タイヤ交換
パナレーサー レース エル エボ (Panaracer RACE L EVO) 700 x 25C (1本の重さは200g)を 2018年10月10日に購入して、カンパニョーロ・ゾンダ(ホイール)にこのタイヤ(パナレーサー RACE L EVO)を履かせて LYNSKEY R260 フレームで 2222.4 km(誤差多少有り)走行しました。
フロントタイヤ及びリアタイヤの表面被覆の状況は次の写真で示す通りです。タイヤ被覆面の中心線上は丸みを帯びていたはずですがどちらかといえば平たい感じにすり減っているように見えます。それは後輪側が顕著。そして、微小領域ですがタイヤ内部の繊維層が露出している箇所があります。これについても後輪が顕著。前輪も後輪も、繊維層露出部分はチューブに達していませんし、タイヤの内側にも達していませんでした。その他にも傷が数カ所目視確認できました。かなり明るいところで目視検査する必要があります。
フロントタイヤ
タイヤ表面被覆に微小領域が円形に剥がれ落ちてます。タイヤ裏側には何も変化が見られませんでした。
リアタイヤ
タイヤ表面被覆の微小領域が矩形に剥がれ落ちてます。タイヤ裏側には何も変化が見られませんでした。
タイヤ表面被覆には他にもこんな傷がありました。タイヤ裏側には何も変化が見られませんでした。
タイヤ表面被覆には他にもこんな傷がありました。タイヤ裏側には何も変化が見られませんでした。
タイヤ表面被覆には他にもこんな傷がありました。タイヤ裏側には何も変化が見られませんでした。
分析と判断
近所へ買い物にいくだけならばこのタイヤであと2千キロくらい走れそうな気もします。しかし、ロードバイクの走行場面を想定したとき、最悪の場合を想像してみますと、例えば見通しの良い直線の坂道を55km/h程度でくだることもありえますが、たまたま繊維層が露出している部分で鋭利な何か落下物を踏んづけてしまうとタイヤがバーストして大惨事につながる危険性が潜んでいるといえます。このリスクは、確率論的にいえば極めて低い(走行時に路面と接地する可能性のあるタイヤ一周分の接地面積と繊維層露出箇所の面積との比率に一般的なパンク確率を掛け合わせた値を想定してみた。今回は具体的な数値を追いませんが一般的なパンク確率よりも高くなるのは自明)ように思われますが、けしてゼロではないため絶対に発生しないと断言することは不可能でしょう。なので、たまたま運悪く遭遇するときのことを想像しておくべきでしょう。その時は、代償が非常に大きいと予想されますので、フロント及びリア両方とも新品のタイヤに交換することにしました。
新タイヤ選び
ロードバイク用のタイヤは国内外の複数のメーカーから複数種類市場に提供されています。それぞれ説明が有りますし、使用した人々がブログなどに感想をお書きになっておられるので、定性的な面から役立つ感じがいたします。数値が提供されているメーカーサイトや個人ブログもあり参考になります。それでも迷いに迷います。楽しく迷います。これが道楽の一部だから楽しんでそれで良いと思いますが、実際に新しいタイヤを注文しないといけませんから、決めなければなりません。かたっぱしから味見してみるのでも道楽だから有りです。それならばと、とりあえず、パナレーサーから選ぶことにしました。2019年09月現在のパナレーサーの 700x25C ビード径622 クリンチャータイヤ商品のラインナップ及び参考価格は次の通りです。
エリートプラス(F725-ELTP) 300g 3048円
レースDエボ4(F725-RCD) 240g 6000円
レースAエボ4(F725-RCA) 230g 5400円
クローサープラス(F725-CLSP) 220g 3381円
ジラー(F725-GL) 170g 6200円
今回は「レースAエボ4」にしました。次は「クローサープラス」にするつもりです。
追伸:
パナレーサー ジラー700×23C, F723-GL-B, 1本の重量160g(2018年11月27日ヨドバシ価格: 2本で11,740円ポイント還元10%)を Dura-Ace WH-9000-C24-CL (ホイール F: 590g R:817g)に履かせてRALEIGH CR-Fで使ってます。ちなみにRALEIGH CR-Fの純正ホイールは、リムがARAYA AR-713 700C Silver / CNC 32H、ハブはシマノ105 32H 100×130、スポークは14Gステンレスで、タイヤはパナレーサークローサープラスでした。
ホイールバランス調整
参考になるブログ:ホイールの振れ取りとバランス調整
https://arakan60.com/?p=11055
ホイールのバランスに狂いがあるとどうなるかといえば、例えば後輪ですとこうすると感じることができます。まず、前輪を接地してサドル又はシートポストを手で保持し、トップギアで後輪を空転可能にしてペダルを全力回転させます。後輪が慣性で自由回転している状況でサドル又はシートポストを保持している手に伝わる振動を感じましょう。ドク・ドク・ドク・・・という振動が強く伝わって来ることがあります。時間とともに空転の回転速度が下がっていきます。それに伴って振動の性質にも変化が現われます。ホイール(タイヤ)バランスの狂いかたの違いによって、特定の回転数(実際には走行速度になる)で特定の振動が発生します。特定というのは単数の場合もあるし複数の場合もあります。
