ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

ジョー・ジャクソン Joe Jackson - You Can't Get What You Want(1984年の洋楽 Part25)

2020-06-25 20:55:00 | '84年洋楽
1984年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart25はJoe Jacksonの"You Can't Get What You Want (Till You Know What You Want)"。
最高位は6月23日付けの15位。年間チャートは残念ながら圏外でした。

Joe Jacksonですが、イギリス出身のロックミュージシャン。
ロックミュージシャンと書きましたが、ロックにジャズの雰囲気を色濃く入れた、独特の曲を書き、歌います。

デビューは1978年、ファーストアルバム『Look Sharp!』をリリースします。
そのファーストアルバムからのシングル"Is She Really Going Out with Him?"が全米で21位、全英で13位のヒットとなります。
その後、アメリカではヒットが出なくなりますが、イギリスやヨーロッパでヒットを続けます。

転機は1982年にリリースした彼の5枚目のアルバム『Night and Day』。このアルバムからは"Steppin' Out"がシングルカットされ、彼の最大のヒットとなる最高位5位を記録しました。さらにもう1曲"Breaking Us in Two"も最高位18位のまずまずのヒットとなります。

そして7枚目のアルバム『Body and Soul』からのファーストシングルカットがこの曲"You Can't Get What You Want (Till You Know What You Want)"です。
ライブの動画を貼り付けましたが、イントロのサクソフォン、彼自身によるものです。
さすが、ロックのみならずジャズからクラシックまでマルチな才能のジョー・ジャクソン、素晴らしい曲になりました。
特にライブはジャズの雰囲気が濃厚、ギター、ベース、サックスのソロが交代で入る間奏はポップでおしゃれ、お気に入りの曲です。
曲の作者はもちろんJoe Jacksonによるものです。
コメント (20)
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