1983年1月8日付ビルボード All American Top40、1983年最初の週、1月1日付けはビルボードがお休みになりますので「Frozen Chart」として1週分加算されます。
その最初の1位は1週分加算されて通算4週目の1位、Hall & Oatesの"Maneater"。Hall & Oates、1976年の初めてのヒット曲"Sara Smile"から多数のヒット曲を持っていますが、1981年のNo.1ヒット"I Can't Go for That"以来なんとこの曲で5曲目のNo.1獲得です。
2位は3位からアップ、Michael Jackson and Paul McCartneyの"The Girl Is Mine"。Paul McCartney、Stevie Wonderとのスーパースターデュエット"Ebony and Ivory"に続くスーパースターとのコラボでの大ヒット、Michael Jacksonとしては1979年の3週間のNo.1ヒット"Rock With You"以来のヒットです。
3位は4位からアップ、Don Henleyの"Dirty Laundry"。ご存知イーグルスのDon Henley、この時は残念ながら元イーグルスですね。この年にイーグルスは解散を宣言、メンバーはソロ活動に入ります。そのDon Henley、初めてのヒット曲が4位前上がってきました。ただ、ビルボードのチャートでは、Stevie Nicksの"Leather And Lace"が1982年2月に6位まで上がっていますが、この曲にはStevie Nicks with Don Henleyとなっていますので、解散後のヒットは2曲目となります。
4位は6位からアップ、Men at Workの"Down Under"。オーストラリア出身の彼ら、初めてのワールド発売アルバムからのファーストシングルで1位を獲得した"Who Can It Be Now?"に続く大ヒットです。
5位は7位からアップ、Marvin Gayeの"Sexual healing"。長いキャリアを持つソウル界のスーパースターMarvin Gaye、1977年のNo.1ヒット"Got to Give It Up, Pt. 1"以来久し振りのtop40ヒットでTop5入りです。
この週4週目の1位はDaryl Hall & John Oatesの"Maneater"。1982年12月18日から1983年1月8日まで年度をまたいで4週間の1位、年間チャートは7位。Daryl Hall & John Oatesは数々の大ヒットを持っていますが、年間チャートではこれまでの最高が"Kiss on My List"の7位ですので、これと並ぶ最高のヒットになりました。
Hall & Oatesですが、この曲でなんと5曲目のNo.1ヒット。ポップス界のスーパースターデュオですね。
初めてのTop40ヒットは1976年に4位を記録した"Sara Smile"。その年にもう1曲"She's Gone"で7位を記録しています。実は"She's Gone"は初めてのシングルヒットで、1972年に最高位60位でした。"Sara Smile"のヒットで再びシングルチャートを上昇した曲です。この曲名曲ですよね。今でも彼らの曲の中で一番好きな曲です。
"Maneater"ですが、作者はHall & OatesにSara Allenの共作、この3人で作ったのは、5位を記録した "You Make My Dreams"や1位になった"I Can't Go for That"もあります。
私はHall & Oatesの曲には好き嫌いがあって、あんまりポップスではなく、この曲"Maneater"や"She's Gone"のようにちょっとソウルっぽい曲の方が好みです。
彼らに合っていると思うのですが。
今週 先々週 song / artist
1 1 MANEATER / DARYL HALL & JOHN OATES
2 3 THE GIRL IS MINE / MICHAEL JACKSON & PAUL MCCARTNEY
3 4 DIRTY LAUNDRY / DON HENLEY
4 8 DOWN UNDER / MEN AT WORK
5 7 SEXUAL HEALING / MARVIN GAYE
6 2 MICKEY / TONI BASIL
7 5 GLORIA / LAURA BRANIGAN
8 6 STEPPIN' OUT / JOE JACKSON
9 9 ROCK THIS TOWN / STRAY CATS
10 10 TRULY / LIONEL RICHIE
11 12 HEARTBREAKER / DIONNE WARWICK
12 14 AFRICA / TOTO
13 17 BABY COME TO ME / PATTI AUSTIN & JAMES INGRAM
14 15 ROCK THE CASBAH / CLASH
15 16 YOU AND I / EDDIE RABBITT
16 18 THE OTHER GUY / LITTLE RIVER BAND
17 20 YOU CAN'T HURRY LOVE / PHIL COLLINS
18 19 THE LOOK OF LOVE / ABC
