さて、今年初めての全米チャートの更新、1984年1月7日付ビルボード All American Top40の紹介です。なお、1983年12月31日付けは「FROZEN CHART」として12月24日付と同じ順位となります。
この週5週目の1位の大ヒット、Paul McCartney and Michael Jacksonの"Say Say Say"。Paul McCartneyもMichael Jacksonも説明することありません、ソロでも数多くの大ヒットを持っています。この二人のデュエットとしては、Michael Jacksonのアルバム『Thriller』に収録の"The Girl Is Mine"が最高位2位を記録していますので、それに続く大ヒットとなりました。Paul McCartneyはビートルズ時代を除いて9曲目の1位。Michael Jacksonは6曲目の1位です。
2位は前週と変わらずこれで4週目の2位、Daryl Hall & John Oatesの"Say it Isn't So"。数多くの大ヒットを持つデュオですが、Top3ヒットは1982年12月から翌年の1月にかけて4週間1位を記録した"Maneater"以来となります。
3位も前週と変わらず3週目の3位、Duran Duranの"Union Of The Snake"。Duran Duranですが、最高位3位の"Hungry Like the Wolf"、最高位4位の"Is There Something I Should Know?"に続く3曲目のTop5ヒットです。
4位も前週と変わらずこれも4週目の4位、Yesの"Owner Of A Lonely Heart"。Yesですが、ロックファンの方々ならばご存知、イギリスのプログレッシブ・ロックバンド、プログレロックの先駆者であります。アルバムでは『こわれもの』や『危機』などがアメリカでも大ヒットしていますが、シングルは1971年に最高位40位を記録した"Your Move"、1972年に13位を記録した"Roundabout"に続く3曲目のTop40ヒットで、もちろん初めてのTop5ヒットです。
5位は8位からアップ、Olivia Newton-Johnの"Twist Of Fate"。Olivia Newton-Johnですが、通算5曲のNo.1ヒットをはじめ数多くの大ヒット曲を持っています。Top5ヒットとしては1982年に3位を記録した"Heart Attack"以来となります。
この週5週目の1位はPaul McCartney and Michael Jacksonの"Say Say Say"。最終的には6週間の1位、年間チャート第3位の大ヒットになりました。
さて、Paul McCartneyもMichael Jacksonも紹介する必要はありませんね。両者とも洋楽界を代表するスーパースターです。
この曲"Say Say Say"ですが、Paul McCartneyの方のアルバム『Pipes of Peace』収録曲です。Michael Jacksonのアルバム『Thriller』収録の"The Girl Is Mine"が一足先にシングルカットされ、最高位2位を記録しています。録音されたのはこの"Say Say Say"の方が先のようですが、"The Girl Is Mine"を上回る大ヒットになりました。
"Say Say Say"ですが、曲の作もPaul McCartneyもMichael Jacksonの両者によるもの。プロデューサーはGeorge Martin。そう、ビートルズのプロデューサーです。
"The Girl Is Mine"よりも"Say Say Say"の方がヒットしましたが、スリラーの大ヒットの影響だけでなく、この曲、特にMichaelのパート部分がいかにもマイケルらしいメロディになっていて、好感が持てますね。
Paul McCartneyとしては1982年、7週間の1位を記録した大ヒット、Stevie Wonderとのデュエット"Ebony and Ivory"以来のNo.1ヒットです。現在のところ、この曲がPaul McCartney最後のNo.1ヒットとなっています。ただし、最近でも時々シングルがヒットしていますので、もしかするとこの後も新たな1位獲得があるかもしれません。
Michael Jacksonとしては、1983年にこちらも7週間の1位を記録した大ヒット"Beat It"に続くNo.1ヒットです。
PVですが、彼ら二人はもちろん、ポールの元妻Linda McCartneyやマイケルの姉La Toya Jacksonも参加しているようです。
今週 先週 song / artist
1 1 SAY SAY SAY / PAUL MCCARTNEY & MICHAEL JACKSON
2 2 SAY IT ISN'T SO / DARYL HALL & JOHN OATES
3 3 UNION OF THE SNAKE / DURAN DURAN
4 4 OWNER OF A LONELY HEART / YES
5 8 TWIST OF FATE / OLIVIA NEWTON-JOHN
6 12 TALKING IN YOUR SLEEP / ROMANTICS
7 10 BREAK MY STRIDE / MATTHEW WILDER
8 11 I GUESS THAT'S WHY THEY CALL IT THE BLUES / ELTON JOHN
9 9 UNDERCOVER OF THE NIGHT / ROLLING STONES
10 5 ALL NIGHT LONG / LIONEL RICHIE
11 6 UPTOWN GIRL / BILLY JOEL
12 7 LOVE IS A BATTLEFIELD / PAT BENATAR
13 17 KARMA CHAMELEON / CULTURE CLUB
14 14 MAJOR TOM / PETER SCHILLING
15 21 RUNNING WITH THE NIGHT / LIONEL RICHIE
16 13 CHURCH OF THE POISON MIND / CULTURE CLUB
17 22 JOANNA / KOOL & THE GANG
18 23 READ EM' AND WEEP / BARRY MANILOW
19 16 SYNCHRONICITY II / POLICE
20 15 CUM ON FEEL THE NOIZE / QUIET RIOT
21 32 THE CURLY SHUFFLE / JUMP 'N THE SADDLE
22 27 THAT'S ALL / GENESIS
23 25 IF I'D BEEN THE ONE / 38 SPECIAL
24 28 I STILL CAN'T GET OVER LOVING YOU / RAY PARKER JR.
