畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

培土

2008-02-11 19:20:26 | 農作業
2月11日 

今日は平年並みの気温だそうだが、寒い日が続いていたので、暖かく感じる。
これから夏野菜の育苗が始まる。種まき用の培土はあるが、移植用の培土が無いので作る。
雨があたらない場所に保存してある山土を砕土機にかける。砕土機は、モーターで回転する爪で、投入した土を砕き、振動するふるいが大きい土と細かい土を選り分ける機械だ。
選り分けた土に、ボカシ肥、草木灰、籾殻クン炭、ピートモスを入れ、スコップでよく混ぜて培土を作る。出来たものはポリ袋に入れておく。中腰やしゃがみこむ動作が多く、一日やると、腰が痛くしんどい。
夏野菜は育苗期間が長いから、大きいポットに作るから、培土の量もかなり必要だ。もう2~3回作らなければならない。
日向で作業していると、上着を脱ぐほどの暖かさだった。

砕土機で山土を砕く


ボカシ肥、クン炭などを混ぜこんだ培土
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機械の調整

2008-02-10 18:43:19 | 農作業
2月10日 

昨晩からの雨は明け方には止んでいた。幸い、雪には変わらなかったようで、山も雪化粧していない。
先日購入した、畝立て機の調整と点検をしておく。大きめの機械なので、点検をするにも、作業スペースを作ってからになる。収穫後出荷できなかった小さなみかんやイモ類がコンテナに入ったまま積んである。そんなものを捨てたり片付けたり。段取りにかなりの時間がかかる。
機械類は、その構造や動かし方を知っておかないと、事故や故障につながる。また、知っておけば能率もよくなる。説明書を見ながら、ばらしたり組み立てたり、一通りのことをやってみる。
畝の幅や高さを変えられる機械なので、その調整もやってみる。ひとつの作物をある程度の面積でやるような農家でないから、作物ごとに調整するのは、手間がかかりそうだ。とりあえず、最初のジャガイモの植え付け用の畝にして作業を終えた。
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来客

2008-02-09 18:10:14 | 暮らし
2月9日  いちじ  後 

予報に反して日中は晴れ間ものぞく天気。気温は低く寒かった。
今日も出荷作業。
久しぶりの来客があった。Hさん夫婦。数年前までは、餅搗きや、味噌作りのときは来訪していた。最近は、たまに電話で声を聞くくらいだった。昨晩電話があり、所要で近くまで行くからちょっと寄るとのこと。
10時過ぎ到着。二年ぶりくらいの再会。しかし、同世代の我々では、数年で大きな変化があるものでもない。お互いの近況を話し合ったが、子供たちもみな独立しているし、それぞれの生活には目新しいことも無い。ただ、近親者や、共通の知人が旅立ってしまったことを確認しあうだけ。短い時間では、そんなものかもしれない。そんな年代になったことをしみじみ感じた。
雪が降るという予報もあり、米と味噌を積むと、昼飯も取らずに、短い再会に幕。今度は、ゆっくりと一杯やりながらと約束して。
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管理機

2008-02-08 18:43:10 | 農作業
2月8日 

午前、機械の納入。畑の畝たてと同時にマルチを張る管理機を購入した。今までは畝たては管理機で土を跳ね上げた後、上面はレーキで均すという手作業が必要だった。マルチ張りは全部手作業だった。両作業とも、腰が痛くなり、腕に負担がかかっていた。年齢と共に体のあちこちが「無理だ」と叫ぶようになり、少し楽をさせなくてはならなくなった。
これからは、そうした作業を機械にお願いし、少し体の負担を減らせる。時間も短縮できるので、作物を見てやる時間も増やせる。よい野菜をおおくつくれればよいのだが。
午後、田んぼの草燃しに出かけようと、車に。さあ発進とクラッチペダルを踏んだら、ぶつっ、クラッチワイヤが切れてしまった。修理工場に電話をしたが、今日には間に合わない。中止にし、家の周りの片付け。軒下には畑で使った資材が片付けられず積んである。尋常の量ではない。二人とも片付け下手なので、どんどんたまって行く。だから、片付けも一仕事。半日近くやると、少しは片付いた?

