ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

スティクス Styx - Music Time(1984年の洋楽 Part23)

2020-06-11 22:18:23 | '84年洋楽
1984年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart23はStyxの"Music Time"。
最高位は6月2日と9日の40位。年間チャートは圏外でした。

Styxですが、人気アメリカンプログレハードロックバンド。初ヒットは2枚目のアルバム『StyxⅡ』で、そのアルバムからのシングル"Lady"が全米6位の大ヒットになります。
そして1976年にギターのTommy Shawが参加、1977年にリリースした彼ら7枚目のアルバム『The Grand Illusion』がアルバムチャート6位の大ヒット、このアルバムから名曲"Come Sail Away"が大ヒット、最高位8位を記録します。この曲で全米の人気を確立しました。

そして9枚目のアルバム『Cornerstone』が最高位2位、シングル"Babe"が彼ら初めてのNo.1ヒット。次のアルバム『Paradise Theatre』ではなんとアルバムチャートでも1位を獲得しました。

"Music Time"ですが、彼らの初めてのライブアルバム『Caught in the Act』に収録された唯一のスタジオ録音曲。
残念ながらこのアルバムを最後にTommy Shawがバンドを脱退、バンドも活動を停止します。
この曲のギターはTommy Shawですが、PVにはTommy Shawの姿がありません。4人組みたいですね。
曲の作者はDennis DeYoung。ポップな明るい曲です。ギターもなかなかカッコいいです。Tommy ShawとDennis DeYoungが揃う最後のシングルになってしまいました。

この曲を最後にしばらくStyxの名前はチャートから消えてしまいます。その代わりにTommy ShawとDennis DeYoungのソロシングルがチャートを上がってきます。
次にStyxの名前がチャートに現れるのは90年代に入ってから、名曲"Show Me the Way"が3位を記録する大ヒットになります。
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ビルボード 全米 Top40 1984年6月9日付 Steve Perry - Oh Sherrie

2020-06-07 20:31:54 | 1984年ビルボードTop40
1984年6月9日付ビルボード All American Top40、1位の交代がありました、2位から上がっての1位はCyndi Lauperの"Time After Time"。Cyndi Lauperですが、デビューシングル"Girls Just Want to Have Fun"がいきなりの2位を記録、続くシングルでの初めての1位獲得です。デビューから驚きの連続大ヒットです。

2週間の1位からダウンしての2位はDeniece Williamsの"Let's Hear It for the Boy"。映画「Footloose」のサウンドトラックから2曲目のNo.1ヒットです。Deniece Williamsですが、60年代から活躍していますが、Top40ヒットはこの曲で4曲目、1978年に1位を記録したJohnny Mathisとのデュエットソング"Too Much, Too Little, Too Late"以来2曲目のNo.1ヒットです。
3位は4位からアップ、Steve Perryの"Oh Sherrie"。Steve Perryですが、もちろんJourneyのリードボーカリスト。Journeyでは最高位2位の"Open Arms"、4位の"Who's Crying Now"の2曲のTop5ヒットを持っていますが、ソロでは最高位17位のKenny Logginsとのデュエット"Don't Fight It"以来2曲目のTop40ヒットです。
4位は5位からアップ、Duran Duranの"The Reflex"。Duran Duranですが、1982年に初めてのヒットで最高位3位を記録した"Hungry Like the Wolf"以来この曲で4曲目のTop5ヒットとなりました。
5位は6位からアップ、Night Rangerの"Sister Christian"。Night Rangerですが、デビューシングル"Don't Tell Me You Love Me"は最高位40位のかろうじてのTop40ヒット。2曲目のTop40ヒットで5位まで上がってきました。

この週3位はSteve Perryの"Oh Sherrie"。最高位はこの日6月9日の1週のみの第3位。年間チャートは31位。ソロでは最高のヒットとなりました。

Steve Perryですが、もちろんアメリカンロックグループJourneyのリードボーカル。
Journeyの結成は1975年ですが、Steve Perryは1977年になってからバンドに参加、1979年にJourneyとしての初めてのTop40ヒット"Lovin', Touchin', Squeezin'"が最高位16位を記録します。
1980年にバンドにベイビーズからジョナサン・ケインが参加、81年に発表したアルバム『Escape』が大ヒット、9週間の1位を記録し、シングルも最高位2位を記録した"Open Arms"など4曲のTop40ヒットを出し、大人気ロックグループとなります。
次のアルバム『Frontiers』も続けて大ヒット、こちらからも4曲のTop40ヒットが生み出されました。