ペダルを回転したエネルギーが全部後輪の回転エネルギーに変換されれば効率がよいのですが、一部が振動エネルギーとして無駄になっているわけですし、走行中に機材が固有振動するのでは走行安定性の阻害要因にもなると思われますから、振動しないように調整することは有意義だと思います。
「振れ取り台」はホイールの振れを取るために使うことが主目的ですが、簡易的にホイールバランスをとるためにも使えます。小生は、ここで紹介されているホイールバランスチェックツールを作成していません。タイヤ及びクイックが付いた状態のホイールを「振れ取り台」に乗せるだけで固定はいたしません。ちなみに小生の「振れ取り台」はパークツール製ではなくミノウラ製です。
振れ取り台に乗せたホイール(タイヤ)を指でほんの少しだけつついて回転させます。六分の一回転程度、多くても半回転程度、くらいする程度の弱い力でつつきます。ハブの転がり抵抗が高い場合はもう少し力をかける必要があるでしょうし、転がり抵抗が低い場合にはもう少し弱くつつく必要があるでしょう。
ホイール(タイヤ)が回転して静止して揺り戻しがあって静止するその様子を観察することによって、ホイール(タイヤ)のどの部分がいつも下になる即ち重いのかわかります。目の前にあるホール(タイヤ)の重い部分即ち一番下の反対側即ち一番上に重りをつけるわけです。
1円玉をセロハンテープでとめて仮の重りにします。重りをつけた状態で、指でつついて少しの回転を与えて、ホイール(タイヤ)の重たい部分を探す作業を繰り返します。1円玉は1グラムです。重りをつけてホイール(タイヤ)をほんの少し回転させては様子を観察します。重たい部分の傾向が見なくなるように1円玉を増やしたり減らしたりします。
何円分(何グラム)の重りにすればいいか決まったら、セロハンテープの1円玉群を剥がしてゴフル用の鉛シールを貼り付けます。これでホイールバランスの簡易調整の完了です。この程度の簡易的な方法でも、やらないよりも、はるかにバランスの狂いの少ない良いホイールになります。
本格的にロードバイク用ホイール(タイヤ)のバランスを取るには、実際に使う回転数で回して振動を抑えるように重り(バランサー)を取り付けます。本格的な機材を備えた自転車販売店もあるようです。
パナレーサー レース エル エボ (Panaracer RACE L EVO) 700 x 25C (1本の重さは200g)を 2018年10月10日に購入して、カンパニョーロ・ゾンダ(ホイール)にこのタイヤ(パナレーサー RACE L EVO)を履かせて LYNSKEY R260 フレームで 2222.4 km(誤差多少有り)走行しました。
フロントタイヤ及びリアタイヤの表面被覆の状況は次の写真で示す通りです。タイヤ被覆面の中心線上は丸みを帯びていたはずですがどちらかといえば平たい感じにすり減っているように見えます。それは後輪側が顕著。そして、微小領域ですがタイヤ内部の繊維層が露出している箇所があります。これについても後輪が顕著。前輪も後輪も、繊維層露出部分はチューブに達していませんし、タイヤの内側にも達していませんでした。その他にも傷が数カ所目視確認できました。かなり明るいところで目視検査する必要があります。
フロントタイヤ
タイヤ表面被覆に微小領域が円形に剥がれ落ちてます。タイヤ裏側には何も変化が見られませんでした。
リアタイヤ
タイヤ表面被覆の微小領域が矩形に剥がれ落ちてます。タイヤ裏側には何も変化が見られませんでした。
タイヤ表面被覆には他にもこんな傷がありました。タイヤ裏側には何も変化が見られませんでした。
タイヤ表面被覆には他にもこんな傷がありました。タイヤ裏側には何も変化が見られませんでした。
タイヤ表面被覆には他にもこんな傷がありました。タイヤ裏側には何も変化が見られませんでした。
分析と判断
近所へ買い物にいくだけならばこのタイヤであと2千キロくらい走れそうな気もします。しかし、ロードバイクの走行場面を想定したとき、最悪の場合を想像してみますと、例えば見通しの良い直線の坂道を55km/h程度でくだることもありえますが、たまたま繊維層が露出している部分で鋭利な何か落下物を踏んづけてしまうとタイヤがバーストして大惨事につながる危険性が潜んでいるといえます。このリスクは、確率論的にいえば極めて低い(走行時に路面と接地する可能性のあるタイヤ一周分の接地面積と繊維層露出箇所の面積との比率に一般的なパンク確率を掛け合わせた値を想定してみた。今回は具体的な数値を追いませんが一般的なパンク確率よりも高くなるのは自明)ように思われますが、けしてゼロではないため絶対に発生しないと断言することは不可能でしょう。なので、たまたま運悪く遭遇するときのことを想像しておくべきでしょう。その時は、代償が非常に大きいと予想されますので、フロント及びリア両方とも新品のタイヤに交換することにしました。
