藤代三郎の『外れ馬券に帆を上げて』を読んだ。昨年『週刊Gallop』に連載されたコラム「馬券の真実」をまとめたもので、毎年出版される『外れ馬券-』シリーズの最新刊。
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いつも通り馬券が外れまくってお金が無くなっていくのだが、競馬をやめることはできずに、なんとか損失を最小限におさめようといろんな馬券作戦を試してみるのはいつも通り。今回がいつもと少し違うのは、コロナ禍での無観客開催が多く、現地に行かずに自宅で投票していること。そのせいかいつもより購入金額が少ないような・・・。
予想は完璧だったのになぜか外してしまった話を書かせると他に右に出る者はいない著者。今回は、直前で弱気になって購入額を減らして、当たりはしたものの、呆然とするオークスが秀逸。競馬しなくなって馬の名前なんてわからなくてもホント楽しめるシリーズだ。いつまでも続けてほしい。
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