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日記

2008-02-07 18:32:04 | 暮らし
2月7日 

昨日の雨は明け方まで降っていたようだ。山は雪に変わり、うっすらと白くなっていた。地面は乾くまもなく再びの雨でぐちゃぐちゃ。畑に行く気にもなれない。
ハウスの散水用のポンプが故障したので取り替える。同じポンプがなく、配管もやりかえるから、時間がかかる。夕方には終わり、水やりをしておく。種まき後、だいぶったったが、連日の寒さと、水不足だったせいで、発芽が揃っていない。収穫できるまで当分かかりそうだ。
この週末も雪の予報で、寒さもしばらく続きそう。困ったものだ。
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冷凍餃子

2008-02-06 19:11:25 | 食、農への思い
2月6日  降ったり止んだり 今日も肌寒い一日

出荷作業と会計のまとめでなんとなく一日終わる。
ところで、このところ、新聞、テレビ、ラジオと餃子のことを耳にしない日は無い。毎日、これでもかと目に飛び込んでくる。不謹慎にも、連れ合いは「餃子ばかり見せられて、食べたくなってしょうがない」とこぼしている。
加熱するだけで、すぐ口にする食べ物に、殺虫剤のような毒物が付着されているとは。それが何らかの偶然か、事故か、また故意によるものか、原因を捜査することは重要だし、はっきりすることで、消費者は安心するかもしれない。
しかし、今回の事件でおどろいたのは、あまりにも多くの冷凍食品が輸入されていること、さらにそれが学校の給食などにも使われていることだ。
日本の食料自給率が40%を切っていることは大問題である。穀物や野菜、精肉などどんどん輸入されている。私たち農業生産の場にいるものにとって、大規模に機械化された産地や、人件費の低い地域の農産物は、とても価格的には太刀打ち出来ない脅威だ。グローバル化とか、自由貿易とか世界の一部の商人の利益のためのルールに従っての農産物や海産物の輸入は、何とかしないと、日本の農業、漁業はつぶされてしまう。
けれど、その問題と、今回の餃子事件はちょっと次元が違うと思う。調理されて後は食べるだけの食品が、こともあろうか海外からどんどん輸入されていることは、とんでもないことだ。人間にとって食べることは、単に体の養分を取り入れ、満腹するだけのものではない。様々な食材を料理して食べることは、他の動物と違い、文化になっている。日本には日本の、地域には地域の、家庭には家庭の味がある。このような文化を、人間らしさを捨ててしまうような、調理された食べ物を海外の工場に依存し、満腹するだけの食生活を見直すきっかけになってくれればと思う。
私たちも、出来合いのものもたまには、時々は、食べるし、結構好きです。
念のため。
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片付け

2008-02-05 19:19:24 | 農作業
2月5日  いちじ 

朝は冷え込み、霜も降りて真っ白。昨日洗っておいた味噌作りの道具もびしょびしょになってしまった。幸い、よい天気で、すぐ乾く。kさんも残ってくれていて、道具類の始末をして、片付ける。また来年まで一年間倉庫の中だ。
地面はぐちゃぐちゃだから、畑仕事も出来ず、二人で片付け。農業の廃棄物や、ハウスの中を片付け、育苗の出来る状態にしておく。
kさんは、夕方早めに帰る。ベーコンの真空パックに行ってくる。
そんなことで一日終わる。
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味噌作り(締めの記録)

2008-02-04 17:31:50 | 農作業
一日よく晴れてくれた。味噌作りも順調に進み、2時過ぎには無事終わる。片付けも大方済ませ、遅めの昼食。きょうは、中華風のおこわに、スープ。今日合流した自然食品店の二人(プラス、四ヶ月児)も含め、にぎやかに。
4時過ぎには、スタッフたちは帰路に。また一年後の再会か?
とにかく、前日の大雪にたたられ、振り回され、参加できない人たちもいたが、どうにか今年も味噌を仕込むことが出来た。

ミンチの写真 再録


適度の柔らかさになった味噌の素を木の樽に詰める
このときなるべく空気を抜くようにたたきつけるように


詰め終わったら、さらし布をかぶせ、落し蓋をして重石を載せて、
紙をかぶせ縛っておく。
ゆっくり熟成してください。お休み
夏を越すと出来上がる
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味噌作り

2008-02-04 16:08:39 | 農作業
ミンチした味噌の素は、大豆の煮汁を入れて混ぜ合わせ、程よいかたさにします。
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味噌作り

2008-02-04 13:24:26 | 農作業
さあ、大豆と麹をミンチにかけてよくつぶします。 モンブランのようににょろにょろと出てきます。
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