昨年だったかもっと前だったか忘れましたが、GPSストアさんが Garmin eTrex30J に国土地理院の地図をインストールした特別仕様のを数量限定で格安販売してくれたときに、小生も一台入手してサイクリング用に便利に使わせていただいておりました。ところが、工事中の小さな川に沿った舗装道路を走行中に路面の小さな凹みにガタンとやった拍子に eTrex30J がマウントから外れしまいまして、落下した弾みでトントントンぽちゃんてな具合に川の泥の中へとはまってしまいました。慌てて自転車を降りてどの辺りにはまったのか軌跡を思い出しながら目を凝らしました。しばらく目を皿のようにしてはまったところを見つけようとしましたが行方不明でした。
国土地理院の地図は、microSD カードに格納された状態で eTrex30J に取り付けられていましたので、とりあえずその microSD カードのまるごとバックアップをとってありました。しかし、この microSD カードを別の eTrex30 に入れても can not authenticate ということで利用できません。なんとか有効活用できないだろうかと残念に思っていたところです。
なんとなくの思い付きで、MapSetToolKit で microSD カードにあるバックアップの国土地理院地図を BaseCamp に組み込んでみたら、ちょっとコツが必要だったのですが使えるようですので、忘れないようにコツをブログにメモしておくことにしました。
STEP 1:
まず、この microSD をパソコン(今回は Jumper EZBook X4)の microSD カードスロットに設置します。
この microSD カードの Garmin フォルダ内にある 3.5 GB のサイズの国土地理院地図データファイル(gmapprom.img)を
C:\Windows\Program Files (x86)\Garmin\BaseCamp\Maps\Japan_DKG_Map_2017.10\
というフォルダを作成してその中に格納します。
STEP 2:
C:\Windows\Program Files (x86)\Garmin\BaseCamp\Maps\Japan_DKG_Map_2017.10\gmapprom.img
を
C:\Windows\Program Files (x86)\Garmin\BaseCamp\Maps\Japan_DKG_Map_2017.10\11223344.img
という名前に変更します。
STEP 3:
C:\Windows\Program Files (x86)\Garmin\BaseCamp\Maps\Japan_DKG_Map_2017.10\11223344.img
を MapSetToolKit で処理して、
C:\Windows\Program Files (x86)\Garmin\BaseCamp\Maps\Japan_DKG_Map_2017.10
フォルダ内に展開します。
*MapsetToolKit の使い方は「ガーミン端末への格納用img形式OSM日本地図FileをBaseCampに組み込む」
https://blog.goo.ne.jp/monjugawa-kq/e/ff0580fc0276fe45d353a099c4e80c02を参照のこと。
STEP 4:
正常(convert complete)に展開できたら BaseCamp で地図が表示されるかどうか確認します。
国土地理院地図が表示できればOKです。
STEP 5:
ストレージ容量の節約のため 11223344.img は削除します。
*確証はありませんが、BaseCamp のこの状態は、あたかも eTrex30J を USB 接続された状態なのかもしれません。国土地理院地図を MapSetToolKit で BaseCamp に組み込んだ直後は、microSD カードが無くてもBaseCamp の地図メニューに出てきますが、一度 BaseCamp を終了してから再び起動したときには、microSD が無いといけません。
国土地理院の地図は、microSD カードに格納された状態で eTrex30J に取り付けられていましたので、とりあえずその microSD カードのまるごとバックアップをとってありました。しかし、この microSD カードを別の eTrex30 に入れても can not authenticate ということで利用できません。なんとか有効活用できないだろうかと残念に思っていたところです。
なんとなくの思い付きで、MapSetToolKit で microSD カードにあるバックアップの国土地理院地図を BaseCamp に組み込んでみたら、ちょっとコツが必要だったのですが使えるようですので、忘れないようにコツをブログにメモしておくことにしました。
STEP 1:
まず、この microSD をパソコン(今回は Jumper EZBook X4)の microSD カードスロットに設置します。
この microSD カードの Garmin フォルダ内にある 3.5 GB のサイズの国土地理院地図データファイル(gmapprom.img)を
C:\Windows\Program Files (x86)\Garmin\BaseCamp\Maps\Japan_DKG_Map_2017.10\
というフォルダを作成してその中に格納します。
STEP 2:
C:\Windows\Program Files (x86)\Garmin\BaseCamp\Maps\Japan_DKG_Map_2017.10\gmapprom.img
を
C:\Windows\Program Files (x86)\Garmin\BaseCamp\Maps\Japan_DKG_Map_2017.10\11223344.img
という名前に変更します。
STEP 3:
C:\Windows\Program Files (x86)\Garmin\BaseCamp\Maps\Japan_DKG_Map_2017.10\11223344.img
を MapSetToolKit で処理して、
C:\Windows\Program Files (x86)\Garmin\BaseCamp\Maps\Japan_DKG_Map_2017.10
フォルダ内に展開します。
*MapsetToolKit の使い方は「ガーミン端末への格納用img形式OSM日本地図FileをBaseCampに組み込む」
https://blog.goo.ne.jp/monjugawa-kq/e/ff0580fc0276fe45d353a099c4e80c02を参照のこと。
STEP 4:
正常(convert complete)に展開できたら BaseCamp で地図が表示されるかどうか確認します。
国土地理院地図が表示できればOKです。
STEP 5:
ストレージ容量の節約のため 11223344.img は削除します。
*確証はありませんが、BaseCamp のこの状態は、あたかも eTrex30J を USB 接続された状態なのかもしれません。国土地理院地図を MapSetToolKit で BaseCamp に組み込んだ直後は、microSD カードが無くてもBaseCamp の地図メニューに出てきますが、一度 BaseCamp を終了してから再び起動したときには、microSD が無いといけません。