるかどうかGoogle中です。
彡彡★★★彡彡 プリペイド→ポストペイ
お試し付録のマイネオ(mineo)データ通信SIMはプリペイドというやつです。マイネオの場合、プリペイドSIMへの通信料チャージ(いわゆるトップアップ)を受け付けてませんので、9月30日で完全に無効となります。しかし、ケイオプティコム社のmineo/auプラン/シングルタイプ(データ通信のみ)へのポストペイ契約への切り替えが無料で行えて、手元にあるSIMカードをそのまま継続利用できます。そこで、小生は、契約を切り替えました。1GBコースで申し込むともう1GBプレゼントがあるというので1GBコースにしました。しかもキャンペーンがあって半年間限定ですが毎月800円割引でした。
彡彡★★★彡彡 ファームウェアアップデート(2015-11-07追記)
ファームウェアの更新が来ていたので実施したところ、ソフトウェアバージョンが 11.411.13.20.824 から 11.411.13.80.824 になった。しかし、mineo SIM (au)データ通信専用での使い勝手の改善は、みられなかった。ファームウェアバージョンアップ以前と同じ傾向なのは次のとおり。
1.アンテナピクトは全部立っていても使えない場所が多い。(WX2+のエリアだとダメでLTEエリアだと使えるという経験則があるので、もしかするとこの端末がWX2+モードになっていると使えないという状況なのかもしれないが、LTEオンリーモードが無いから改善不可能。)
2.上記1の状況に陥った場合でも、この端末をブリッジモードに設定すると使える場合がある。ただし、ブリッジモードにしてしまうと、この端末に接続してインターネット接続できる端末が1台だけになってしまう。
この端末を買ったのは失敗だった。買わなければよかったと思います。小生が所有しているHUAWEI社の端末は、GL07SとW01の二台ですが、どちらの端末にも大きな不満がある。たった二台を経験しただけですが、HUAWEI端末に対する感想は「カタログスペックと実売価格で比較機種に対して魅力があるのだけれどもカタログスペックどおりに動かないから必ず損をする」です。
彡彡★★★彡彡 mineoさんがネットワーク側で対応した(2016-01-23追記)
2015年11月から数えて約2か月経た2016年01月22日に、マイネ王運営事務局から次のアナウンスがありました。
マイネ王(マイネオコミュニティーサイト)
-----ここから-----
mineo のネットワーク設定についてですが、お客さまから別の端末(「ドコモHW-01F」で確認)にて接続不安定のお問い合わせがあり、弊社環境でも再現させることができました。
この動作を解析したところ、イレギュラーな通信が発生していることが分かりました。それが接続不安定の原因になっていると考え、ネットワーク側で調整を行うことにより改善することができました。
この調整により、結果的にこれまでお問い合わせのあった端末の問題についても解決につながったのではないか、と考えております。
ネットワーク調整後、接続が安定・改善しているか継続して確認していたためこのタイミングでのご報告となりました。
-----ここまで-----
HUAWEI社製のLTE対応無線ルーターは比較的安いので、法人が業務用に大量採用するケースがあるわけですが、mineoと契約したのに使えなかったとなれば瑕疵ということにもなるでしょうからマイネオにとって致命的になることは自明でしょう。動作確認方法の脇が甘すぎるのが一因だろうと思います。
アナウンスのとおりHUAWEIルーターへの対応について今回解決できているかどうか、小生の立ち寄り箇所で確認していこうと思います。
<2015-11-07 ファームウェアアップデートを追記>
<2015-10-10 不都合3を追記>
<2015-10-04 初版>
彡彡★☆☆彡彡 マイネオ(mineo) SIM
2015年7月頃、行きつけの本屋で、いま流行りの格安SIM(データ通信用SIMカード)のおまけ付きのムックが目にとまりました。『SIM PERFECT BOOK 02』(シム・パーフェクト・ブック2)というムックです。デジモノステーション増刊第2弾ということでした。おまけに付いているSIMは、auの4G LTE通信網でサービスを提供しているケイオプティコム社のマイネオ(mineo)というブランドのSIMでした。2015年06月30日発売で税込み1,500円のムックでした。
ドコモのMVNO(例えば IIJmio、DTI 及び BIC SIM など)を使った経験はありますが、auのMVNOを使ったことは無いので、この機会に使ってみようという好奇心から、ムックを購入して帰りました。そして、手元にauの電波を利用可能な無線ルーターが無かったので秋葉原散歩のついでのときに、イオシスで見つけた中古(未使用グレード)のW01(au版ではなくてUQ MiMAX版のSpeed Wi-Fi NEXTが売っていた)を入手しておきました。
