ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

Toto - Pamela(1988年の洋楽 Part19)

2024-05-16 20:00:00 | '88年洋楽
1988年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart19は、Totoの"Pamela"。最高位は5月7日と14日付の第22位。年間チャートは圏外でした。

TOTO(トト)ですが、アメリカのロックバンド。デビューの大ヒットシングル"Hold the Line" 以来、私のブログには何度も登場している大好きなバンドですが、残念ながらこの曲が最後のTop40ヒットになってしまいました。

TOTOの結成は1976年、デヴィッド・ペイチとジェフ・ポーカロを中心に、ロサンゼルスで結成されました。

ボズ・スキャッグス のバックバンドとして活躍していた凄腕セッションミュージシャン達が集まってバンドを結成、デビューアルバム発売前から話題になっていたバンドです。

その話題の新人バンドのファーストアルバム『TOTO 宇宙の騎士』 が発売され、ファーストシングルの"Hold The Line" 、期待を超える素晴らしい、カッコいい曲でした。アルバムも中身の濃い名アルバムでしたね。"Hold The Line" はこちらをご覧ください→→→

その後、ちょっと低迷しましたが、1982年の4枚目のアルバム『TOTO IV〜聖なる剣〜』が名盤でした。ファーストシングルの"Rosanna"が最高位2位、そしてこのアルバムからの3枚目のシングル"Africa"で、ついにシングルNo.1を記録しました。"Africa"についてはこちらをご覧ください→→→

そのTOTOですが、5枚目のアルバム『アイソレーション』制作中に、看板リードボーカルのボビー・キンボールがバンドを脱退、その後、ボーカルが短期間で変わることになりますが、6枚目のアルバム『Fahrenheit』からボーカルJoseph Williamsが加入します。Joseph Williamsですが、TOTOは良いボーカリストを見つけましたよね。なんと映画音楽作曲家のジョン・ウィリアムズの息子 だそうで、ソングライターとしても活躍します。

この曲"Pamela"ですが、リードボーカルはそのJoseph Williams。曲の作者は、Joseph WilliamsとDavid Paichの共作。プロデュースはTOTOのメンバー。

"Pamela"ですが、実にTOTOらしい曲でした。美しいメロディに、凝った演奏、Joseph Williamsのボーカルも、声質がボビー・キンボールに似ているのでしょうか、違和感なく「これぞTOTO」の曲になっています。最後のTop40ヒットになってしまって、ホント残念でした。
コメント (18)
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