新タイヤ選び
ロードバイク用のタイヤは国内外の複数のメーカーから複数種類市場に提供されています。それぞれ説明が有りますし、使用した人々がブログなどに感想をお書きになっておられるので、定性的な面から役立つ感じがいたします。数値が提供されているメーカーサイトや個人ブログもあり参考になります。それでも迷いに迷います。楽しく迷います。これが道楽の一部だから楽しんでそれで良いと思いますが、実際に新しいタイヤを注文しないといけませんから、決めなければなりません。かたっぱしから味見してみるのでも道楽だから有りです。それならばと、とりあえず、パナレーサーから選ぶことにしました。2019年09月現在のパナレーサーの 700x25C ビード径622 クリンチャータイヤ商品のラインナップ及び参考価格は次の通りです。
エリートプラス(F725-ELTP) 300g 3048円
レースDエボ4(F725-RCD) 240g 6000円
レースAエボ4(F725-RCA) 230g 5400円
クローサープラス(F725-CLSP) 220g 3381円
ジラー(F725-GL) 170g 6200円
今回は「レースAエボ4」にしました。次は「クローサープラス」にするつもりです。
追伸:
パナレーサー ジラー700×23C, F723-GL-B, 1本の重量160g(2018年11月27日ヨドバシ価格: 2本で11,740円ポイント還元10%)を Dura-Ace WH-9000-C24-CL (ホイール F: 590g R:817g)に履かせてRALEIGH CR-Fで使ってます。ちなみにRALEIGH CR-Fの純正ホイールは、リムがARAYA AR-713 700C Silver / CNC 32H、ハブはシマノ105 32H 100×130、スポークは14Gステンレスで、タイヤはパナレーサークローサープラスでした。
ホイールバランス調整
参考になるブログ:ホイールの振れ取りとバランス調整
https://arakan60.com/?p=11055
ホイールのバランスに狂いがあるとどうなるかといえば、例えば後輪ですとこうすると感じることができます。まず、前輪を接地してサドル又はシートポストを手で保持し、トップギアで後輪を空転可能にしてペダルを全力回転させます。後輪が慣性で自由回転している状況でサドル又はシートポストを保持している手に伝わる振動を感じましょう。ドク・ドク・ドク・・・という振動が強く伝わって来ることがあります。時間とともに空転の回転速度が下がっていきます。それに伴って振動の性質にも変化が現われます。ホイール(タイヤ)バランスの狂いかたの違いによって、特定の回転数(実際には走行速度になる)で特定の振動が発生します。特定というのは単数の場合もあるし複数の場合もあります。
ペダルを回転したエネルギーが全部後輪の回転エネルギーに変換されれば効率がよいのですが、一部が振動エネルギーとして無駄になっているわけですし、走行中に機材が固有振動するのでは走行安定性の阻害要因にもなると思われますから、振動しないように調整することは有意義だと思います。
「振れ取り台」はホイールの振れを取るために使うことが主目的ですが、簡易的にホイールバランスをとるためにも使えます。小生は、ここで紹介されているホイールバランスチェックツールを作成していません。タイヤ及びクイックが付いた状態のホイールを「振れ取り台」に乗せるだけで固定はいたしません。ちなみに小生の「振れ取り台」はパークツール製ではなくミノウラ製です。
振れ取り台に乗せたホイール(タイヤ)を指でほんの少しだけつついて回転させます。六分の一回転程度、多くても半回転程度、くらいする程度の弱い力でつつきます。ハブの転がり抵抗が高い場合はもう少し力をかける必要があるでしょうし、転がり抵抗が低い場合にはもう少し弱くつつく必要があるでしょう。
ホイール(タイヤ)が回転して静止して揺り戻しがあって静止するその様子を観察することによって、ホイール(タイヤ)のどの部分がいつも下になる即ち重いのかわかります。目の前にあるホール(タイヤ)の重い部分即ち一番下の反対側即ち一番上に重りをつけるわけです。
1円玉をセロハンテープでとめて仮の重りにします。重りをつけた状態で、指でつついて少しの回転を与えて、ホイール(タイヤ)の重たい部分を探す作業を繰り返します。1円玉は1グラムです。重りをつけてホイール(タイヤ)をほんの少し回転させては様子を観察します。重たい部分の傾向が見なくなるように1円玉を増やしたり減らしたりします。
何円分(何グラム)の重りにすればいいか決まったら、セロハンテープの1円玉群を剥がしてゴフル用の鉛シールを貼り付けます。これでホイールバランスの簡易調整の完了です。この程度の簡易的な方法でも、やらないよりも、はるかにバランスの狂いの少ない良いホイールになります。
本格的にロードバイク用ホイール(タイヤ)のバランスを取るには、実際に使う回転数で回して振動を抑えるように重り(バランサー)を取り付けます。本格的な機材を備えた自転車販売店もあるようです。