1986年8月9日付ビルボード All American Top40、前週に引き続き2週目の1位はPeter Ceteraの"Glory of Love"。映画『The Karate Kid Part II』の挿入曲です。Peter Ceteraですが、もちろんChicagoのオリジナルメンバーで、メインボーカリスト。この前年の85年にバンドを抜けてソロ活動を開始、この曲がソロ初めてのヒットでもちろん初めてのNo.1です。Chicagoでは、この時点で、2曲のNo.1ヒットを含め9曲のTop5ヒットを持っています。
2位は4位からアップ、Madonnaの"Papa Don't Preach"。Madonnaですが、もちろん皆さんご存知のスーパースター。83年に"Holiday"が初めてのTop40ヒット、それからたった3年ですが、この曲で10曲目のTop40ヒットで、3曲のNo.1ヒットを含め、なんと8曲目のTop5ヒット、5曲目のTop3ヒットです。
3位は6位からアップ、Belinda Carlisleの"Mad About You"。Belinda Carlisleですが、そうですよね、The Go-Go'sのリードボーカルです。The Go-Go'sが1985年に解散して、ソロでの初めてのヒットがこの曲で、5位まで上がってきました。
4位は2位からダウン、Peter Gabrielの"Sledgehammer"。Peter Gabrielですが、Genesisの初代ボーカリスト。Genesisには結成から1975年まで在籍していました。そのGenesisを蹴落として1位に上がりましたが、1週のみでダウンしてしまいました。Genesis時代にはシングルのTop40ヒットはありませんでしたが、ソロになってからは、82年に"Shock the Monkey"が最高位29位、この曲が2曲目のTop40ヒットで、もちろん初めてのNo.1ヒットです。
5位は9位からジャンプアップ、Jermaine Stewartの"We Don't Have To Take Our Clothes Off"。Jermaine Stewartですが、デビューシングルが1984年に41位まで上がりましたが、この曲が2曲目のシングルヒットで始めてのTop40ヒット、5位まで上がってきました。
この週2週目の1位、Peter Ceteraの"Glory of Love"。最終的には2週間の1位で、年間チャートは14位。映画『The Karate Kid Part II』の挿入歌。Peter Ceteraのソロ初ヒットが大ヒットになりました。
Peter Ceteraですが、60年代から活躍するアメリカの偉大なバンドChicagoのオリジナルメンバーで、メインボーカリスト&ベーシストです。
Chicagoのオリジナルメンバーとは書きましたが、Chicagoの前身のバンドThe Big Thingの結成後に、バンドのメンバーとなり、もちろん、Chicagoの記念すべきファーストアルバム『Chicago Transit Authority』には、ボーカル&ベースで参加しています。
Chicagoのボーカルは、結成から70年代初めにかけては、Robert LammにTerry Kath、そしてPeter Ceteraが、順番にリードボーカルをとっていたイメージがあります。1970年のバンドの初めてのTop40ヒットの"Make Me Smile"は、ボーカルはTerry Kathでしたね。
Peter Ceteraがリードボーカルの"25 or 6 to 4"「長い夜」が最高位4位の大ヒットになり、段々Peter Ceteraがメインボーカルの曲が増えていきました。
そして、1976年の『Chicago X』、そこからのシングル"If You Leave Me Now"が初めてのNo.1ヒットになります。この"If You Leave Me Now"については、それまでのシカゴにはなかった、美しいメロディのロックバラード、AORの名曲でした。この頃からシカゴもだいぶ音楽性が変わりました。
シカゴは、その後も大ヒットを続け、1982年の"Hard to Say I'm Sorry"が、2曲目のNo.1ヒットとなります。
1985年に、大ヒットアルバム『Chicago 17』を最後に、15年以上にわたるシカゴでの活動を終え、バンドを脱退、ソロ活動を始めます。そのソロ第一弾がこの曲"Glory of Love"で、2週間のNo.1を記録する大ヒットになりました。
曲の作者はPeter Cetera自身にDavid Foster、そして当時のPeter Ceteraの妻であるDiane Niniの3人の共作。
プロデュースはMichael Omartian。Michael Omartianは、私のブログにも登場済みですが、Christopher CrossやMichael Boltonなどなど、数々の大ヒットアルバムを手掛けた凄腕プロデューサーです。
この曲は、映画『The Karate Kid Part II』(日本題は『ベスト・キッド2』です)に取り上げられました。元々はこの映画用に作られた曲ではないようです。映画のサウンドトラックと、彼のソロのファーストアルバム『Solitude/Solitaire』の両方のアルバムに収録されていました。
David Fosterに、Michael Omartian、そして映画のサントラ収録曲と、大ヒットの条件は全部そろっています。でも、もちろんそれだけではありません、Peter Ceteraの優しくハイトーンのボーカルによる、美しいメロディの曲で、初めてのソロヒットが、2週間のNo.1の大ヒットに結びつきました。
こちらの動画は、Peter Ceteraがメインの映像です。ソロアルバムの方でしょうか?
