ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

1982年8月7日付 ビルボード 全米 Top40 ソフト・セル Soft Cell - Tainted Love

2018-08-10 20:13:52 | 1982年ビルボードTop40
年1982年8月7日付ビルボード All American Top40、この週3週目の1位はSurvivorの"Eye of the Tiger"。Survivor、セカンドアルバムからのシングル"Poor Man's Son"が1981年に33位を記録、2曲目のTop40ヒットでついにNo.1獲得です。この曲、もちろん有名ですが、シルベスター・スタローンの『ロッキー3』の主題歌です。

4週間続けた3位から上がっての2位はJohn Cougarの"Hurts So Good "。John Cougar、この時点までの最高のヒットが1981年に最高位17位を記録した"Ain't Ever Done With The Night"ですので初めての大ヒットで2位まで上がりました。
3位は5位からアップ、Steve Miller Bandの"Abracadabra"。Steve Miller Band、Top5ヒットとしては1977年に2位を記録した"Fly Like An Eagle"以来の久々の大ヒットです。
4位は前週と変わらずこれで3週目の4位、Fleetwood Macの"Hold Me"。Fleetwood Mac、80年代に入ってからはソロ活動が目立ち、グループのヒットとしては随分久しぶり、Top5ヒットとなるとなんと1977年7月に最高位4位を記録した"Don't Stop"以来となります。
5位は6位からアップ、Chicagoの"Hard To Say I'm Sorry"。60年代から活躍し数多くのヒットを持っているChicago、1977年に4位を記録した"Baby What A Big Surprise"以来のTop5ヒットです。
この週3、4、5位と70年代に活躍したビッググループの久しぶりのヒットが並び、とっても嬉しいチャートです^^

この週17位はSoft Cellの"Tainted Love"。
最高位は7月17日と24日の8位。年間チャートは最高位8位にもかかわらずなんと11位。Hot100位以内に結局43週もチャートインした超ロングセラー曲でした。

Soft Cell、イギリス出身のデュオグループ。デビューしてまだアルバムも発表していなかったのですが、この曲がイギリスのチャートを駆け上がり1位に。アメリカでも8位まで上がる大ヒットになりました。
結局ヒット曲はこの曲だけの超一発屋。アルバムも数枚発表しただけで1984年には解散してしまいました。

この曲、ブリティッシュ・ニューウエイブの代表的な曲で、邦題は『汚れなき愛』(う~ん、「汚れた愛」ではないでしょうか?)
このグループの作品ではありませんで、1964年に発表されたGloria Jonesという人の曲です。作者はEd Cobbという人です。
Gloria Jonesですが、この曲を含め全くヒット曲はありません。でも、ソングライターとして、また、バックボーカルとして様々な有名アーチストの曲に参加しています。


こちらが原曲のグロリア・ジョーンズの曲です。私はこちらの方が好みです。


今週 先週 song / artist
1 1 EYE OF THE TIGER / SURVIVOR
2 3 HURTS SO GOOD / JOHN COUGAR
3 5 ABRACADABRA / STEVE MILLER BAND
4 4 HOLD ME / FLEETWOOD MAC
5 6 HARD TO SAY I'M SORRY / CHICAGO
6 2 ROSANNA / TOTO
7 8 EVEN THE NIGHTS ARE BETTER / AIR SUPPLY
8 10 KEEP THE FIRE BURNIN' / REO SPEEDWAGON
9 9 ONLY THE LONELY / MOTELS
10 7 DON'T YOU WANT ME / HUMAN LEAGUE
11 13 WASTED ON THE WAY / CROSBY STILLS & NASH
12 15 VACATION / GO GO'S
13 11 LET IT WHIP / DAZZ BAND
14 18 TAKE IT AWAY / PAUL MCCARTNEY
15 22 YOU SHOULD HEAR HOW SHE TALKS ABOUT YOU / MELISSA MANCHESTER
16 23 LOVE IS IN CONTROL / DONNA SUMMER
17 12 TAINTED LOVE / SOFT CELL
18 14 LOVE'S BEEN A LITTLE HARD ON ME / JUICE NEWTON
19 20 PERSONALLY / KARLA BONOFF
20 16 DO I DO / STEVIE WONDER
21 21 WHAT KIND OF FOOL AM I / RICK SPRINGFIELD
22 26 LOVE WILL TURN YOU AROUND / KENNY ROGERS
23 27 OUT OF WORK / GARY "U.S." BONDS
24 28 THINK I'M IN LOVE / EDDIE MONEY
25 29 AMERICAN MUSIC / POINTER SISTERS
26 30 KIDS IN AMERICA / KIM WILDE
27 43 WHO CAN IT BE NOW? / MEN AT WORK
28 35 EYE IN THE SKY / ALAN PARSONS PROJECT
29 39 AND I'M TELLING YOU I'M NOT GOING / JENNIFER HOLLIDAY
30 32 IF THE LOVE FITS WEAR IT / LESLIE PEARL
31 33 I FOUND SOMEBODY / GLENN FREY
32 34 PAPERPLATE / GENESIS
33 47 JACK & DIANE / JOHN COUGAR
34 36 YOUR IMAGINATION / DARYL HALL & JOHN OATES
35 17 CAUGHT UP IN YOU / 38 SPECIAL
36 41 HOT IN THE CITY / BILLY IDOL
37 38 LOVE PLUS ONE / HAIRCUT ONE HUNDRED
38 40 ROUTE 101 / HERB ALPERT
39 19 STILL THEY RIDE / JOURNEY
40 24 EARLY IN THE MORNING / GAP BAND

