砂川雨路の『置き去りのふたり』を読んだ。
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みちかと太一と空人の3人は大学時代仲の良い親友で、大学卒業後も仲が良かったのだが、卒業後一年ほど経ったころ空人が恋人と心中した。明るく人気者だった空人がどうして?ととまどうふたりに空人から遺書が届く。遺書には「俺はふたりををいつまでも恨んでいるよ」と書かれていて、恨まれる覚えのないふたりは空人のことを調べるのだが、そこには意外な事実が・・・。
調べてわかった空人の人間性に驚くふたりだが、ちと無理があり過ぎ。心中の理由もなんだか釈然としない。オチの遺書の真相もなんだかなぁ・・・。ちょっと残念な印象のお話だった。
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