今週 先週 song / artist
1 1 GLORY OF LOVE(THEME FROM "THE KARATE KID PART Ⅱ) / PETER CETERA
2 4 PAPA DON'T PREACH / MADONNA
3 6 MAD ABOUT YOU / BELINDA CARLISLE
4 2 SLEDGEHAMMER / PETER GABRIEL
5 9 WE DON'T HAVE TO TAKE OUR CLOTHERS OFF / JERMAINE STEWART
6 7 LOVE TOUCH(THEME FROM "LEGAL EAGLES") / ROD STEWART
7 3 DANGER ZONE / KENNY LOGGINS
8 12 HIGHER LOVE / STEVE WINWOOD
9 15 VENUS / BANANARAMA
10 13 RUMORS / TIMEX SOCIAL CLUB
11 5 INVISIBLE TOUCH / GENESIS
12 16 THE EDGE OF HEAVEN / WHAM!
13 19 DANCING ON THE CEILING / LIONEL RICHIE
14 8 NASTY / JANET JACKSON
15 18 SWEET FREEDOM(THEME FROM "RUNNING SCARED") / MICHAEL MCDONALD
16 17 YOU SHOULD BE MINE / JEFFREY OSBORNE
17 11 MODERN WOMAN(FROM "RUTHLESS PEOPLE") / BILLY JOEL
18 23 TAKE MY BREATH AWAY(LOVE THEME FROM "TOP GUN") / BERLIN
19 10 OPPORTUNITIES(LET'S MAKE LOTS OF MONEY) / PET SHOP BOYS
20 21 SUZANNE / JOURNEY
21 14 DIGGING YOUR SCENE / THE BLOW MONKEYS
22 26 ALL THE LOVE IN THE WORLD / OUTFIELD
23 31 FRIENDS AND LOVERS / CARL ANDERSON & GLORIA LORING
24 28 ONE STEP CLOSER TO YOU / GAVIN CHISTOPHER
25 24 TAKE IT EASY / ANDY TAYLOR
26 30 BABY LOVE / REGINA
27 33 WORDS GET IN THE WAY / MIAMI SOUND MACHINE
28 34 YANKEE ROSE / DAVID LEE ROTH
29 36 THAT WAS THEN, THIS IS NOW / THE MONKEES
30 35 RUMBLESEAT / JOHN COUGAR MELLENCAMP
31 40 MAN SIZE LOVE(FROM "RUNNING SCARED") / KLYMAXX
32 38 TAKEN IN / MIKE + THE MECHANICS
33 42 STUCK WITH YOU / HUEY LEWIS & THE NEWS
34 22 HOLDING BACK THE YEARS / SIMPLY RED
35 39 HANGING ON A HEART ATTACK / DEVICE
36 41 DON'T FORGET ME (WHEN I'M GONE) / GLASS TIGER
37 44 THE CAPTAIN OF HER HEART / DOUBLE
38 20 YOUR WILDEST DREAMS / MOODY BLUES
39 27 WHO'S JOHNNY("SHORT CIRCUIT" THEME) / EL DEBARGE
40 52 LOVE ZONE / BILLY OCEAN
2位は4位からアップ、Madonnaの"Papa Don't Preach"。Madonnaですが、もちろん皆さんご存知のスーパースター。83年に"Holiday"が初めてのTop40ヒット、それからたった3年ですが、この曲で10曲目のTop40ヒットで、3曲のNo.1ヒットを含め、なんと8曲目のTop5ヒット、5曲目のTop3ヒットです。
3位は6位からアップ、Belinda Carlisleの"Mad About You"。Belinda Carlisleですが、そうですよね、The Go-Go'sのリードボーカルです。The Go-Go'sが1985年に解散して、ソロでの初めてのヒットがこの曲で、5位まで上がってきました。