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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
記録更新 (hannah)
2018-08-10 23:32:48
星船さん、こんばんわ。
この曲、我々全米Top40マニアとしては、P.Davisの♪I Go Crazy♪の記録を更新するTop100チャートイン43週の印象が強いですね。
やっぱり曲としよりも43週のインパクトが強いです。
その後43週の記録は更新されたかどうかはわからないのですが、一発屋ながら記憶に残るグループです。
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世紀の誤訳邦題! (音時)
2018-08-11 15:28:09
http://neverendingmusic.blog.jp/archives/11333788.html
ここまでストレートに逆の意味の邦題がついた洋楽はありませんよね!"Tainted Love"、僕もグロリア・ジョーンズのオリジナルを聴いてカッコいい!と思いました。
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星船さんへ (ミュウ)
2018-08-12 15:35:35
原曲の方は、パンチのあるパワーのある曲なんですね。私も、こちらの方が好きかもしれません。

ニューウエイブ独特の冷たい感覚だと、今一つ盛り上がりません。
当時はこれがかっこよかったわけですから、時代ですよね。
80年代初頭のニューウエイブは今聴くと、音がスカスカで、デジタルリズムがあまりにも機械的で単調に感じます。デジタルドラム、デジタルビートはその後、進歩して、こんなに単調に聞こえなくなるようになったから不思議です。
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ロングセラー (星船)
2018-08-12 18:55:57
hannahさんこんばんは。
私もこの曲は43週のロングセラーということで絶対紹介しなければと思っていました。ロングセラーインパクトが強いですよね。
少なくとも80年代はこの記録を更新することはなかったです。
最近はカウントの仕方が変わり、1年以上チャートインしている曲がごろごろしていますが、しばらくは記録更新はなかったのではないでしょうか。
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邦題は? (星船)
2018-08-12 19:01:11
音時さんこんばんは。
そうですよね、やっぱりこの曲の邦題おかしいですよね。世紀の誤訳邦題!ですよね。
日本のレコード会社わかっていて付けたのでしょうか?
正直言って、43週も売れたソフト・セルバージョンよりオリジナルの方がずっと良い曲に聞こえます。
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オリジナルバージョンは (星船)
2018-08-12 19:03:51
ミュウさんこんばんは。
そうですよね、オリジナルはパワーを感じますが、ソフト・セルバージョンは冷たい感じがする、というのはその通り私も感じます。
ブリティッシュニューウエイブの曲が凄く流行ったのも時代の流れですね。当時はそんなに違和感はなかったです。
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無機質サウンド (hannah)
2018-08-12 21:28:26
星船さん、こんばんわ。
確かに先のThe Human Leagueにしろ、Soft Cellにしろ、当時のニューウェイヴ系サウンドは無機質でした。
イギリスでは数々の№1ヒットを持つThe Jamはまだ人間味があって、♪Town Called Marice♪は本国では何週間も1位でしたが、なぜかアメリカでは人気がなかったですね。
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The Jam (星船)
2018-08-14 17:59:09
hannahさんこんばんは。
The Jamはイギリスで大人気でしたね。日本でも人気があったのにアメリカではさっぱりで1曲も売れていませんね。私も日本で売れたので少しは聞いたことがありました。
ザ・ジャム といえばポール・ウェラーですが、のちのスタイル・カウンシルで、"My Ever Changing Moods"が1曲のみでしたがやっとアメリカで売れましたね。
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スタイル・カウンシル (hannah)
2018-08-14 21:36:15
星船さん、こんばんわ。
スタ・カンの♪My Ever Changing Moods♪は1984年に31位を記録しました。全然ニューウェイヴっぽくなくて、僕も好きな曲です。
The Jamがヒットしなくて、ClashとかKaja Goo Gooがヒットするのですから、わからないものです。
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ポール・ウェラー (星船)
2018-08-14 23:07:35
hannahさんこんばんは。
私もスタイル・カウンシルの"My Ever Changing Moods"、好きなんですよ。軽くてポップで口ずさみやすい良い曲ですよね。
The Jamがヒットしなかったのはホント理由がわかりません。スタイル・カウンシルがヒットするくらいならJamは大ヒットしても良かったと思います^^;
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