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ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ Joan Jett & the Blackhearts - I Hate Myself for Loving Y0u (1988年の洋楽 Part40)

2024-10-10 20:00:00 | '88年洋楽
1988年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart40は、Joan Jett & the Blackheartsの"I Hate Myself for Loving You"。最高位は10月1日付と8日付の2週間の第8位。年間チャートは85位。Joan Jett & the Blackhearts、久しぶり、6年ぶりとなるTop10に入るヒットとなりました。

Joan Jettですが、1975年にデビューしたThe Runawaysのギタリスト。ランナウエイズといえば女性ロックバンドの草分け的存在でドラムのサンディ・ウェストにボーカルのシェリー・カーリー、ギターのリタ・フォードと、女性ロッカーのスーパースターが結集した伝説のグループ。この88年7月に、Lita Fordのソロで初めてのヒット"Kiss Me Deadly"を紹介したばかりです。こちらをご覧ください→→→

The Runawaysは、わずか4年でグループの活動を終わりましたが、ランナウエイズ解散後、ジョーン・ジェットはジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツを結成、3枚目のアルバム『アイ・ラブ・ロックンロール』に収録されたシングル"I Love Rock and Roll"が突然の大ヒット、1982年に7週間の1位、年間チャートは第3位と、年度を代表する特大のヒットとなります。

続いて同アルバムから2枚目のシングルが"Crimson and Clover"、この曲はトミー・ジェイムス&ザ・ションデルズのカバー曲で、カッコよくロックにアレンジしての最高位7位のヒット曲です。こちらをご覧ください→→→

その後も、2年ごとにアルバムをリリースするものの、アルバム、シングルとも、大ヒットにまでは至りませんでした。

1988年にリリースされたのが6枚目のアルバム『Up Your Alley』。このアルバムからのファーストシングルがこの曲"I Hate Myself for Loving You"です。曲の作者はJoan JettとDesmond Child。Desmond Childといえば有名ソングライター、Aerosmithの"Angel"の作者で、5月に私のブログに登場済みです。

この曲、さすがJoan Jettのボーカルに、ギターも重厚なロックでした。驚いたことにこの曲のギターソロは、 Rolling StonesのギタリストMick Taylorとのこと、カッコいい曲で、久しぶりのヒットとなりました。
コメント (18)
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