畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
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食、農への思い

潤い

2013-09-04 18:53:36 | 農作業

9月4日(水)   のち  いちじ 

昨夜半からの本格的な雨は、朝遅くには上がった。9時ころからは曇り空で、ときどき、今にも降りそうな空模様にもなるが、結局雨は降らず終いだった。

断続的に、強い雨雲を含む雨雲軍団が、通過する予報なので、それに期待し、止み間を選んで、花畑に出かける。太陽熱処理マルチフィルムを撤去するためだ。ニンジンの播種に向けて、これからの雨で、畑土を潤そうというためだ。マルチの間の畝間の土はしっかり雨を吸い込んで、鍬や靴に着くほどだ。しかし、透明マルチの下の土は、カラカラに乾ききっている。しっかりと水分を含めないと、発芽できない砂漠状態だ。しかし、マルチを取り除くにつれ、雲は隙間を見せ、青空が顔を出し始める。暑さも増してきて、びっしょりで家に帰る頃には、薄日も射してくる。結局、夕方まで、降ることはなかった。

午後には、秀畑に行き、ロータリー耕。潤った畑土は、きれいに耕され、整地された。今までの、砂漠状の土は、軽過ぎて、舞い上がり飛ばされるようで、整地が不規則だったが、ようやく次の作業に進める状態になった。

さて、今夜から、明日にかけての天気も傘マークだったり、曇りマークだったり。予報会社によって違ったり。畑を潤すのか、それとも、残った一時間ばかりの稲刈をやらせてくれるのか、どちらでもよいから、はっきりとして欲しい。中途半端に、降ったり止んだりでは、どちらもお手上げとなってしまう。

久しぶりの雨で、いくらかゆっくりとした一日だったが。

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