ミセスローゼンの上人坂日記

ハンカチに包みて大き鼻をかむ



かぼちゃん温泉

文字通り目が回るほど忙しいが、映画見に行った。デカプリオの華麗なるギャツビー。どうしても劇場で見たい映画なので、今見とかないと、日を追うほどに益々忙しくなり、結局みれなかったわーではすまされない。それほど大事な小説ギャツビーは、私にとって。
でも、ロバート・レッドフォードの映画は、それほど感心しなかった。つか、途中で寝てまう。小説ギャツビーの魅力が活かされてなかった。俳優の魅力だけだった。時代の虚しさは描けても、時代のエナジーを描けてなかった。アメリカは若い国だから、発展の途中に、爆発的なエナジーの奔流があり、スタインベックの小説などにもそれがむんむんあるのに、映画にはない、虚しさはもういらん。奔流が見たいんだ、と常々思ってた。今回のギャツビーには、それがある。あるどころか、それがメイン。CG効果で、まさに私の想像通りの悪夢のような、しかし魅惑的なニューヨークが描かれている。奔流を極めずして、虚しさなし。幸福を極めずして、悲劇なし。
バズ ラーマン監督すごいわ。見るべし。
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