原田マハの『異邦人(いりびと)』を読んだ。
春の桜、葵祭、祇園祭、川床、送り火、紅葉など、四季折々の京都を舞台に描く作品。絵を中心に日本画壇とか美術のおはなしだが、出生の秘密があったり、夫婦の裏切りがあったりと意外な展開で面白く読める。
ただ残念だなぁと思うのは、これだけよく練られた登場人物と展開にもかかわらず、けっこうあっさりと終わってしまったこと。もう一練り二練りすれば傑作になったんじゃないかと・・・、一読者が勝手に思っている。
原田マハの『異邦人(いりびと)』を読んだ。
春の桜、葵祭、祇園祭、川床、送り火、紅葉など、四季折々の京都を舞台に描く作品。絵を中心に日本画壇とか美術のおはなしだが、出生の秘密があったり、夫婦の裏切りがあったりと意外な展開で面白く読める。
ただ残念だなぁと思うのは、これだけよく練られた登場人物と展開にもかかわらず、けっこうあっさりと終わってしまったこと。もう一練り二練りすれば傑作になったんじゃないかと・・・、一読者が勝手に思っている。