今日は、「兼題で詠むコツは何ですか?」という質問もあった。私の場合はどうなんだろうと考える事が勉強になる。
例えば、来月のかたつむり句会の兼題は『虹』。出来るだけ虹を見たい。ところが、紫陽花なら紫陽花寺へ行けばよいが、虹という季語はどこに行ったら見られると言う物でもない。雨上がりに散歩してみたら偶然見られるかもしれない。それでも見られなかったら?
1、過去に虹を見た思い出の場面を写生する。
2、YouTubeの虹の映像を見て詠む。
3、空想で詠む。
大体この三つ。紙の上で言葉をいじくり回さないで、思い出の虹でも、バーチャルの虹でも、きっちり写生。写生すると細部がリアルになる。口ずさんでみて、自分の気持ちが季語に寄り添ってたら完成。それが私のコツと言えばコツかな。
そして私は今虹を探しにかいじで旅立つ!
うそうそ。奥の細道順不同旅、第二弾の千住大橋へ向かうところ。晴れて嬉しい。千住大橋に虹が掛かったらラッキー。ここんとこPC問題に苦しみ、喧嘩もし、コロナに怯え、心が擦り切れかけ。やれやれ、除菌に心しつつ、久々の旅を楽しもう。