1988年ビルボード Billboard All American Top40、1988年1月23日付、この週も1位の交代がありました、3位から上がっての1位はMichael Jacksonの"The Way You Make Me Feel"。アルバム『Bad』からは、ファーストシングルの"I Just Can't Stop Loving You"、セカンドシングルの"Bad"と2曲連続のNo.1、ついにこの曲で、アルバムから3曲連続のNo.1を記録しました。Michael Jacksonのソロヒットとしては、この曲で20曲目のTop40ヒット、11曲目のTop3ヒット、これで9曲目のNo.1となりました。
2位は4位からアップ、INXSの"Need You Tonight"。INXSですが、オーストラリア出身のロック・ポップグループ。1982年の"The One Thing"が最高位30位で初のTop40ヒット。つづいて1985年に"What You Need"が最高位5位、この曲で3曲目のTop40ヒットで2曲目のTop5ヒット、ついに2位まで上がってきました。
3位は5位からアップ、Tiffanyの"Could've Been"。Tiffanyですがアメリカ出身のポップス歌手。初のヒット曲"I Think We're Alone Now"がNo.1を記録、続くシングルのこの曲で2曲連続のTop3ヒットとなりました。
4位は1週間の1位からダウン、George Harrisonの"Got My Mind Set On You"。George Harrisonですが、ずいぶん久しぶりのTop40ヒットとなりました、この曲の前のTop40ヒットだと、1981年に2位となった"All Those Years Ago"にまでさかのぼります、もちろん、ビートルズ解散後ソロになってからですが、この曲で12曲目のTop40ヒットで、No.1を記録した"My Sweet Lord"と"Give Me Love"、そして2位の"All Those Years Ago"、この曲で4曲目のTop3ヒットで3曲目のNo.1となりました。
5位は6位からアップ、The Banglesの"Hazy Shade Of Winter"。原曲はSimon & Garfunkelの"A Hazy Shade Of Winter"「冬の散歩道」です(原曲には「A」が付いていますね)。1966年の曲で最高位は13位、20年の時を経てヒットチャートに帰ってきました。The Banglesとしては、初のヒットシングル"Manic Monday"が2位、この曲で5曲目のTop40ヒットで、年間1位のメガヒット"Walk Like an Egyptian"を含め、この曲で3曲目のTop5ヒットです。
この週6位はElton Johnの"Candle in the Wind"。最高位はこの1週間の第6位。年間チャートは71位。Elton Johnとしてはまずまずのヒットとなりました。
Elton Johnですが、もちろん皆さんご存じ、イギリス出身のロック・ポップス歌手で、シンガーソングライター。世界的な大スターです。
デビューは1960年代前半にまでさかのぼります。その後、初のTop40ヒットは70年代に入ってから、2枚目のアルバム『Elton John』からのシングル"Your Song"が最高位8位を記録します。
それからは毎年のように大ヒット生み出し、1973年には"Crocodile Rock"がNo.1を記録、その後も大ヒットを連発し、1973年からは、なんと4年連続で年間チャートのTop10以内に曲を送り込む、大記録を打ち立てます。
70年代後半からは、盟友Bernie Taupinと別れ、アルコール依存症などにも悩まされ、勢いにも陰りが見えましたが、それでも、この数年間にも、"I Guess That's Why They Call It the Blues"が4位、"Sad Songs"が5位、"Nikita"が7位など、毎年のようにコンスタントにヒットを出し続けます。"Sad Songs"はこちらをご覧ください→→→
数えるのも大変ですが、この曲で、通算40曲目のTop40ヒット、6曲のNo.1ヒットを含め、21曲目のTop10ヒットとなりました。
"Candle in the Wind"ですが、曲の作者はElton JohnとBernie Taupinの共作。この曲が作られたのは、実は1973年。この曲のオリジナルバージョンは、彼の7枚目のアルバム『Goodbye Yellow Brick Road』収録曲です。このアルバム『Goodbye Yellow Brick Road』ですが、2枚組アルバムですが、素晴らしいアルバムだったです。タイトル曲のほかにも、"Bennie and the Jets"、"Saturday Night's Alright for Fighting"などなど、素晴らしい曲満載の名盤でした。