25 26 TIME WILL REVEAL / DEBARGE
26 29 PINK HOUSES / JOHN COUGAR
27 31 HOLIDAY / MADONNA
28 19 WHY ME? / IRENE CARA
29 18 ISLANDS IN THE STREAM / KENNY ROGERS with DOLLY PARTON
30 38 THINK OF LAURA / CHRISTOPHER CROSS
31 33 STAY WITH ME TONIGHT / JEFFREY OSBORNE
32 34 GOLD / SPANDAU BALLET
33 35 THE SIGN OF FIRE / FIXX
34 49 SO BAD / PAUL MCCARTNEY
35 20 IN A BIG COUNTRY / BIG COUNTRY
36 39 BABY I LIED / DEBORAH ALLEN
37 43 MIDDLE OF THE ROAD / PRETENDERS
38 42 LET THE MUSIC PLAY / SHANNON
39 44 AN INNOCENT MAN / BILLY JOEL
40 40 IN THE MOOD / ROBERT PLANT
この週5週目の1位の大ヒット、Paul McCartney and Michael Jacksonの"Say Say Say"。Paul McCartneyもMichael Jacksonも説明することありません、ソロでも数多くの大ヒットを持っています。この二人のデュエットとしては、Michael Jacksonのアルバム『Thriller』に収録の"The Girl Is Mine"が最高位2位を記録していますので、それに続く大ヒットとなりました。Paul McCartneyはビートルズ時代を除いて9曲目の1位。Michael Jacksonは6曲目の1位です。
2位は前週と変わらずこれで4週目の2位、Daryl Hall & John Oatesの"Say it Isn't So"。数多くの大ヒットを持つデュオですが、Top3ヒットは1982年12月から翌年の1月にかけて4週間1位を記録した"Maneater"以来となります。
3位も前週と変わらず3週目の3位、Duran Duranの"Union Of The Snake"。Duran Duranですが、最高位3位の"Hungry Like the Wolf"、最高位4位の"Is There Something I Should Know?"に続く3曲目のTop5ヒットです。
4位も前週と変わらずこれも4週目の4位、Yesの"Owner Of A Lonely Heart"。Yesですが、ロックファンの方々ならばご存知、イギリスのプログレッシブ・ロックバンド、プログレロックの先駆者であります。アルバムでは『こわれもの』や『危機』などがアメリカでも大ヒットしていますが、シングルは1971年に最高位40位を記録した"Your Move"、1972年に13位を記録した"Roundabout"に続く3曲目のTop40ヒットで、もちろん初めてのTop5ヒットです。
5位は8位からアップ、Olivia Newton-Johnの"Twist Of Fate"。Olivia Newton-Johnですが、通算5曲のNo.1ヒットをはじめ数多くの大ヒット曲を持っています。Top5ヒットとしては1982年に3位を記録した"Heart Attack"以来となります。
この週5週目の1位はPaul McCartney and Michael Jacksonの"Say Say Say"。最終的には6週間の1位、年間チャート第3位の大ヒットになりました。
さて、Paul McCartneyもMichael Jacksonも紹介する必要はありませんね。両者とも洋楽界を代表するスーパースターです。
この曲"Say Say Say"ですが、Paul McCartneyの方のアルバム『Pipes of Peace』収録曲です。Michael Jacksonのアルバム『Thriller』収録の"The Girl Is Mine"が一足先にシングルカットされ、最高位2位を記録しています。録音されたのはこの"Say Say Say"の方が先のようですが、"The Girl Is Mine"を上回る大ヒットになりました。
"Say Say Say"ですが、曲の作もPaul McCartneyもMichael Jacksonの両者によるもの。プロデューサーはGeorge Martin。そう、ビートルズのプロデューサーです。
"The Girl Is Mine"よりも"Say Say Say"の方がヒットしましたが、スリラーの大ヒットの影響だけでなく、この曲、特にMichaelのパート部分がいかにもマイケルらしいメロディになっていて、好感が持てますね。