ムック付録のマイネオ(mineo)SIMの電話番号開通期限は9月30日、開通した月を含め2ヶ月間有効、そしてお試し用に含まれているデータ通信容量は500MBとありましたので、2015年08月01日に開通操作を行うことにしました。開通操作は、指定の番号に電話をかけることで音声自動応答の対応で、とても簡単に、あっという間に終わらせることができました。
■書誌情報
ムック 『SIM PERFECT BOOK 02』
判型:A4変形/80P/オールカラー
価格:1500円(税込)
発売日:2015年6月30日(火)
発売:エムオン・エンタテインメント
■付録
【特別付録】
無料SIM付き
「SIMスターターパック 02」(mineoプリペイドパック)
サイズ:nanoSIM
データ量:500MB
利用期限:開通日の翌月末
開通期限:2015年09月末日
※非売品/限定生産/データ通信専用
ケイオプティコム社のmineo/auプラン/シングルタイプ(データ通信のみ)
http://mineo.jp/
■付録利用時注意
特別付録のSIMはau 4G LTE回線でのデータ通信専用。
動作確認機種については、mineoホームページで確認のこと。
http://mineo.jp/device/devicelist/
特別付録は、2015年09月末日までが開通期限。
購入後開通期限が過ぎてしまった場合、又は開通期限後に本誌を購入した場合、特別付録のSIMカードは利用できない。
彡彡★★☆彡彡 無線LANルーター
UQ WiMAX 社ブランドの W01
機種名:Speed Wi-Fi NEXT W01
ソフトウェアバージョン:11.411.13.20.824
UQの高速WiMAX 2+ルーター「W01」を酷使した結果(2015-03-01)
下り220Mbps対応のWiMAX 2+ルーターの実機を早速試した(2015-02-01)
220Mbps対応WiMAX利用者も乗換可WiMAX2+モバイルルーターSpeed Wi-Fi NEXT W01レビュー
ゼロからわかるWiMAX(2015-01-19)
この無線ルーター(W01)には、au版の他にもUQ WiMAX版など複数あります。mineoユーザーサポートで対象にしているのは、au版なので注意が必要の模様です。小生が入手したW01は、au版ではなくてUQ WiMAX版でした。どこが違うのか分かりませんが、どうやら確かに違いがあるらしく、マイネオ(mineo)のサイトで紹介されている方法で設定してもUQ WiMAX版には通用しないということです。だから、au版以外のモデルを購入するひとは注意する必要があります。
うがちすぎかもわかりませんが、この機種のソフトウェアバージョンを見ると、意味ありげに5つの数字が点で区切られているので、仕様が微妙に異なる多くの仕向が存在するのかもしれません。
問題のいくつかが、マイネ王というケイオプティコム社が運営する「mineoファンの集まるサイト」というコミュニティで問題提起されています。例えば「W01ルーターの動作」というスレッドがあり、「W01を使用中、指定したリンク先でなく勝手にW01の管理画面へと飛んで行ってしまうので致命的に困っている」という問題提起をしておられる方がおりました。しかし、2015年10月03日現在解決には未だ至っていません。マイネ王「W01ルーターの動作」に関するスレッドのURLを以下に記します。
https://king.mineo.jp/question-answer/%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E9%80%9A%E4%BF%A1%EF%BC%8F%E9%9F%B3%E5%A3%B0%E9%80%9A%E8%A9%B1+%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E9%80%9A%E4%BF%A1/568
小生の場合、管理画面へ飛んで行ってしまうという致命的不都合な症状には、幸いにも見舞われておりません。しかし、mineoユーザーサポートページに収録のW01(au版)の設定をしただけでは、下記の不都合を生じてしまいました。
https://support.mineo.jp/manual/network_setup/huawei_w01.html
×不都合1:
ダウンロード及びアップロードのデータ伝送速度測定アプリの結果が極端に悪い。
測定結果が出ることなく途中で通信エラーとなることの方が多い。
×不都合2:
AT&T Global VPN Client で接続しなければならないサーバーとの間で、VPN接続確立までは完了するのだけれども、通信できない。VPNを活性化する前までは、ネットサーフィンでもメールでも問題無いという症状。