4位は2位からダウン、Peter Gabrielの"Sledgehammer"。Peter Gabrielですが、Genesisの初代ボーカリスト。Genesisには結成から1975年まで在籍していました。そのGenesisを蹴落として1位に上がりましたが、1週のみでダウンしてしまいました。Genesis時代にはシングルのTop40ヒットはありませんでしたが、ソロになってからは、82年に"Shock the Monkey"が最高位29位、この曲が2曲目のTop40ヒットで、もちろん初めてのNo.1ヒットです。
5位は9位からジャンプアップ、Jermaine Stewartの"We Don't Have To Take Our Clothes Off"。Jermaine Stewartですが、デビューシングルが1984年に41位まで上がりましたが、この曲が2曲目のシングルヒットで始めてのTop40ヒット、5位まで上がってきました。
この週2週目の1位、Peter Ceteraの"Glory of Love"。最終的には2週間の1位で、年間チャートは14位。映画『The Karate Kid Part II』の挿入歌。Peter Ceteraのソロ初ヒットが大ヒットになりました。
Peter Ceteraですが、60年代から活躍するアメリカの偉大なバンドChicagoのオリジナルメンバーで、メインボーカリスト&ベーシストです。
Chicagoのオリジナルメンバーとは書きましたが、Chicagoの前身のバンドThe Big Thingの結成後に、バンドのメンバーとなり、もちろん、Chicagoの記念すべきファーストアルバム『Chicago Transit Authority』には、ボーカル&ベースで参加しています。
Chicagoのボーカルは、結成から70年代初めにかけては、Robert LammにTerry Kath、そしてPeter Ceteraが、順番にリードボーカルをとっていたイメージがあります。1970年のバンドの初めてのTop40ヒットの"Make Me Smile"は、ボーカルはTerry Kathでしたね。
Peter Ceteraがリードボーカルの"25 or 6 to 4"「長い夜」が最高位4位の大ヒットになり、段々Peter Ceteraがメインボーカルの曲が増えていきました。
そして、1976年の『Chicago X』、そこからのシングル"If You Leave Me Now"が初めてのNo.1ヒットになります。この"If You Leave Me Now"については、それまでのシカゴにはなかった、美しいメロディのロックバラード、AORの名曲でした。この頃からシカゴもだいぶ音楽性が変わりました。
シカゴは、その後も大ヒットを続け、1982年の"Hard to Say I'm Sorry"が、2曲目のNo.1ヒットとなります。
1985年に、大ヒットアルバム『Chicago 17』を最後に、15年以上にわたるシカゴでの活動を終え、バンドを脱退、ソロ活動を始めます。そのソロ第一弾がこの曲"Glory of Love"で、2週間のNo.1を記録する大ヒットになりました。
曲の作者はPeter Cetera自身にDavid Foster、そして当時のPeter Ceteraの妻であるDiane Niniの3人の共作。
プロデュースはMichael Omartian。Michael Omartianは、私のブログにも登場済みですが、Christopher CrossやMichael Boltonなどなど、数々の大ヒットアルバムを手掛けた凄腕プロデューサーです。
この曲は、映画『The Karate Kid Part II』(日本題は『ベスト・キッド2』です)に取り上げられました。元々はこの映画用に作られた曲ではないようです。映画のサウンドトラックと、彼のソロのファーストアルバム『Solitude/Solitaire』の両方のアルバムに収録されていました。
David Fosterに、Michael Omartian、そして映画のサントラ収録曲と、大ヒットの条件は全部そろっています。でも、もちろんそれだけではありません、Peter Ceteraの優しくハイトーンのボーカルによる、美しいメロディの曲で、初めてのソロヒットが、2週間のNo.1の大ヒットに結びつきました。
こちらの動画は、Peter Ceteraがメインの映像です。ソロアルバムの方でしょうか?
