根本聡一郎の『プロパガンダゲーム』を読んだ。
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大手広告代理店の採用の最終選考はプロパガンダゲーム。学生たちが、戦争をすべきという政府チームと戦争をすべきではないというレジスタンスチームに分かれて、一定の制約のもと、それぞれのプロパガンダを駆使して世論操作するゲーム。勝ったチームのメンバーは選考に有利になるという。
メディアの問題点も指摘していて、なかなかに面白く読める。読み応えあって、ロシアのウクライナ侵攻のプロパガンダを考えるとなんともタイムリーで、今読んでおきたい作品だ。