19 11 IT'S RAINING AGAIN / SUPERTRAMP
20 22 HEART TO HEART / KENNY LOGGINS
21 30 SHAME ON THE MOON / BOB SEGER & THE SILVER BULLET BAND
22 25 GOODY TWO SHOES / ADAM ANT
23 24 HAND TO HOLD ON TO / JOHN COUGAR
24 26 I DO / J. GEILS BAND
25 27 LOVE IN STORE / FLEETWOOD MAC
26 28 YOU GOT LUCKY / TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS
27 13 SHADOWS OF THE NIGHT / PAT BENATAR
28 21 UP WHERE WE BELONG / JOE COCKER & JENNIFER WARNES
29 37 ALLENTOWN / BILLY JOEL
30 31 LET'S GO DANCIN / KOOL & THE GANG
31 43 STRAY CAT STRUT / STRAY CATS
32 36 HEART OF THE NIGHT / JUICE NEWTON
33 33 A PENNY FOR YOUR THOUGHTS / TAVARES
34 34 WHAT ABOUT ME / MOVING PICTURES
35 35 SHOCK THE MONKEY / PETER GABRIEL
36 38 DOES IT MAKE YOU REMEMBER / KIM CARNES
37 39 YOUR LOVE IS DRIVING ME CRAZY / SAMMY HAGAR
38 40 TWO LESS LONELY PEOPLE IN THE WORLD / AIR SUPPLY
39 23 MISSING YOU / DAN FOGELBERG
40 42 SPACE AGE LOVE SONG / FLOCK OF SEAGULLS
その最初の1位は1週分加算されて通算4週目の1位、Hall & Oatesの"Maneater"。Hall & Oates、1976年の初めてのヒット曲"Sara Smile"から多数のヒット曲を持っていますが、1981年のNo.1ヒット"I Can't Go for That"以来なんとこの曲で5曲目のNo.1獲得です。
2位は3位からアップ、Michael Jackson and Paul McCartneyの"The Girl Is Mine"。Paul McCartney、Stevie Wonderとのスーパースターデュエット"Ebony and Ivory"に続くスーパースターとのコラボでの大ヒット、Michael Jacksonとしては1979年の3週間のNo.1ヒット"Rock With You"以来のヒットです。
3位は4位からアップ、Don Henleyの"Dirty Laundry"。ご存知イーグルスのDon Henley、この時は残念ながら元イーグルスですね。この年にイーグルスは解散を宣言、メンバーはソロ活動に入ります。そのDon Henley、初めてのヒット曲が4位前上がってきました。ただ、ビルボードのチャートでは、Stevie Nicksの"Leather And Lace"が1982年2月に6位まで上がっていますが、この曲にはStevie Nicks with Don Henleyとなっていますので、解散後のヒットは2曲目となります。
4位は6位からアップ、Men at Workの"Down Under"。オーストラリア出身の彼ら、初めてのワールド発売アルバムからのファーストシングルで1位を獲得した"Who Can It Be Now?"に続く大ヒットです。
5位は7位からアップ、Marvin Gayeの"Sexual healing"。長いキャリアを持つソウル界のスーパースターMarvin Gaye、1977年のNo.1ヒット"Got to Give It Up, Pt. 1"以来久し振りのtop40ヒットでTop5入りです。
この週4週目の1位はDaryl Hall & John Oatesの"Maneater"。1982年12月18日から1983年1月8日まで年度をまたいで4週間の1位、年間チャートは7位。Daryl Hall & John Oatesは数々の大ヒットを持っていますが、年間チャートではこれまでの最高が"Kiss on My List"の7位ですので、これと並ぶ最高のヒットになりました。
Hall & Oatesですが、この曲でなんと5曲目のNo.1ヒット。ポップス界のスーパースターデュオですね。
初めてのTop40ヒットは1976年に4位を記録した"Sara Smile"。その年にもう1曲"She's Gone"で7位を記録しています。実は"She's Gone"は初めてのシングルヒットで、1972年に最高位60位でした。"Sara Smile"のヒットで再びシングルチャートを上昇した曲です。この曲名曲ですよね。今でも彼らの曲の中で一番好きな曲です。
