ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

Michael Martin Murphy - What's Forever For(1982年の洋楽 Part38)

2018-11-12 22:33:58 | ’82年洋楽
1982年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart38はMichael Martin Murphyの"What's Forever For"。
最高位は10月9日から5週間も続けた19位。年間チャートは93位。久し振りの大ヒットになりました。

Michael Martin Murphy、70年代からの全米Top40ファンの方ならご存知かもしれません。
1975年の大ヒット曲"Wildfire"が有名です。
アメリカテキサス出身のカントリーシンガーソングライター。
デビューは1972年で、"Geronimo's Cadillac"という曲が37位の小ヒットを記録します。
そして1975年、"Wildfire"が最高位3位(キャッシュ・ボックスでは2位)、年間39位の大ヒットになります。
ヒット曲自体はこの曲"What's Forever For"が最後になりますが、カントリー界ではずっと活動を続け、最近でもアルバムを出すなど、まだまだ第一線で活躍しています。

"What's Forever For"、Rafe VanHoyという人の曲ですが、実にやさしい良い曲です。Michael Martin Murphyの穏やかなボーカルにぴったりですね。
この曲、良い曲だからでしょう、いろんな人が歌っています。初めのレコーディングは England Dan & John Ford Coleyが1978年のアルバムに収録しています。
他にもアン・マレーやジョー・コッカーなどにカバーされています。
こういったカントリータッチの曲は日本ではほとんどヒットしなくって、この曲もほとんどラジオでもかからなかったと思いますが、大変良い曲です。一度聞いてみてください。



こちらはEngland Dan & John Ford Coleyの1978年のアルバム「Dr. Heckle and Mr. Jive」に収録されたバージョンです。これは素晴らしいです。(私はこのバージョンの方がさらに大好きです)



そしてこちらはMichael Martin Murphyの最大のヒット曲"Wildfire"です。
この曲は知っている方も多いのではないでしょうか。
コメント (16)
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