西條奈加の『心淋し川』を読んだ。直木賞受賞作。
6篇の作品を収めた短篇集。江戸、千駄木町の場末、淀んだ心淋し川沿いの心町(うらまち)の長屋に住む人々を描くお話し。いずれも登場人物の背景、生き方、心情をしっかり描いていて読み応えあり。最後に収録の「灰の男」では、前の5篇に脇役で登場した差配が主人公、前5篇に巧く絡めてきれいにまとめた印象。
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面白く読めるお話しで、読んでおかないともったいない作品だ。
西條奈加の『心淋し川』を読んだ。直木賞受賞作。
6篇の作品を収めた短篇集。江戸、千駄木町の場末、淀んだ心淋し川沿いの心町(うらまち)の長屋に住む人々を描くお話し。いずれも登場人物の背景、生き方、心情をしっかり描いていて読み応えあり。最後に収録の「灰の男」では、前の5篇に脇役で登場した差配が主人公、前5篇に巧く絡めてきれいにまとめた印象。
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