"Maneater"ですが、作者はHall & OatesにSara Allenの共作、この3人で作ったのは、5位を記録した "You Make My Dreams"や1位になった"I Can't Go for That"もあります。
私はHall & Oatesの曲には好き嫌いがあって、あんまりポップスではなく、この曲"Maneater"や"She's Gone"のようにちょっとソウルっぽい曲の方が好みです。
彼らに合っていると思うのですが。
今週 先々週 song / artist
1 1 MANEATER / DARYL HALL & JOHN OATES
2 3 THE GIRL IS MINE / MICHAEL JACKSON & PAUL MCCARTNEY
3 4 DIRTY LAUNDRY / DON HENLEY
4 8 DOWN UNDER / MEN AT WORK
5 7 SEXUAL HEALING / MARVIN GAYE
6 2 MICKEY / TONI BASIL
7 5 GLORIA / LAURA BRANIGAN
8 6 STEPPIN' OUT / JOE JACKSON
9 9 ROCK THIS TOWN / STRAY CATS
10 10 TRULY / LIONEL RICHIE
11 12 HEARTBREAKER / DIONNE WARWICK
12 14 AFRICA / TOTO
13 17 BABY COME TO ME / PATTI AUSTIN & JAMES INGRAM
14 15 ROCK THE CASBAH / CLASH
15 16 YOU AND I / EDDIE RABBITT
16 18 THE OTHER GUY / LITTLE RIVER BAND
17 20 YOU CAN'T HURRY LOVE / PHIL COLLINS
18 19 THE LOOK OF LOVE / ABC
19 11 IT'S RAINING AGAIN / SUPERTRAMP
20 22 HEART TO HEART / KENNY LOGGINS
21 30 SHAME ON THE MOON / BOB SEGER & THE SILVER BULLET BAND
22 25 GOODY TWO SHOES / ADAM ANT
23 24 HAND TO HOLD ON TO / JOHN COUGAR
24 26 I DO / J. GEILS BAND
25 27 LOVE IN STORE / FLEETWOOD MAC
26 28 YOU GOT LUCKY / TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS
27 13 SHADOWS OF THE NIGHT / PAT BENATAR
28 21 UP WHERE WE BELONG / JOE COCKER & JENNIFER WARNES
29 37 ALLENTOWN / BILLY JOEL
30 31 LET'S GO DANCIN / KOOL & THE GANG
31 43 STRAY CAT STRUT / STRAY CATS
32 36 HEART OF THE NIGHT / JUICE NEWTON
33 33 A PENNY FOR YOUR THOUGHTS / TAVARES
34 34 WHAT ABOUT ME / MOVING PICTURES
35 35 SHOCK THE MONKEY / PETER GABRIEL
36 38 DOES IT MAKE YOU REMEMBER / KIM CARNES
37 39 YOUR LOVE IS DRIVING ME CRAZY / SAMMY HAGAR
38 40 TWO LESS LONELY PEOPLE IN THE WORLD / AIR SUPPLY
39 23 MISSING YOU / DAN FOGELBERG
40 42 SPACE AGE LOVE SONG / FLOCK OF SEAGULLS
ビリージーンまでは地味ですたよね?
私はベビカムが至高でしたけど
マンインターは曲は良いけどカラオケはつまらんですね、2番を歌い終わったらあとはオオヒーシコンのくだりが続くだけなので、ステージだとバツが悪くなります
やはりプライベートアイズみたく転調してくれないと
ブルーアイドソウルなら私はビルロビンソンですかね
人間風車、カッコ良かったです
「ぎゅわんぶらあ自己中心派」ですか!懐かしいなぁ!
学生時代、週1回喫茶店に行って、ジャンプ、サンデー、ヤンマガなど、一通りの週刊漫画を読んでいました。マージャンもやっていましたが、「マンイーター!」は覚えていないですよ^^そんなこともあったかなぁ。
それにしても懐かしいです。
1983年はマイケル・ジャクソンの年でもあり、その活躍の序曲でした。
Don Henleyはデュエット曲のヒットはありましたが、この曲がソロで初めてのヒットでしたね。
私のブログの次の記事は19位の予定です!ぜひご覧ください。
このブログにコメントを頂ける方々は同年代の方が多いのですが、時々若い方にもコメントをいただけて、70,80年代洋楽のファン層は意外と広いのではないかと思います。
