1988年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart36は、Van Halenの"When It's Love"。最高位は9月10日付の第5位。年間チャートは82位。No.1となった"Jump"、最高位3位の"Why Can't This Be Love"に続く3曲目のTop5ヒットとなりました。
Van Halenですが、70年代前半、天才ギタリストEddie Van Halen、リードボーカルのDavid Lee Rothらで、アメリカカリフォルニアで結成されたバンド。アメリカのハードロックバンドでは最も人気があるバンドです。
初のヒットは、1978年、キンクスのカバー"You Really Got Me" が最高位36位を記録。やっとTop40内に入ったスマッシュヒットでしたが、この曲のEddie Van Halenのギターには、度肝を抜かれました。それまで聞いたことがない、衝撃的なギターでした。
そのVan Halen、彼ら6枚目のアルバム『1984』が大ヒット、シングルの"Jump"が、5週間のNo.1、年間チャート6位、ハードロックバンドとしては、異例の特大のヒットとなります。
そのVan Halenですが、人気絶頂のアルバム『1984』を最後に、デイヴィッド・リー・ロスがバンドを離れ危機に直面しましたが、デイヴの代わりにSammy Hagarが加入、7枚目のアルバム『5150』を作成し、アルバムは、初のチャートNo.1を記録、ファーストシングルの"Why Can't This Be Love"も、最高位3位の大ヒット、メンバーチェンジは大成功となりました。このアルバムからの3枚目のシングル、新しいバンドを象徴するようなロックバラード"Love Walks In"については、こちらをご覧ください→→→
1988年、続く8枚目のアルバム『OU812』をリリース、最初のシングル"Black and Blue" は最高34位で空振り、これはまずいんじゃないかと思ったのですが、この曲"When It's Love" の大ヒットで安堵しました。
"When It's Love"の曲の作者は、メンバー4人の共作。この曲は私の大のお気に入りの曲です。『5150』では、Eddie Van Halenはギタリストというよりも、キーボード奏者?と思うほど、シンセサイザーが目立っていましたが、この曲のギターソロは Eddie Van Halenですよね。サミー・ヘイガーのボーカルも、2作目にしてヴァン・ヘイレンのボーカリストとして馴染んだ、カッコいい曲でした。
このアルバム『OU812』ですが、1985年にヴァン・ヘイレンを脱退したデイヴィッド・リー・ロスのアルバムが『Eat 'Em and Smile』→「奴らを食って、笑ってやる」と、ヴァン・ヘイレンに宛てたメッセージだったそうですが、それに対するヴァン・ヘイレンの『OU812』→「Oh, you ate one, too」→「ああ、お前も同じものを食ったのか」との答えだったとのことです。どこまでホントかはわかりませんが。
エデーはサミ夫を迎えた時点でギターよりもキーボーをフィーチャーさせたかったのでは?と思っております。
でないとあれだけのショーマンのデブを惜しげもなく「バハハ~イ😆」とはできないでしょうよ。
そしてこのウェニッツラブはとてもデーブにはタイプが合わないですよねえ。見事な曲でしたよ~☺️
なおタイトル、ありがとうございました。
5文字の最後の2の意味が分からなかったけど、デーブに対するものでしたのね?ニヤニヤと返されたデーブの当時のお気持ちを聴いてみたいな~😃
そうですね、この曲"When It's Love"はドラマティックな曲で、サミー・ヘイガーのボーカルがぴったりでした。ここのところ、シンセサイザーばっかりが目立つEddie Van Halenでしたが、この曲では、迫力あるギターソロを聞かせてくれました。
summer nights
there's only one way to rock(サミーのソロ曲)
panama
(bass solo)
runnin' with the devil
why can't this be love
mine all mine
(drum solo)
you really got me
sucker in a 3 piece
when it's love
eagles fly(サミーのソロ曲)
i can't drive 55(サミーのソロ曲)
best of both worlds
(guitar solo)
black and blue
ain't talkin' 'bout love
(アンコール)
a.f.u.(naturally wired)
rock and roll(レッド・ゼッペリン)
こんな感じでした
これは熱狂のステージですね。
「when it's love』はちょうど真ん中へんですか。
サミー・ヘイガーのソロヒットもあるのですねぇ。曲名見ただけで凄いステージだって想像できます。
アルバムトップのマイソオールマイソはどんなのだっけなー?
一方ヌシ夫さんのご指摘、サミーの曲もやってるのね、これには思いがあります。
ビートルズとストーンズしか聴かない先輩とストーンズの81年コンサートとスチルライフの話をしていて
「一番盛り上がっていた頃ですよねー?」
「おぉまーの、へーじゃが盛り下がるトコもあるけーのー」
「???、マジですか?イッツオンリー土建業のころの曲ですかね?シングルイマイチだったし」
「うんや、キースの曲のとき。みんなタバコ😃🚬タイムじゃったらしーでえ」
「ひでぇ~😆」
ね、ひどいですよね?サミーはホントにどーだったのかな?
ヌシ夫さんはサミー大好きのご様子ですが、私はちょと…永遠の今ひとつ…、だったりします、ごめんなさい😫
静かなオープニングから徐々に盛り上がっていき「これから始まるぞ」と思ったところへ、突然ガラリと雰囲気が変わる。
やっぱりこれは、デイブがいては出せない構成です。
それだけに、デイブ時代から応援しているファンにとっては、「ここまで来れば、もはやニュー・モントローズ」と言いたくもなってきます。
それでもやっぱり、エディのギターが聞けるから、ヴァン・ヘイレンはヴァン・ヘイレンなんですよねぇ。
ふーん、キース・リチャーズか。ストーンズファンじゃあないので、詳しくはないのですが、そういえば、ストーンズファンの友人がキースのソロアルバムを持っていましたっけ。この80年代後半に、ソロアルバムを出したんじゃあなかったでしたっけ。
で、サミーが入ったヴァン・ヘイレン、私は気に入っていますよ。
そうですよねー、ヴァン・ヘイレンは、エディのギターが聞けるからヴァン・ヘイレンなんですよねぇ。
キーボードもいいけど、エディのギターが聞けなきゃ、モントローズ、サミー・ヘイガーになっちゃうんですよね。
サミ夫のシャウトも今回のウェニッツラブよりも何か合ってるなあ、音もデコラチブな大袈裟なヤツじゃないし、てな感想でした。
が、時代はすでにヌージャージーに凌駕されていたような気もしましたね~😆
メタルシングルは若手に任せてバンヘイガーはアルバムオリエンテッドロックに帰って行ったのかな?
次の曲は、その時に、って、載るかどうかはわかりませんが。
Van Halenさん、この後のアルバムも、2枚連続1位になったし、シングルも、まずまず頑張っていました。ポップで聞きやすくなって、人気が続きましたね。