"Candle in the Wind"のオリジナルバージョンは1974年にイギリスでシングルカットされ、最高位11位を記録しましたが、アメリカでは、そもそもシングルとして発売されなかったようです。
この1987年のヒット曲はオーストラリアでのライブ音源です。アルバム『エルトン・スーパー・ライヴ 〜栄光のモニュメント〜』に収録されたもので、オーケストラがバックに入っています。
"Candle in the Wind"の邦題は「風の中の火のように(孤独な歌手、ノーマ・ジーン)」、そう「ノーマ・ジーン」はマリリン・モンローのこと、この曲はマリリン・モンローへ捧げた曲です。
"Candle in the Wind"ですが、1997年に事故死したダイアナ元英皇太子妃のために、バーニー・トーピンが歌詞をダイアナ妃に捧げる歌として書き換え、エルトンがダイアナ妃の葬儀で歌います。この新しいバージョンが"Candle in the Wind 1997"として発売され、アメリカでは初登場1位、14週間連続1位、年間チャートもNo.1となる歴史的な大ヒット、アメリカ以外でも全世界での大ヒットとなりました。
こちらがこの1988年に6位となったオーストラリアでのライブ音源です。
こちらが1973年のオリジナルバージョンです。
そして最後にこちらが1997年のダイアナ妃の葬儀会場でのライブ音源です。
今週 先週 song / artist
1 3 THE WAY YOU MAKE ME FEEL / MICHAEL JACKSON
2 4 NEED YOU TONIGHT / INXS
3 5 COULD'VE BEEN / TIFFANY
4 1 GOT MY MIND SET ON YOU / GEORGE HARRISON
5 6 HAZY SHADE OF WINTER / BANGLES
6 7 CANDLE IN THE WIND / ELTON JOHN
7 8 TELL IT TO MY HEART / TAYLOR DAYNE
8 11 SEASONS CHANGE / EXPOSE
9 2 SO EMOTIONAL / WHITNEY HOUSTON
10 15 I WANT TO BE YOUR MAN / ROGER
11 17 HUNGRY EYES / ERIC CARMEN
12 14 THERE'S THAT GIRL / HEART
13 16 I COULD NEVER TAKE THE PLACE / PRINCE
14 18 CRAZY / ICEHOUSE
15 21 TUNNEL OF LOVE / BRUCE SPRINGSTEEN
16 9 FAITH / GEORGE MICHAEL
17 22 SAY YOU WILL / FOREIGNER
18 24 WHAT HAVE I DONE TO DESERVE THIS? / PET SHOP BOYS & DUSTY SPRINGFIELD
19 10 IS THIS LOVE / WHITESNAKE
20 23 I LIVE FOR YOUR LOVE / NATALIE COLE
21 25 DON'T SHED A TEAR / PAUL CARRACK
22 12 CHERRY BOMB / JOHN COUGAR MELLENCAMP
23 29 EVERYWHERE / FLEETWOOD MAC
24 13 SHAKE YOUR LOVE / DEBBIE GIBSON
25 27 HONESTLY / STRYPER
26 30 POP GOES THE WORLD / MEN WITHOUT HATS
27 32 PUSH IT / SALT-N-PEPA
28 19 CATCH ME / PRETTY POISON
29 26 POWER OF LOVE / LAURA BRANIGAN
30 37 PUMP UP THE VOLUME / M/A/R/R/S
31 39 SHE'S LIKE THE WIND / PATRICK SWAYZE(FEATURING WENDY FRASER)
32 36 CAN'T STAY AWAY FROM YOU / GLORIA ESTEFAN AND MIAMI SOUND MACHINE
33 20 DON'T YOU WANT ME / JODY WATLEY
34 41 NEVER GONNA GIVE YOU UP / RICK ASTLEY
35 38 I FOUND SOMEONE / CHER