下記のように設定したところ、いまのところ、UQ WiMAX 版 W01 無線ルーターで WiMAX2+ 及び au LTE どちらででも問題無く接続できるようになりました。
(1)本製品にmineoのSIMを挿入する。
(2)本製品の設定を購入時の状態に戻す。
本体のリセットボタンを5秒以上長押ししてリセットする。
取扱説明書の 1, 75, 102 ページを参照。
(3)スマホ又はパソコンと本製品とを無線LAN接続する。
SSID及びパスワードは、本製品のデフォルト値を使用する。
(4)本製品と無線LAN接続したそのスマホ又はパソコンで管理画面を開く。
無線LAN経由にてブラウザで http://speedwifi-next.home 又はIPアドレスを直接指定する様式で http://192.168.100.1 へアクセスする。
(5)管理画面にログインする。
ユーザー名 admin
パスワード IMEIの下5桁
ちなみにIMEIは本製品の裏側に印字されている。
(6)通信モードをハイスピードプラスエリアにする。
基本設定のところで、通信モード設定(選択肢は、ハイスピード又はハイスピードプラスエリア)をハイスピードプラスエリアにする。ハイスピードプラスエリアモード規制はオフにする。
(7)mineoを利用するためのプロファイルを作成する。
管理画面の設定のプロファイル設定で行う。
プロファイ名:mineo
APN(接続先情報):mineo.jp
ユーザー名:mineo@k-opti.com
パスワード:mineo
認証タイプ:CHAP
IPタイプ:IPv4
を設定してから1行目にあるプロファイルリストでmineoを選ぶ。
ご参考:mineoユーザーサポートページに収録のW01(au版)の設定
https://support.mineo.jp/manual/network_setup/huawei_w01.html
(8)プロファイルリストをmineoにする。
接続設定のところでmineoを選ぶ。
MTUはデフォルトのまま1420でよい。
(9)DHCPを設定する。
ファイヤーウォール設定にDHCP設定がある。
DNS設定:ダイヤミック を スタティック に変更。
プライマリDNS: 192.168.100.1 を 8.8.8.8 に変更。
セカンダリDNS: 192.168.100.1 を 8.8.8.8 に変更。
(10)SSID1を設定する。
セキュリティ設定のところでSSID1などを設定する。
もちろんデフォルト設定のままでも構わない。
(11)Speed Wi-Fi NEXT setting toolをインストールする。
取扱説明書40ページにある「USB接続する」を参照。
(番外編)NDISドライバのインストール。
本製品をWindowsパソコンにUSBケーブルで接続すると、NDISドライバ等が自動的にインストールされる。NDISドライバなどがインストールされていないとUSBテザリングできず、Wi-Fiテザリングだけになる。ちなみに、本製品への接続端末数が2個以上になっていれば、USB接続とWi-Fi接続は同時に可能。但し本製品をブリッジモードにしてしまうと接続可能な端末数は1になる。
補足:
実地試験1
実は小生の自宅はWiMAX圏外です。LTEの電波は来ていますので、W01は常に"LTE HS+A"という状況です。YOGA Tablet 2 with Windows 10 の FireFox で Speedtest.net by Ookla を利用して試験してみたところ、Ping 46 ms, Download 4.08 Mbps, Upload 0.31 Mbps でした。ちなみに YOGA Table 2 with Windows 10 内蔵の IIJmio LTE 接続の場合には、Ping 36 ms, Download 21.94 Mbps, Upload 5.80 Mbps でした。2015-10-04(日曜日)午前11時30分現在です。3回試しましたが毎回似たような数値でした。その後およそ12時間後の2015-10-04(日曜日)午後11時05分に測定したところ Ping 30 ms, Download 3.69 bps, Upload 0.99 Mbps でした。
比較試験1
マイネオ(mineo)デュアルタイプ契約のSIM を入れてある Xperia VL (SOL21) を使い、上記の実地試験1と同じ場所で、RBB TODAY SPEED TEST アプリを使って速度を調べたところ、Ping 57 ms, Download 9.11 Mbps, Upload 1.01 Mbps でした。2015-10-04(日曜日)午後11時05分現在です。
×不都合3:<2015-10-10追記>