私は静岡に帰ってきましたが、相変わらずの雑音にめげずに全米Top40を一生懸命聞いていました。
これまでどの方も書いておりませんが、"マンイーター"と言えば、麻雀を想い出すのは僕だけなのでしょうか(汗)。ヤンマガ掲載の「ぎゅわんぶらあ自己中心派」(マンガ)でマンズのチンイツであがる女の子を「マンイーター!」と呼んでました。これ、僕の周りだとすごく流行ってたんですけど…。購入される場合は「2巻」ですよ。amazonの中古本で「1円」で買えますよ(^▽^;)
2位はその後の快進撃のほんの序曲でしたね。
3位・・・こんなにヒットしていたんだ^^; 全然印象に残ってなかったけどなあ。
前回挙げた以外で好きな曲は、14位、19位、31位、35位あたりです。
星船さんも1983年は社会人一年目でしたか。僕と同じですね。
omnibusfanさんも同じような年齢ですね。
社会人になっても洋楽は変わらず聴いていました。
12月から東京に転勤になったので、ラジオ関東で雑音なく全米Top40を聴けました。
1983年はというと、私は社会人一年目ですね。私も相変わらず洋楽をしっかり聞いていました。ホール&オーツのコンサートに行かれたとは。良いですねぇ~
ムービングピクチャーズといえば、落ちそうでなかなか落ちなかったあんまり上位には行かなかったけれどロングヒットでした。こういう曲大好きです。後日ブログでも紹介する予定です。
「ブルーアイドソウル」というと、私も思い浮かべるのはやっぱりホール&オーツです。
ソウルっぽいですが、どことなくモダンでポップスも入っている、当時から「いいなぁ~」と思っていました。
彼らの幅広い音楽は今でも飽きずに聴いています。
"Everytime You Go Away"はダリル・ホールが作った名曲でした。Paul Youngの声も良かったです。
1983年に入りましたね。私自身、大学3年から4年にかかる年で、前年に続いて、チャート追っかけていた時期でした。トップ40ヒットは、ほとんど口ずさめると思います。(笑)
ホール&オーツのこの曲もよく聴きました。1982年の確か10月ごろだったと思いますが、彼らのコンサートも見に行きました。この曲も演奏していたのでしょうが、残念ながら記憶にありません。37年も前のことなので。
この週のチャートで好きなのは34位のムービングピクチャーズ、PVは、19位のスーパートランプですね。
「ブルーアイドソウル」は70年代中頃に使われた言葉で、DoobieのM.McDonald加入後とかHall&Oatesのサウンドを指していました。
彼ら初の大ヒット♪Sara Smile♪もそんな感じでした。
♪Man Eater♪もその流れをくむ曲ですね。
♪Private Eyes♪のようにシャープな曲も、ちょっとソウル系の曲も彼らの懐の深さを感じます。
後に№1になる♪Every Time You Go Away♪も
この曲、出だしからサックスとともにベースラインが特徴的ですね。ソウルフルでモダン、彼らにしか出せないクロスオーバーな曲だと思います。
やっぱり彼ら、素晴らしい才能の持ち主ですよね。
「退屈かもしれない」なんてとんでもない!チャートネタすっごく楽しみにしています。チャートマニアにとってはたまりません。今年もよろしくお願いします。
ホール&オーツは、ソウルフルでありポップでありダンサブルでありますので、アダルトコンテンポラリーを加えてクロスオーバーな素晴らしいアーチストですよね。
この曲、特にサックスのパートが好きなんです。そこが気に入っています。
「俺困らない」といえば坂井隆夫さんの伝説コーナー「ジョーク・ボックス」の傑作の一つですね。いまだにこの曲を聞くといつも思い出します。
クイーンの「地獄へ道づれ」のベースラインと同様で、このベースラインが聴き手に対して強く主張するので、頭に強烈にこびりつきます。まさに、アレンジの勝利です。
とにかく、ソウルフルでクールな一曲です。
いよいよ1983年がスタートしましたね!
この年もチャートネタを中心に書き込みをさせて頂きます。退屈かもしれませんがご容赦ください。
さてこの"Maneater"、BillboardのPopチャートであるHOT100で当然のごとく1位に輝きましたが、HOT100以外の5大主要チャート(R&B、Country、Adult Contemporary、Dance、Rock Tracks)のうち、Countryを除く4つのチャートにランクイン!という偉業を達成しました。
この記録、"Maneater"で史上2曲目なのですが、第一号は同じH&Oの"I Can't Go For That”、その他にも"Say It Isn't So"、"Out Of Touch"、"Method Of Modern Love"と計5曲がCountryを除くチャートにエントリーするという離れ業を達成しています。
H&Oこそジャンルを問わないクロスオーバーなアーティストと言えるのでしょうね。
http://msdb.blog75.fc2.com/blog-entry-575.html
4週№1は彼らの中でも最大のヒット曲です。
この曲はちょっとソウルっぽいところがあって、間奏のサックスもさらにソウルっぽくしていました。
ちょうどこの頃が彼らのチャートアクションでもピークでした。
何と言っても歌いだしが「俺困らない」でしたから。