1989年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart5は、The Escape Clubの"Shake For The Sheik"。最高位は1月28日から3週間続けた第28位。年間チャートは圏外でした。
The Escape Clubですが、1983年にイギリスロンドンで結成されたロック・バンド。1986年、ファーストアルバムをリリースするも母国イギリス、アメリカともヒットには至りませんでした。
続くセカンドアルバムが『Wild Wild West』、このアルバムからのファーストシングル"Wild, Wild West"が突然チャートを上昇、驚きのNo.1となりました。こちらをご覧ください→→→
このアルバム『Wild Wild West』からのセカンドシングルがこの曲"Shake for the Sheik"。大ヒットにはなりませんでしたが、連続のTop40ヒットになりました。
このアルバムの曲は、全曲を、The Escape Clubの4人全員で作った曲。大ヒットした"Wild, Wild West"は、イギリスのロックグループながらアメリカンロック系の曲で、ちょっと風変わりな曲でしたが、この"Shake for the Sheik"の方は、さらにロック色が強い曲で、70年代ロックを思い起こす曲。私としては、"Wild, Wild West"よりも素直なロックのこの曲の方が好みの曲でした。