東野圭吾の『流星の絆』を読んだ。長篇のミステリー。
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ペルセウス座流星群を観ようとこっそり家を抜け出した三兄弟妹。家に帰ると両親が何者かに殺されていた。犯人につながる手がかり少なく、事件はほぼ迷宮入りだが、時効直前に犯人と思しき人物を発見。その人物を追い詰めようとする兄弟妹だが・・・。
以下ネタバレを含むので未読の方は読まないように。
確かに意外な人物が犯人で驚きの真実だが、伏線がほとんどなくて、真犯人はわからないよねぇ。まさか事件の捜査をしている刑事が犯人だとは思わないでしょ。動機も弱いし・・・。静奈が両親を殺した(と思われる)男の子供に恋するとか、ちょっと理解に苦しむ展開で、東野圭吾にしては思ったほど楽しめなかったよ。ちと残念な作品だった。
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