今週 先週 song / artist
1 1 GLORY OF LOVE(THEME FROM "THE KARATE KID PART Ⅱ) / PETER CETERA
2 4 PAPA DON'T PREACH / MADONNA
3 6 MAD ABOUT YOU / BELINDA CARLISLE
4 2 SLEDGEHAMMER / PETER GABRIEL
5 9 WE DON'T HAVE TO TAKE OUR CLOTHERS OFF / JERMAINE STEWART
6 7 LOVE TOUCH(THEME FROM "LEGAL EAGLES") / ROD STEWART
7 3 DANGER ZONE / KENNY LOGGINS
8 12 HIGHER LOVE / STEVE WINWOOD
9 15 VENUS / BANANARAMA
10 13 RUMORS / TIMEX SOCIAL CLUB
11 5 INVISIBLE TOUCH / GENESIS
12 16 THE EDGE OF HEAVEN / WHAM!
13 19 DANCING ON THE CEILING / LIONEL RICHIE
14 8 NASTY / JANET JACKSON
15 18 SWEET FREEDOM(THEME FROM "RUNNING SCARED") / MICHAEL MCDONALD
16 17 YOU SHOULD BE MINE / JEFFREY OSBORNE
17 11 MODERN WOMAN(FROM "RUTHLESS PEOPLE") / BILLY JOEL
18 23 TAKE MY BREATH AWAY(LOVE THEME FROM "TOP GUN") / BERLIN
19 10 OPPORTUNITIES(LET'S MAKE LOTS OF MONEY) / PET SHOP BOYS
20 21 SUZANNE / JOURNEY
21 14 DIGGING YOUR SCENE / THE BLOW MONKEYS
22 26 ALL THE LOVE IN THE WORLD / OUTFIELD
23 31 FRIENDS AND LOVERS / CARL ANDERSON & GLORIA LORING
24 28 ONE STEP CLOSER TO YOU / GAVIN CHISTOPHER
25 24 TAKE IT EASY / ANDY TAYLOR
26 30 BABY LOVE / REGINA
27 33 WORDS GET IN THE WAY / MIAMI SOUND MACHINE
28 34 YANKEE ROSE / DAVID LEE ROTH
29 36 THAT WAS THEN, THIS IS NOW / THE MONKEES
30 35 RUMBLESEAT / JOHN COUGAR MELLENCAMP
31 40 MAN SIZE LOVE(FROM "RUNNING SCARED") / KLYMAXX
32 38 TAKEN IN / MIKE + THE MECHANICS
33 42 STUCK WITH YOU / HUEY LEWIS & THE NEWS
34 22 HOLDING BACK THE YEARS / SIMPLY RED
35 39 HANGING ON A HEART ATTACK / DEVICE
36 41 DON'T FORGET ME (WHEN I'M GONE) / GLASS TIGER
37 44 THE CAPTAIN OF HER HEART / DOUBLE
38 20 YOUR WILDEST DREAMS / MOODY BLUES
39 27 WHO'S JOHNNY("SHORT CIRCUIT" THEME) / EL DEBARGE
40 52 LOVE ZONE / BILLY OCEAN
愛の栄光や名誉のために戦う…って感覚はちょっと僕には大げさな感がするのですが、愛や物事に取り組む際の誠実な姿勢が大切なんだってことかなと思っています。