Paul McCartneyとしては1982年、7週間の1位を記録した大ヒット、Stevie Wonderとのデュエット"Ebony and Ivory"以来のNo.1ヒットです。現在のところ、この曲がPaul McCartney最後のNo.1ヒットとなっています。ただし、最近でも時々シングルがヒットしていますので、もしかするとこの後も新たな1位獲得があるかもしれません。
Michael Jacksonとしては、1983年にこちらも7週間の1位を記録した大ヒット"Beat It"に続くNo.1ヒットです。
PVですが、彼ら二人はもちろん、ポールの元妻Linda McCartneyやマイケルの姉La Toya Jacksonも参加しているようです。
今週 先週 song / artist
1 1 SAY SAY SAY / PAUL MCCARTNEY & MICHAEL JACKSON
2 2 SAY IT ISN'T SO / DARYL HALL & JOHN OATES
3 3 UNION OF THE SNAKE / DURAN DURAN
4 4 OWNER OF A LONELY HEART / YES
5 8 TWIST OF FATE / OLIVIA NEWTON-JOHN
6 12 TALKING IN YOUR SLEEP / ROMANTICS
7 10 BREAK MY STRIDE / MATTHEW WILDER
8 11 I GUESS THAT'S WHY THEY CALL IT THE BLUES / ELTON JOHN
9 9 UNDERCOVER OF THE NIGHT / ROLLING STONES
10 5 ALL NIGHT LONG / LIONEL RICHIE
11 6 UPTOWN GIRL / BILLY JOEL
12 7 LOVE IS A BATTLEFIELD / PAT BENATAR
13 17 KARMA CHAMELEON / CULTURE CLUB
14 14 MAJOR TOM / PETER SCHILLING
15 21 RUNNING WITH THE NIGHT / LIONEL RICHIE
16 13 CHURCH OF THE POISON MIND / CULTURE CLUB
17 22 JOANNA / KOOL & THE GANG
18 23 READ EM' AND WEEP / BARRY MANILOW
19 16 SYNCHRONICITY II / POLICE
20 15 CUM ON FEEL THE NOIZE / QUIET RIOT
21 32 THE CURLY SHUFFLE / JUMP 'N THE SADDLE
22 27 THAT'S ALL / GENESIS
23 25 IF I'D BEEN THE ONE / 38 SPECIAL
24 28 I STILL CAN'T GET OVER LOVING YOU / RAY PARKER JR.
25 26 TIME WILL REVEAL / DEBARGE
26 29 PINK HOUSES / JOHN COUGAR
27 31 HOLIDAY / MADONNA
28 19 WHY ME? / IRENE CARA
29 18 ISLANDS IN THE STREAM / KENNY ROGERS with DOLLY PARTON
30 38 THINK OF LAURA / CHRISTOPHER CROSS
31 33 STAY WITH ME TONIGHT / JEFFREY OSBORNE
32 34 GOLD / SPANDAU BALLET
33 35 THE SIGN OF FIRE / FIXX
34 49 SO BAD / PAUL MCCARTNEY
35 20 IN A BIG COUNTRY / BIG COUNTRY
36 39 BABY I LIED / DEBORAH ALLEN
37 43 MIDDLE OF THE ROAD / PRETENDERS
38 42 LET THE MUSIC PLAY / SHANNON
39 44 AN INNOCENT MAN / BILLY JOEL
40 40 IN THE MOOD / ROBERT PLANT
さすがのPaul。S.Wonderとのデュオに続いてM.Jacksonとも1位獲得ですね。
現在のところ彼のラストの№1ヒット2曲がデュオとは皮肉なもんです。
翌年リリースした♪No More Lonely Night♪は№1にはならなかったでしたか?
ビートルズはのちのソロ含めて「哀しい系」の短調の曲はどのくらいありますか?
