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ミセスローゼンの上人坂日記

あの世でも頬杖をつく薄かな

明治28年10月6日。子規と漱石が連れ立って道後を散策した。
116年後の同じ日、私たちも道後をそぞろ歩く。

子規さんに扮した渡部和也君が、鷺谷墓地や宝厳寺へみなをいざなう。

草田男の墓へは寄らず秋の蝶

私とパールさんが、ネオン坂あらため上人坂で、句碑のご披露をする。と思いきや、句碑ではなかった。
子規の「花の句の立て札」やった。
略して花札?

子規の声遠のく薄日和かな
こんなこと書いたらクビになるかもしれんけど、私はネオン坂の方がすきだな。女の人が坂道に立ってたという話もさびしくてスキ。
秋風や傾いて立つハイヒール

境内で、エレクトリック尺八の演奏。生演奏が聞きたかった、って愚痴ばかり書いてたらだめすね。ハーレムで聞くゴスペルもこんな感じだったから、宗教的にはアリかな。

尺八や金木犀の花散らす

最後においでん家で打ち上げ。宇和島鯛飯を食べる。子規さんがここにいれば、さっそく箸袋開く場面だけどと思いつつ、滋養たっぷりの卵鯛飯食べる。

ネクタイの吹かれ続けて秋の坂
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