ピーターは映画音楽の依頼があって、そのイメージを元に、デヴィッド・フォスターと、ピーターの当時の奥様であるダイアン・二ィ二ィと一緒にこの曲を書きました。でも「AOR AGE」のマイケル・オマーティアンのインタビューによると、ピーターらが提出してきた“Glory Of Love”はまだ完成度が低かったので、マイケルが書き足した…といいます(驚)。でも作者クレジットに名前が載らなかったのをちょっと腹を立てているような…(^_^;)
特に最後に変調する、ウィディディオーフォロー♪の暗い繰り返しがジーンシモンズ来たんですよー。
Chicagoを脱退したとはいえ長年のグループのフロントマン、名ソングライター・プロデューサー、そしてWarner Bros.の重鎮とくれば大ヒット間違いなしですね。
サントラの力を借りなくても1位になったと思います。
極上のAORです。
Genesis→P.Gabriel→P.Cetera→S.Winwoodと60年代から活躍しているベテランが続きます。
実はシカゴ在籍中の1981年にソロを出してますか当時はシカゴの低迷期にあり話題とならなかったのです。
1980年度グラミー賞で5部門を獲得したクリストファー・クロスのデビュー・アルバムを手掛けたマイケル・オマーティアンをプロデューサーに迎え、シングルカットされた「Glory of Love」と「The Next Time I Fall」(ボビー・コールドウェル、ポール・ゴードンの共作/エイミー・グラントとのデュエット)の2曲が1位を獲得しアルバムもUS23位まで上昇しましたね!
ピーターの最大の持ち味はやはりミリオンダラーヴォイスとも称される素晴らしい声です。
シカゴも来日行きましたがピーターはいませんでした良かったです。
初期シカゴの荒々しいピーター、髭面長髪ロッカーだったピーターはどこへ行ってしまったのでしょうか(笑)。
思えば「If You Leave Me Now」辺りで、AORのピーターの下地が整っていたような気もします。
フォスターのシカゴに一番染まったのもピーターだし、それをすっかり自分のものにしたという感じですね。でもそういうピーターの音楽、大好きです。
PVを見ても、他のメンバーが出演していないから、「アレアレ?」って思っていたら、実はそう言うことだったんですね。
何でも聞いた話によると、この曲、もともとはバラードにする予定ではなかったとか。
バラードでない『Glory Of Love』も、なかなか想像がつきませんが、もしかしたら、『Once in a Lifetime』のような『Glory Of Love』になっていたのでしょうか。
余談ではありますが、ピーター・セテラの両親は、もともとはポーランドから移民だそうで、彼の名前をポーランド語でよむと、ピョートル・ツェテラになるそうです(Wikipediaより)。
なんだか、どっかの国の格闘家みたいな名前です。
「すべては愛の栄光のため」ですか、大仰、ちゃあ大仰ですね。でもその大仰な歌詞に、美しいバラード調の曲・ボーカルがやけに似合っています。やっぱりピーター・セテラのボーカルは、他の人にはまねできない、特別なものです。
ピーター・セテラのこの曲はまだデビュー曲ですが、もうすでにデビッド・フォスターにマイケル・オマーティアンという大物がついているのですから、さすがピーターです。
いい曲ですよね、気が合います。そういえば最後のところ、「ウィディディオーフォロー」のメロディ、ちょっと暗いかもしれませんが、そこがこの曲の良いところの一つであります。
「極上のAOR」、そのとおりですよね。ピーター・セテラは、やっぱりこういう曲を思いっきりやりたかったんだ、と、妙に納得しました。
この時のTop10、ロッド・ステュワートも合わせて、60年代から活躍組と、80年代からのまだまだ新人と、ちょうど半々でした。マドンナは、60年代組から見ると、まだまだ新人ですね。
そうそう、ソロ第一弾は、アルバム名に名前を冠していますが、全然売れなかったですね。シカゴも、『13』『ⅩⅣ』と、評判悪かった時期ですか。私もこの2枚はアルバムを聞いていません。シングルヒットも出ませんでしたね。
マイケル・オマーティアン、さすが凄腕プロデューサーです。ピーター・セテラとも相性が良かったでしょうか。