アイスペースは、史上初の民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」の「ミッション進捗報告会」を10月5日に開催することになった。
NASAによる月面輸送事業者の育成プログラム「Commercial Lunar Payload Service(CLPS,クリプス)」も開始され、NASAプログラムにも対応できるように部品調達、組立、試験の計画を見直す必要があり、また内部要因として開発上のチャレンジに伴うスケジュールの変更の必要性も生じている。
スタートアップの限られたリソースの中では、当初計画の月周回用ランダーに加え、NASA CLPSにも対応可能なランダーの2つを同時並行で実行することはリスクが非常に高いと判断し、Mission1を「2021年 月面着陸」、Mission2を「2023年 月面着陸ならびに月面探査」に変更した。
当日は、8月22日に報道関係者向けに実施したミッション進捗報告会の資料を使用した今回のミッション変更についての説明に加えて、コーポレートパートナーとの協業内容の紹介と、アイスペース代表の袴田やエンジニアをはじめHAKUTO-Rメンバーとの懇親会を実施する。
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名称:「HAKUTO-R」の「ミッション進捗報告会」
日時:2019年10月5日(土) 15:00〜17:30
会場:アイスペース (東京都港区芝2-7-17 住友芝公園ビル10F)、最寄駅 都営地下鉄三田線 芝公園駅
参加資格:HAKUTO-R SUPPORTERS CLUB会員であること
参加費:大人(中学生以上)3,000円、子供(小学生)1,000円、未就学児:無料