ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

シカゴ「愛ある別れ」(伝説の洋楽 ロックバラード編 Part1)

2012-10-31 22:09:50 | 伝説の洋楽ロックバラード編
伝説の洋楽シリーズロックバラード編の第1弾はシカゴの"If You Leave Me Now"「愛ある別れ」。
ロックバラードの伝説の名曲はたくさんあるのですが、まず第1弾としてシカゴの名曲です。

多くのロックファンの方々がご存知のとおり、シカゴは1969年の"Questions 67 & 68"を皮切りに1970年に4位を記録した大ヒット曲"25 Or 6 To 4"「長い夜」や"Beginnings"、"Saturday In The Park"など次々にヒット曲を発表し「ブラス・ロック」を生み出した大人気グループです。

そしてこの"If You Leave Me Now"「愛ある別れ」はシカゴ初めてのバラードの大ヒットで、1976年10月23日と30日の2週間の1位、年間チャートはちょうど年度の途中になってしまったので48位に終わりましたが、Top40内17週を記録するスーパーヒットとなりました。
ダブルプラチナを獲得したアルバムシカゴX「カリブの旋風」からのシングルヒット、ピーター・セテラのハイトーンの伸びのある歌声とストリングスを交えたラブバラードの名曲です。

このヒットの後しばらく低迷するのですが1982年の"Hard To Say I'M Sorry"のNo.1でAOR路線の頂点に返り咲き、そしてさらにピーター・セテラが脱退した後も、あのラブバラードの女王ダイアン・ウォーレン作詞作曲の名曲"Look Away"で1989年の年間No.1に輝くのでした。

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