小生の場合、上記の設定にて快適にW01を使えるようになっているので、マイネ王(mineoの利用者ひろば)などの場で複数のユーザさんが報告しておられる「W01をマイネオ(mineo)のSIMで利用する場合の不都合」は出ていませんでした。ところが江戸東京博物館や国技館のある最寄り駅「両国」のホテルに宿泊したときと秋葉原UDXのタリーズで、とうとう小生も問題を経験しました。ちなみに快適に使えていた場所は、品川駅近くの新しいビル内と自宅です。経験した問題は、上記の設定のまま、ブリッジモードにすることで解決しました。
IIJmioをdocomoブランドやメーカーブランドの無線ルータでは経験したことのない問題です。場所によりauやmineo側の設備が違うのかしらん?原因はまったくわかりませんし、あとで役立つかどうかもわかりませんが、忘れてしまう前に問題が発生したときに気づいたことをメモしておきます。
・問題はVPN接続で発生。(VPNはAT&T VPNクライアント)
・VPN接続確立のためのネゴシエーションはうまくいく。
・VPN接続確立した直後、数秒間くらの間だけ、全く問題なくメールとウェブサイト閲覧できる。
・VPN接続確立して1分位してからだとメールもウェブサイト閲覧もできなくなる。
全くの山勘ですが、もしかすると、VPN接続の中身で実行されている手順の最後でDNSのIPアドレスを誤ったIPアドレスにしているのではないかと仮定して、解決策が見つかるかどうかGoogle中です。
彡彡★★★彡彡 プリペイド→ポストペイ
お試し付録のマイネオ(mineo)データ通信SIMはプリペイドというやつです。マイネオの場合、プリペイドSIMへの通信料チャージ(いわゆるトップアップ)を受け付けてませんので、9月30日で完全に無効となります。しかし、ケイオプティコム社のmineo/auプラン/シングルタイプ(データ通信のみ)へのポストペイ契約への切り替えが無料で行えて、手元にあるSIMカードをそのまま継続利用できます。そこで、小生は、契約を切り替えました。1GBコースで申し込むともう1GBプレゼントがあるというので1GBコースにしました。しかもキャンペーンがあって半年間限定ですが毎月800円割引でした。
彡彡★★★彡彡 ファームウェアアップデート(2015-11-07追記)
ファームウェアの更新が来ていたので実施したところ、ソフトウェアバージョンが 11.411.13.20.824 から 11.411.13.80.824 になった。しかし、mineo SIM (au)データ通信専用での使い勝手の改善は、みられなかった。ファームウェアバージョンアップ以前と同じ傾向なのは次のとおり。
1.アンテナピクトは全部立っていても使えない場所が多い。(WX2+のエリアだとダメでLTEエリアだと使えるという経験則があるので、もしかするとこの端末がWX2+モードになっていると使えないという状況なのかもしれないが、LTEオンリーモードが無いから改善不可能。)
2.上記1の状況に陥った場合でも、この端末をブリッジモードに設定すると使える場合がある。ただし、ブリッジモードにしてしまうと、この端末に接続してインターネット接続できる端末が1台だけになってしまう。
この端末を買ったのは失敗だった。買わなければよかったと思います。小生が所有しているHUAWEI社の端末は、GL07SとW01の二台ですが、どちらの端末にも大きな不満がある。たった二台を経験しただけですが、HUAWEI端末に対する感想は「カタログスペックと実売価格で比較機種に対して魅力があるのだけれどもカタログスペックどおりに動かないから必ず損をする」です。
彡彡★★★彡彡 mineoさんがネットワーク側で対応した(2016-01-23追記)
2015年11月から数えて約2か月経た2016年01月22日に、マイネ王運営事務局から次のアナウンスがありました。
マイネ王(マイネオコミュニティーサイト)
-----ここから-----
mineo のネットワーク設定についてですが、お客さまから別の端末(「ドコモHW-01F」で確認)にて接続不安定のお問い合わせがあり、弊社環境でも再現させることができました。
この動作を解析したところ、イレギュラーな通信が発生していることが分かりました。それが接続不安定の原因になっていると考え、ネットワーク側で調整を行うことにより改善することができました。
この調整により、結果的にこれまでお問い合わせのあった端末の問題についても解決につながったのではないか、と考えております。
ネットワーク調整後、接続が安定・改善しているか継続して確認していたためこのタイミングでのご報告となりました。
-----ここまで-----
HUAWEI社製のLTE対応無線ルーターは比較的安いので、法人が業務用に大量採用するケースがあるわけですが、mineoと契約したのに使えなかったとなれば瑕疵ということにもなるでしょうからマイネオにとって致命的になることは自明でしょう。動作確認方法の脇が甘すぎるのが一因だろうと思います。
アナウンスのとおりHUAWEIルーターへの対応について今回解決できているかどうか、小生の立ち寄り箇所で確認していこうと思います。