東京大学超小型衛星センターと次世代宇宙システム技術研究組合は、現在、イオンエンジンを搭載した超小型衛星実証機「ほどよし4号機」を開発しており、2013年度中の打ち上げを目指している。
「ほどよし4号機」は、“ほどよし信頼性工学”に基づく超小型衛星実証機「ほどよし3号機」の共通バスを利用し、ミッションは実用レベルの地球観測、新規技術機器の実証、「ほどよし3号機」との編隊飛行を加え、2013年度中に「ほどよし3号機」と同時打上げを目指して現在開発中。
ミッション機器は、6m級分解能光学カメラと、新規技術として高速(100Mbps)Xバンド送信機とイオンエンジンを搭載し実証する。
これらは、超小型衛星の小型軽量制約の中で、データ通信と軌道制御能力を飛躍的に拡大する技術。また、「ほどよし3号機」と同一のStore & Forward機器搭載スペースも搭載する。
Store & Forwardとは、ブイや車などの移動体、あるいは地上の観測点にセンサーを置いて、そこで計測したデータを電波で宇宙に上げ、衛星 が上空を通過するときに受信して回り、 それをまとめて地上局にダウンリングする というミッションを実験する。水質や大 気をはじめとする各種環境の調査、移動体 の位置や履歴の把握など様々な用途が期待 され、また、世界中で同じ方式でデータ収 集ができるというメリットもある。
「ほどよし4号機」の主な仕様は次の通り。
・サイズ:約50×60×70㎤
・質量:約66kg
・発生電力:50W
・最大連続撮影距離:250km(進行方向)
・イオンエンジン比推力: 1200秒以上
「ほどよし4号機」は、“ほどよし信頼性工学”に基づく超小型衛星実証機「ほどよし3号機」の共通バスを利用し、ミッションは実用レベルの地球観測、新規技術機器の実証、「ほどよし3号機」との編隊飛行を加え、2013年度中に「ほどよし3号機」と同時打上げを目指して現在開発中。
ミッション機器は、6m級分解能光学カメラと、新規技術として高速(100Mbps)Xバンド送信機とイオンエンジンを搭載し実証する。
これらは、超小型衛星の小型軽量制約の中で、データ通信と軌道制御能力を飛躍的に拡大する技術。また、「ほどよし3号機」と同一のStore & Forward機器搭載スペースも搭載する。
Store & Forwardとは、ブイや車などの移動体、あるいは地上の観測点にセンサーを置いて、そこで計測したデータを電波で宇宙に上げ、衛星 が上空を通過するときに受信して回り、 それをまとめて地上局にダウンリングする というミッションを実験する。水質や大 気をはじめとする各種環境の調査、移動体 の位置や履歴の把握など様々な用途が期待 され、また、世界中で同じ方式でデータ収 集ができるというメリットもある。
「ほどよし4号機」の主な仕様は次の通り。
・サイズ:約50×60×70㎤
・質量:約66kg
・発生電力:50W
・最大連続撮影距離:250km(進行方向)
・イオンエンジン比推力: 1200秒以上