私は普通に入ってくる中でその系統がなくて、ビートルズを毛嫌いしておりました。いわゆる「涙を浮かべながらのバラードや、チキショーとこらえているようなロック」です
ストーンズならアンジーや黒く濡れ
パープルならバーンや幸運な兵士やスムースダンサー
UFOだとドクタードクターやライツアウト
白蛇やZEPだともう、そんなのばっか
イーグルズだとのろ夜やもちろんホテルやいいだせなくてなどなど…。
で、ビートルズを買いまくってみて、唯一waitだけそんな感じがしました。
ほかのヒットはまず楽しそう、寂しそうだけど希望がある、飄々と坦々と、な曲ばかりだと思います。
ソロにしたって4人とも寂しそうはあっても哀しいヤツはなさそうです。
で、思ったのは、いつでも書けるけど、それは他の人のために残しといてあげよう、オールアラウンドはちょとやり過ぎだよな、てなルールがあったのでは?と思うのです。
そこでセイセイセイですが、🌟🚢さんのとおり、ここにポールの痕跡はない曲だと思います。
エボニーやガールイズマインはポール単独と言われてもイエスだとも言えそう。
で、何が言いたいかというと、この週飛び込んできたソーバッドは良い曲ですよね、であります。
無茶苦茶ですみませんです。
( ´⊿`) ノモーロンリーナーイ🎵は私も大好きですの
大物とのデュオが2曲連続での超特大のヒットになりました。ポールの交友関係の広さが良くわかるこの連続ヒットですね。
"No More Lonely Nights"は良い曲でしたよね。でも残念ながらビルボードでは最高位6位でした。
そういえば特にポール・マッカートニーの曲では明るくホンワカ系の曲が沢山ありますね。私は特にホンワカしている系の曲が好きです。
"So Bad"も良い曲ではありましたが、あんまりヒットしませんでした。最高位は23位でしたね。
80年代になってからも、他のアーティストとのコラボはあるものの、コンスタントにヒットさせていますね。
79年の時代に媚びたような♪Water Falls♪や♪Wonderful
Christmas Time♪の時はどうなるかと思いましたが。
それでも♪Good Night...♪や♪Coming Up♪のあまりPaulらしくないヒット曲が続きましたが、♪Ebony And...♪以降は、さすがのメロディーメーカーぶりを発揮してくれました。
"Say Say Say"のPVはリンダやラトーヤ・ジャクソン出演、ポールとマイケルの2人の芝居もなかなか笑えました。ポール&リンダの妖しい行商の妖しい飲み物を飲むと…屈強な男にも勝っちゃうんですね(笑)
アルバム「Pipes Of Peace」に収録された2人の共演曲はもう1曲"The Man"もいい曲でした。この曲はある理由があってシングルカットされなかった、とのこと(僕のブログ記事にリンク貼りましたのでご参照ください)
"太ったボンジョビさん"の"哀しい系"短調曲は難しいですね。ビートルズは..."I Want You(Abbey Road)"とかは?ジョンのソロでもいいのであれば、Nobody Loves You(Walls & Bridges)、I'm Losing You(Double Fantasy)が浮かびました。ポールは陽気な曲が多いよなあ。でも"Beware My Love"(Speed of sound)とか、ポールのシャウトも悲し気で、僕は好きだったりします...。
ポールの凄いところは、時代時代に素晴らしい曲を切れ目なく出してきたところでしょうか。
私としては、特に、"Band on the Run"や"Venus and Mars/Rock Show"の頃のポールの歌が大好きでしたが、その他の時代のポールも良い曲を何曲も出してくれました。
やっぱり偉大なアーチストですね。
このPVはとっても面白いPVでしたね。曲の感じとも合っていたような。大ヒットした要因の一つでhそうか。
"The Man"は良い曲でした。二人のデュエットのうちで、この曲が一番良かったのではないでしょうか。まったくしょうがない理由で未発売になったようで、残念でした。
ポールのビウェアをいただきます。
やはりビートルズ、ソロ、ともに余裕が感じられ、負けてこなかったバンド、コンポーザーて感じです。
ブルーズを分からず終いだった私ですが、音時さん紹介のものを聴いてみて、哀しくないシャウトもの、それがブルーズ、と判断した死体であります。
今後も先輩とのデュエット以外ではビートルズ関連は歌えないかも知れません。
せいぜい、ウェイト、USSR、ヘルス、デイ…ライフ、ジョンの夜走、雌、ポールの幸予、おやすみとか言うなよバカ、ぶっ刺され、持ってけあたりですかね?
なもポールはアウトロの天才かも知れない、と思いました。
持ってけ、ノモロンリナイツ、スパイズ…メインのコーラスのあとが好きでiTunesで買ったんだっけなあ~
いろいろ教えてのいただきますて、ありがとうございました
ヽ(´▽`)/ テイキールウェイ ウォナヒーユプレイ ティザライゴダーン♪ ダーンダン♪