DVDを買って「真実の行方」を観た。リチャード・ギア主演の法廷サスペンス。
大司教がメッタ刺しにされて殺され、現場から血だらけで逃げたアーロンが逮捕される。アーロンは大司教が殺されたとき第三者がいたと証言するが、その前後の記憶がない。敏腕弁護士のマーティンはアーロンの弁護を引き受け、調べていくと、大司教に絡んでいろいろな事実がわかってくる。同時にアーロンの精神鑑定をすすめると、ロイという別人格がいることがわかり、ロイが現れている間はアーロンの記憶がなくなることから、大司教を殺したのはアーロンの別人格ロイではないかと考えられる。そして公判中、検察の尋問時にロイがあらわれて・・・。
|
タイトルにあるように、何が真実なのかをたどっていくお話しで、俳優さんたちの名演に引き込まれて面白く観られる作品。そして、ラストに驚きの真実が・・・。以下ネタバレなので未見の方は読まないように。
公判中に別人格のロイが現れたことから、裁判は中止になり、アーロンは病院に送致されることになる。事実上の無罪判決だ。そのことをアーロンに告げに行ったマーティンは、ロイなどという人格は存在せず、すべてがマーティンの演技だったことを知り愕然とする。