酒ログ(Twitter@Sake_Log)

その日飲んだ酒の記録。「酒Blog」ではなくて「酒Log」で飲んだお酒のログファイル。

Guinness Draught

2012-09-04 | 外国のビール
アイリッシュ・スタウト。いつものパーフェクトパイントです。

相変わらず美味しいギネスを提供していただけるのは、ありがたいことです。

獺祭純米大吟醸磨き三割九分夏仕込しぼりたて生

2012-09-04 | 日本酒
山口県のお酒。最近とみに有名になってきた獺祭です。米は国産米の39%精米です。酵母は不明。「夏仕込」というのは今年の夏に仕込んだお酒だそうで、平成24酒造年度ということになります。

高精白らしい柔らかい口当たりですが、後からしっかりした味が立ち上がってきます。甘味はある方ですが、酸も結構効いていて、きれいなあと口です。このお酒、味からすると山田錦ではないように思えるのですが、蔵元のホームページによると、酒米はすべて山田錦だそうです。

香りは、ライチのような感じですが、そんなに強くはありません。

精米歩合39%ということは、重量比でお米の6割以上を削ってしまっているということなので、何とも贅沢なお酒だと思います。私は、ついついもったいないと思ってしまうので、高精白のお酒はあまり飲むことがないです。

綿屋特別純米酒美山錦55

2012-09-04 | 日本酒
宮城県のお酒。米は長野県産美山錦の55%精米で、酵母は宮城酵母です。

やわらかい口当たりの後、一拍おいてキリッとした風味が立ち上がります。キレイなお酒で、純米らしい米の味はしますが、そんなに強くなく、ちょうどいい具合です。やや酸が効いています。

香りは、辛口の白ワインのような香りがしますが、かなり控えめです。

純米吟醸超超久平成二十二年《生》備前雄町全量使用

2012-09-04 | 日本酒
和歌山県のお酒。先ほどの紀伊国屋文左衛門と同じ蔵元、「長久」で有名な蔵元です。

米は備前雄町の55%精米で、酵母は不明です。平成22酒造年度製なので一年古酒で、蔵元でマイナス5度の氷温貯蔵をしていたものです。

味は雄町らしく、太く力強いものですが、一年置いてあるせいかいい具合にカドが取れて柔らかい口当たりになっています。甘味は強めですが、後味がキリッとしているので、そんなに重たくは感じません。香りは、やや梨系の香りがします。

実は、このお酒を造った杜氏さん(まだ40歳前の杜氏としてはかなり若手の方です)とお話をさせていただいたことがあります。

杜氏さんによれば、雄町という米は山田錦と比べるとシビアな酒米で、ピンポイントでちゃんとつくるとすごくいいお酒になるのだけど、失敗するとリカバリーできない米だそうです。山田錦がもてはやされるのは、少し失敗しても後でリカバリーできるので、造り手としてはお酒を造りやすいからだそうです。

雄町は失敗が許されないお米なので、逆にこちらの方が造り手としてはやりがいがあって好きだとおっしゃってました。

紀伊国屋文左衛門純米酒「夏のロック酒」

2012-09-04 | 日本酒
和歌山県のお酒。米は、麹米が山田錦の58%精米、掛米が出羽燦々の65%精米です。酵母は、9号系酵母です。

夏にオンザロックで飲むように造られたお酒で、濃厚かつ力強いお酒です。甘味、酸味、苦味がすべて強いので、オンザロックはもちろん、味の濃い、脂っこい料理に向いていると思います。

味噌味とかチーズとかの、発酵食品にもよく合うと思います。

その反面、香りはイチゴ系のフルーティーな香りがします。吟醸酒用としてよく使われる9号系酵母らしいです。