Steve Perryですが、初めてのソロヒットは1982年のKenny Logginsとのコラボシングル"Don't Fight It"。最高位は17位。Kenny Logginsのアルバム『High Adventure』にゲスト参加したものでした。
そしてJourneyの人気絶頂期の1984年にリリースされたのが初めてのSteve Perryのソロアルバム『Street Talk』です。
そのアルバムからのファーストシングルがこの曲"Oh Sherrie"です。
曲の作者はSteve Perryに加え、Randy Goodrum、Craig Krampf、Bill Cuomoの4人の共作。アルバム『Street Talk』には曲づくりにRandy Goodrumが全面的に参加していますが、このRandy Goodrum、AOR系の素晴らしい曲を書く人なのです。Anne MurrayのNo.1ヒット"You Needed Me"やMichael Johnsonの名曲"Bluer Than Blue"、Dottie West & Kenny Rogersの"What Are We Doin' in Love"など、素晴らしい曲をたくさん作っている人気ソングライターです。さらにCraig KrampfとBill CuomoはKim Carnesの歴史的な大ヒット"Bette Davis Eyes"のバックに参加していた方です。

"Oh Sherrie"ですが、Steve Perryのガールフレンドに贈った曲だそうです。


今週 先週 song / artist
1 2 TIME AFTER TIME / CYNDI LAUPER
2 1 LET'S HEAR IT FOR THE BOY / DENIECE WILLIAMS
3 4 OH SHERRIE / STEVE PERRY
4 5 THE REFLEX / DURAN DURAN
5 6 SISTER CHRISTIAN / NIGHT RANGER
6 8 THE HEART OF ROCK & ROLL / HUEY LEWIS & THE NEWS
7 3 HELLO / LIONEL RICHIE
8 9 BREAKDANCE / IRENE CARA
9 11 SELF CONTROL / LAURA BRANIGAN
10 14 JUMP / POINTER SISTERS
11 12 BORDERLINE / MADONNA
12 7 AGAINST ALL ODDS / PHIL COLLINS
13 13 I'LL WAIT / VAN HALEN
14 18 DANCING IN THE DARK / BRUCE SPRINGSTEEN
15 16 ITS A MIRACLE / CULTURE CLUB
16 10 TO ALL THE GIRLS I'VE LOVED BEFORE / JULIO IGLESIAS & WILLIE NELSON
17 20 YOU CAN'T GET WHAT YOU WANT / JOE JACKSON
18 23 EYES WITHOUT A FACE / BILLY IDOL
19 22 ALMOST PARADISE / MIKE RENO & ANN WILSON
20 17 DANCING IN THE SHEETS / SHALAMAR
21 15 THE LONGEST TIME / BILLY JOEL
22 26 STAY THE NIGHT / CHICAGO
23 25 RUN RUNAWAY / SLADE
24 27 WHO'S THAT GIRL? / EURYTHMICS
25 36 LEGS / ZZ TOP
26 32 MAGIC / CARS
27 29 MODERN DAY DELILAH / VAN STEPHENSON
28 35 INFATUATION / ROD STEWART
29 30 MY EVER CHANGING MOODS / STYLE COUNCIL
30 34 LOVE WILL SHOW US HOW / CHRISTINE MCVIE
31 33 DANCE HALL DAYS / WANG CHUNG
32 44 DOCTOR! DOCTOR! / THOMPSON TWINS
33 37 WHAT IS LOVE? / HOWARD JONES
34 31 ROCK YOU LIKE A HURRICANE / SCORPIONS
35 41 NO WAY OUT / JEFFERSON STARSHIP
36 57 WHEN DOVES CRY / PRINCE
37 38 WHISPER TO A SCREAM / ICICLE WORKS
38 39 I CAN DREAM ABOUT YOU / DAN HARTMAN
39 47 DON'T WALK AWAY / RICK SPRINGFIELD
40 40 MUSIC TIME / STYX
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Van Halen - I'll Wait(1984年の洋楽 Part22)

2020-06-04 21:04:07 | '84年洋楽
1984年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart22はVan Halenの"I'll Wait"。
最高位は6月2日と9日の2週間の13位。年間チャートは残念ながら圏外でした。

Van Halenですが、"Jump"の回の時に詳しく紹介しましたが、ギタリスト Eddie Van Halenを中心に1972年に結成されたハードロックグループ。
1978年に最高位36位を記録したヒット曲"You Really Got Me"が初めてのヒット、その後、5曲目のシングルヒット"Jump"が年度を代表する特大のヒットとなり、この"I'll Wait"が6曲目のTop40ヒットとなりました。

さて"I'll Wait"ですが、"Jump"と同じく6枚目のアルバム『1984』収録曲。なので、プロデューサーもおなじくTed Templeman。The Doobie Brothersのプロデューサーとしても有名ですね。

そしてこの曲"I'll Wait"の作者ですが、メンバーの4人に加え、Ted Templemanつながりなのでしょうか、Michael McDonaldが作者に名前を連ねています。曲調にもMichael McDonaldの影響が大きく感じられます。
もちろんカッコイイギターソロもありますが、シンセサイザーが凄く効いています。 David Lee Rothのちょっと控えめなボーカルも良いですね。
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