36 34 TRUE FAITH / NEW ORDER
37 49 FATHER FIGURE / GEORGE MICHAEL
38 28 VALERIE / STEVE WINWOOD
39 46 853-5937 / SQUEEZE
40 54 I GET WEAK / BELINDA CARLISLE
2位は4位からアップ、INXSの"Need You Tonight"。INXSですが、オーストラリア出身のロック・ポップグループ。1982年の"The One Thing"が最高位30位で初のTop40ヒット。つづいて1985年に"What You Need"が最高位5位、この曲で3曲目のTop40ヒットで2曲目のTop5ヒット、ついに2位まで上がってきました。
3位は5位からアップ、Tiffanyの"Could've Been"。Tiffanyですがアメリカ出身のポップス歌手。初のヒット曲"I Think We're Alone Now"がNo.1を記録、続くシングルのこの曲で2曲連続のTop3ヒットとなりました。
4位は1週間の1位からダウン、George Harrisonの"Got My Mind Set On You"。George Harrisonですが、ずいぶん久しぶりのTop40ヒットとなりました、この曲の前のTop40ヒットだと、1981年に2位となった"All Those Years Ago"にまでさかのぼります、もちろん、ビートルズ解散後ソロになってからですが、この曲で12曲目のTop40ヒットで、No.1を記録した"My Sweet Lord"と"Give Me Love"、そして2位の"All Those Years Ago"、この曲で4曲目のTop3ヒットで3曲目のNo.1となりました。
5位は6位からアップ、The Banglesの"Hazy Shade Of Winter"。原曲はSimon & Garfunkelの"A Hazy Shade Of Winter"「冬の散歩道」です(原曲には「A」が付いていますね)。1966年の曲で最高位は13位、20年の時を経てヒットチャートに帰ってきました。The Banglesとしては、初のヒットシングル"Manic Monday"が2位、この曲で5曲目のTop40ヒットで、年間1位のメガヒット"Walk Like an Egyptian"を含め、この曲で3曲目のTop5ヒットです。
この週6位はElton Johnの"Candle in the Wind"。最高位はこの1週間の第6位。年間チャートは71位。Elton Johnとしてはまずまずのヒットとなりました。
Elton Johnですが、もちろん皆さんご存じ、イギリス出身のロック・ポップス歌手で、シンガーソングライター。世界的な大スターです。
デビューは1960年代前半にまでさかのぼります。その後、初のTop40ヒットは70年代に入ってから、2枚目のアルバム『Elton John』からのシングル"Your Song"が最高位8位を記録します。
それからは毎年のように大ヒット生み出し、1973年には"Crocodile Rock"がNo.1を記録、その後も大ヒットを連発し、1973年からは、なんと4年連続で年間チャートのTop10以内に曲を送り込む、大記録を打ち立てます。
70年代後半からは、盟友Bernie Taupinと別れ、アルコール依存症などにも悩まされ、勢いにも陰りが見えましたが、それでも、この数年間にも、"I Guess That's Why They Call It the Blues"が4位、"Sad Songs"が5位、"Nikita"が7位など、毎年のようにコンスタントにヒットを出し続けます。"Sad Songs"はこちらをご覧ください→→→
数えるのも大変ですが、この曲で、通算40曲目のTop40ヒット、6曲のNo.1ヒットを含め、21曲目のTop10ヒットとなりました。
"Candle in the Wind"ですが、曲の作者はElton JohnとBernie Taupinの共作。この曲が作られたのは、実は1973年。この曲のオリジナルバージョンは、彼の7枚目のアルバム『Goodbye Yellow Brick Road』収録曲です。このアルバム『Goodbye Yellow Brick Road』ですが、2枚組アルバムですが、素晴らしいアルバムだったです。タイトル曲のほかにも、"Bennie and the Jets"、"Saturday Night's Alright for Fighting"などなど、素晴らしい曲満載の名盤でした。
"Candle in the Wind"のオリジナルバージョンは1974年にイギリスでシングルカットされ、最高位11位を記録しましたが、アメリカでは、そもそもシングルとして発売されなかったようです。
この1987年のヒット曲はオーストラリアでのライブ音源です。アルバム『エルトン・スーパー・ライヴ 〜栄光のモニュメント〜』に収録されたもので、オーケストラがバックに入っています。
"Candle in the Wind"の邦題は「風の中の火のように(孤独な歌手、ノーマ・ジーン)」、そう「ノーマ・ジーン」はマリリン・モンローのこと、この曲はマリリン・モンローへ捧げた曲です。
"Candle in the Wind"ですが、1997年に事故死したダイアナ元英皇太子妃のために、バーニー・トーピンが歌詞をダイアナ妃に捧げる歌として書き換え、エルトンがダイアナ妃の葬儀で歌います。この新しいバージョンが"Candle in the Wind 1997"として発売され、アメリカでは初登場1位、14週間連続1位、年間チャートもNo.1となる歴史的な大ヒット、アメリカ以外でも全世界での大ヒットとなりました。
こちらがこの1988年に6位となったオーストラリアでのライブ音源です。
こちらが1973年のオリジナルバージョンです。
そして最後にこちらが1997年のダイアナ妃の葬儀会場でのライブ音源です。
今週 先週 song / artist
1 3 THE WAY YOU MAKE ME FEEL / MICHAEL JACKSON
2 4 NEED YOU TONIGHT / INXS
3 5 COULD'VE BEEN / TIFFANY
4 1 GOT MY MIND SET ON YOU / GEORGE HARRISON
5 6 HAZY SHADE OF WINTER / BANGLES
6 7 CANDLE IN THE WIND / ELTON JOHN
7 8 TELL IT TO MY HEART / TAYLOR DAYNE
8 11 SEASONS CHANGE / EXPOSE
9 2 SO EMOTIONAL / WHITNEY HOUSTON
10 15 I WANT TO BE YOUR MAN / ROGER
11 17 HUNGRY EYES / ERIC CARMEN
12 14 THERE'S THAT GIRL / HEART
13 16 I COULD NEVER TAKE THE PLACE / PRINCE
14 18 CRAZY / ICEHOUSE
15 21 TUNNEL OF LOVE / BRUCE SPRINGSTEEN
16 9 FAITH / GEORGE MICHAEL
17 22 SAY YOU WILL / FOREIGNER
18 24 WHAT HAVE I DONE TO DESERVE THIS? / PET SHOP BOYS & DUSTY SPRINGFIELD
19 10 IS THIS LOVE / WHITESNAKE
20 23 I LIVE FOR YOUR LOVE / NATALIE COLE
21 25 DON'T SHED A TEAR / PAUL CARRACK
22 12 CHERRY BOMB / JOHN COUGAR MELLENCAMP
23 29 EVERYWHERE / FLEETWOOD MAC
24 13 SHAKE YOUR LOVE / DEBBIE GIBSON
25 27 HONESTLY / STRYPER
26 30 POP GOES THE WORLD / MEN WITHOUT HATS
27 32 PUSH IT / SALT-N-PEPA
28 19 CATCH ME / PRETTY POISON
29 26 POWER OF LOVE / LAURA BRANIGAN
30 37 PUMP UP THE VOLUME / M/A/R/R/S
31 39 SHE'S LIKE THE WIND / PATRICK SWAYZE(FEATURING WENDY FRASER)
32 36 CAN'T STAY AWAY FROM YOU / GLORIA ESTEFAN AND MIAMI SOUND MACHINE
33 20 DON'T YOU WANT ME / JODY WATLEY
34 41 NEVER GONNA GIVE YOU UP / RICK ASTLEY
35 38 I FOUND SOMEONE / CHER
36 34 TRUE FAITH / NEW ORDER
37 49 FATHER FIGURE / GEORGE MICHAEL
38 28 VALERIE / STEVE WINWOOD
39 46 853-5937 / SQUEEZE
40 54 I GET WEAK / BELINDA CARLISLE